Fhilia Hall
JUST ONE WORLDシリーズ 第8回

ジュリアード弦楽四重奏団

【日時】2013年6月 6日(木)開演       

艶やかな音色と揺るぎないアンサンブル

 

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photo©Steve J Sherman

世界の頂点に君臨し続ける、1946年結成のアメリカの名門クヮルテット。近年新しくメンバーとなった若きヴァイオリンの名手ジョセフ・リンに、44年間在籍し今季で勇退するヴィオラのサミュエル・ローズ。連綿と続く"ジュリアード"の歴史を今、目の当たりにする。

ヴァイオリン=ジョセフ・リン| ロナルド・コープス
ヴィオラ=サミュエル・ローズ
チェロ=ジョエル・クロスニック

 

プログラム

ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番変ホ長調Op.127
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132

 

チケット情報

[料  金]S¥6,500 A¥5,500 【学生券(一般発売日以降枚数限定)¥2,000】
シリーズセット券S¥11,000〔5/17東京クヮルテット
[フィリアホールメンバーズ先行予約締切日] 2013年2月1日(金)
※WEBは2013年1月31日(木)18:00まで
[一般発売] 2013年2月23日(土)電話・インターネット・モバイル 11:00
※発売日初日の窓口販売はございません。
[チケット取扱] フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00~18:00)

オンラインチケット予約

 

 

プロフィール

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Photo©Steve J Sherman

ジュリアード弦楽四重奏団 Juilliard String Quartet

 

1946年創立以来、ジュリアード弦楽四重奏団は、創立者かつ第1ヴァイオリンを50年に渡り担当したロバート・マンや、結成当時の学長ウィリアム・シューマンが「新しい作品をあたかも定評ある偉大な作品であるかのように演奏し、偉大な作品をあたかも新しい作品であるかのように演奏する」というモットーを具現化してきた。明確なサウンド、作品の構造の明晰な表現、音の美しさ、旋律の純粋さ、そして共通の目的に向かう姿勢は、全ての時代のあらゆる作品に一貫して表現されている。現在は、サミュエル・ローズ(ヴィオラ/69年~)、ジョエル・クロスニック(チェロ/74年~)、ロナルド・コープス(第2ヴァイオリン/97年~)、ジョセフ・リン(第1ヴァイオリン/11年~)のメンバーで構成。2012/13年シーズンは、ラビニア音楽祭、デトロイト、フィラデルフィア、クリーヴランドなどでの演奏会、ニューヨークでの毎年恒例の2回のアリス・タリー・ホール公演と、年間を通じたジュリアード音楽院での教育活動の他、アリゾナ州立大学でも、マスタークラス、コーチング、コンサートの3部門のレジデンシー活動を担当している。長い歴史の中で、ジュリアード弦楽四重奏団は500曲以上の作品を演奏し、その中には、ジャズの作品含む60名ほどのアメリカ人作曲家の初演が含まれる。ジュリアード弦楽四重奏団はバルトークの弦楽四重奏曲全6曲をアメリカで初めて演奏し、またシェーンベルクの弦楽四重奏曲の斬新な演奏で、シェーンベルクの再評価を現代に知らしめるという偉業を成し遂げた。また、アメリカそしてジュリアード音楽院を代表するクァルテットとして、40年以上に渡り、国会図書館のレジデンシーを務め、ミシガン州立大学でも10年以上レジデンシーを務めている。毎年恒例のジュリアード音楽院でのセミナーでは、様々な卒業生のクァルテット・イン・レジデンス(ブレンターノ、アメリカン、キアラ、エマーソン、上海、セント・ローレンス、東京)などと連携し、様々なアンサンブルの規範となっている。100枚以上の録音をリリースしており、現代で最も広範囲の録音を残している弦楽四重奏団と言える。バルトーク全集、シェーンベルク全集、ドビュッシーとラヴェルのクァルテット集はグラミー賞を受賞している。2013年6月をもって、44シーズンに渡り、ジュリアード弦楽四重奏団のヴィオラ奏者を務めてきたサミュエル・ローズが退団を表明。13年の日本ツアーが、サミュエル・ローズがヴィオラを務める最後のツアーとなる。

 

 

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