Fhilia Hall
ウィークデーコンサートシリーズ 第45回

デンハーグピアノ五重奏団

【日時】2017年2月 9日(木)11:30開演    

歴史的な楽器で味わうシューベルトの「ます」

 

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ファン・ワセナール国際コンクール(オランダ)優勝の実力派アンサンブル。希少なオリジナル楽器による室内楽の普及に積極的に努め、世界各国の古楽音楽祭に続々出演。日本でも知名度急上昇中!作曲家が生きた時代の楽器による典雅な響きが、ランチタイムを彩ります。

フォルテピアノ◎小川 加恵
ヴァイオリン◎バディアロヴァ・朋絵
ヴィオラ◎朝吹 園子
チェロ◎山本 徹
コントラバス◎角谷 朋紀

 

プログラム

モーツァルト:ピアノ協奏曲K.107 第1番ニ長調より第1楽章
ハイドン:ピアノ三重奏曲 ト長調「ジプシー・トリオ」 Hob.XV:25 より第3楽章
ミヒャエル・ハイドン:ディヴェルティメント変ホ長調MH.9より第3楽章 ※
ベートーヴェン:ピアノソナタ 嬰ハ短調 作品27-2「月光」より第1楽章(ピアノ五重奏版)
シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調 D667「ます」より 第4楽章
ウェーバー:舞踏への勧誘op.65(ピアノ五重奏版)
ショパン:ノクターン第2番 変ホ長調op.9-2(ピアノ五重奏版)

※演奏曲目が追加になりました。(1/24)

 

チケット情報

(休憩なし/約1時間の公演)
【料金】全席指定¥1,500
シリーズセット券S¥2,500〔3/2「上野星矢」
【メンバーズ先行予約締切】2016年9月12日(月)
【一般発売】2016年10月2日(日)電話・インターネット・モバイル 11:00~
※発売日は電話・Webのみ受付し、窓口販売はございません。
【チケット取扱】フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00~18:00)

 

 

プロフィール

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小川加恵(フォルテピアノ) - Kae Ogawa - Fortepiano

 

東京藝術大学古楽科修士課程フォルテピアノ専攻修了。オランダ、デン・ハーグ王立音楽院修士課程フォルテピアノ科修了。これまでにフォルテピアノを故 小島芳子、小倉貴久子、スタンリー・ホッホランドの各氏に師事。国内外でソリスト、アンサンブル奏者として活躍。2008-2009年、オランダ、ユトレヒト古楽音楽祭に招聘され、リサイタルを行う。2010年からは、主宰するデンハーグピアノ五重奏団がバルセロナ古楽音楽祭(スペイン)、サント古楽音楽祭(フランス)、アントワープ古楽音楽祭(ベルギー)など、ヨーロッパの主要な古楽音楽祭に招聘されている。また、同年IYAP国際古楽アンサンブルコンクール(ベルギー)入賞。2011年には、ヨーク国際古楽アンサンブルコンクール(イギリス)のファイナリストに選ばれ、イギリスBBC Radio3にて放送された。同年、第16回ファン・ワセナール国際古楽アンサンブルコンクール(オランダ)第1位受賞。2012年11月、第8回浜松国際ピアノコンクール関連事業として、レクチャー及び室内楽公演を行った。2012年度、国立音楽大学音楽研究所プロジェクト「楽譜を読むチカラ」学外講師を務めた。2014年NHK学園くにたちオープンスクール特別講座講師。

 

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バディアロヴァ・朋絵(ヴァイオリン) - Tomoe Badiarova - Violin

 

才能教育を経て桐朋学園大学、大学院、研究科へと進み、和波孝よし、藤原浜雄氏らにモダン・ヴァイオリンを、戸田薫、寺神戸亮氏らにバロック・ヴァイオリンを師事する。在学中より東京バッハ・モーツァルト・オーケストラ、レ・ボレアード、バッハ・コレギウム・ジャパン等で演奏を重ね、有田正広氏指揮のもと北九州室内楽奏団とヴィヴァルディ<四季>を共演。2009年よりデン・ハーグ王立音楽院に留学。2011年シギスヴァルト・クイケン氏率いるAmbronayオーケストラアカデミーで J.S.バッハ<ロ短調ミサ>のコンサートマスターを務めた他、ペーター・ファン・ハイヘン氏の指揮のもとピゼンデルのヴァイオリン協奏曲を演奏するなど、様々な室内楽とオーケストラでソロ・リーダーを務める。 またLes Esprits Animaux(レス・エスプリ・アニモ) を結成し、以来リーダーとして演奏。ヨーロッパ中の主要国際音楽際に招かれ、またBBCやラジオフランス、ロンドン紙等、各大手メディアをにぎわせている。Les Esprits Animaux(レス・エスプリ・アニモ)としてはAmbronayレーベルよりファーストCD『テレマン〜物語を通じた音楽の旅〜』をリリース。アルカーデ・アンサンブル主要メンバー、またラ・プティット・バンド、イル・ガルデリーノ、デンハーグピアノ五重奏団等で演奏。

 

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朝吹園子(ヴィオラ)  - Sonoko Asabuki - Viola

 

東京藝術大学(ヴィオラ科)を卒業後、東京藝術大学院修士課程修了。学内にて芸大フィルハーモニーと協奏曲を共演、同声会賞受賞。明治安田生命より奨学金を、文化庁在外派遣研修員として、ドイツ・フライブルク音楽大学(ヴィオラ科)、スイス・バーゼル・スコラ・カントゥルム(古楽科バロックヴァイオリン)で学び、両大学共最優秀の成績で卒業。ヴァイオリンを荒木信子、岡山潔の各氏に、ヴィオラを豊嶋泰嗣、クロード・ルロン、岡田伸夫、川崎知憲、ウォルフラム・クリストの各氏に、バロックヴァイオリンをキアラ・バンキーニ、レイラ・シャェック、アマンディーニ・ベイヤーの各氏に指事。バロックヴァイオリニスト、バロックヴィオリスト、モダンヴィオリストとしてヨーロッパ各地で演奏会、フェスティバルに招待され数多く参加している。スイス国内主要オリジナル楽器オーケストラ「La Cetra Brockorchester」、「Capriccio Barockorchester」にたびたびメンバーとして参加し、様々なCD録音にも携わる。バロックアンサンブル「Il Profondo」、「L’allegra fonte」のメンバー。モダン楽器のヴィオリストとして小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、ヴィオラスペース、JTが育てるアンサンブルシリーズなどに出演。2004年第9回コンセール・マロニエ弦楽器部門第1位、2006年第18回宝塚ベガコンクール第1位を受賞。現在スイス・バーゼル在住。

 

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(C)井村重人

山本徹(チェロ) - Toru Yamamoto - Cello

 

東京藝術大学器楽科、同大学院古楽専攻、及びチューリヒ芸術大学修了。チェロを土肥敬、河野文昭、北本秀樹、鈴木秀美、ルール=ディールティーンスの各氏に、バロックアンサンブルを鈴木雅明、若松夏美、ケース=ブッケ、ジル=フェルドマンの各氏に師事。東京藝術大学バッハカンタータクラブにて小林道夫氏の指導のもと通奏低音奏者としての研鑽を積む。バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカ等主要な国内のオリジナル楽器オーケストラのメンバーとして定期公演・録音・海外ツアーに参加する。オーケストラ・ラルテ・デル・モンド(レバークーセン)、リ・アンジェリ・ジュネーヴ、オーケストラ・ラ・シンティラ(チューリヒ)、ストラディヴァリア(ナント)など海外のアンサンブルにも多数参加し、これまでにザルツブルク音楽祭やユトレヒト音楽祭、ライプツィヒ音楽祭、ヨーク古楽祭などヨーロッパ各地の音楽祭にも度々出演している。またチャイコフスキーやショスタコーヴィチの協奏曲をオーケストラと共演し、山形交響楽団をはじめ多くのオーケストラに客演首席奏者として参加するなど、モダン・バロックを問わず積極的に活動を展開している。
2006年第20回国際古楽コンクール<山梨>第2位。2008年第16回ライプツィヒ国際バッハ・コンクール第2位。2011年ブルージュ国際古楽コンクール審査員賞、及びデンハーグピアノ五重奏団のメンバーとしてオランダ・ファンヴァッセナール国際コンクール優勝。2010年度文化庁新進芸術家海外研修員、2011年度ロームミュージックファンデーション奨学生。日本演奏連盟会員。

 

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角谷朋紀(コントラバス) - Tomoki Sumiya - Contrabass

 

東京藝術大学器楽科卒業。コントラバスを宮澤敏夫、永島義男、西田直文各氏に師事。その後オランダ、デン・ハーグ王立音楽院にてバロックコントラバスをマギー・アークハルト氏に師事し大学院を修了。特にウィーン式のコントラバスについて調査・研究を重ね、イギリスの音楽雑誌 “The Viol”(2010年No 18号) にその記事が掲載される。コンラッド・ファン・アルフェン、ジョン・エリオット・ガーディナー、シギスヴァルト・クイケンなどの指揮者のもと“シンフォニア・ロッテルダム”、“イングリッシュ・バロック・ソロイスツ”、“ラ・プティット・バンド”など数多くのオーケストラ、アンサンブルにて演奏している。2011年、デンハーグピアノ五重奏団のメンバーとして第16回オランダ・ファン・ワセナール国際アンサンブルコンクール第1位、同時に最優秀演奏者賞を受賞。

 

 

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