Fhilia Hall

ミシェル・ダルベルト 
ピアノ・リサイタル

【日時】2017年8月 1日(火)19:00開演       

溢れ出る豊かな表現、フランスの巨匠が聴かせる名曲プログラム!

 

ダルベルト(200x380)(c)Caroline Doutre.jpg

フランスを代表する名ピアニスト、ミシェル・ダルベルトがフィリアホールに初登場。ドイツ作品を得意とし、特にシューベルトの作品全集は名盤として知られています。音楽解釈が極めて高く評価され、巨匠と呼ばれるようになっても、未だ芸術的発展を遂げ続ける彼が贈る名曲プログラム。円熟期真っ盛りの充実のピアニズムをお楽しみいただくにはもってこいのリサイタルです。

 

プログラム

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲付き」
W.A.Mozart : Piano Sonata No.11 in A Major K.331
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調op.27-2「月光」
L.v.Beethoven: Piano Sonata No.14 in C sharp minor op.27-2 “Moonlight”
ショパン:バラード第1番ト短調op.23
F.Chopin: Ballade No.1 in G minor op.23
ショパン:スケルツォ第2番変ロ長調op.31
F.Chopin: Scherzo No.2 in B flat Major op.31
ドビュッシー:前奏曲集より「沈める寺」「西風の見たもの」「花火」
C.Debussy: from Preludes : "La cathedrale engloutie", "Ce qu'a vu le vent d'ouest", "Feux d'artifice"

 

チケット情報

【料金】全席指定¥6,000 学生¥3,000(限定枚数)
【一般発売】2017年4月10日(月) 電話・オンライン予約 11:00-
※発売日は電話・Webのみ受付し、窓口販売はございません。
※当公演はフィリアホールメンバーズ先行予約発売はございません。

【チケット取扱】
フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00-18:00)
パシフィック・コンサート・マネジメント ☎03-3552-3831
www.pacific-concert.co.jp

【主催】パシフィック・コンサート・マネジメント
【共催】青葉区民文化センター フィリアホール

オンラインチケット予約

 

 

プロフィール

ダルベルト(170x170)(c)Caroline Doutre.jpg

ミシェル・ダルベルト(ピアノ) - Michel Darbelto - Piano

 

 ミシェル・ダルベルトが最初に注目を浴びたのは、1975年のクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールで優勝し、現代で最も優秀なピアニストの1人として認められた時である。3年後、リーズ国際ピアノ・コンクールで優勝し、また、最初の録音であるシューベルトの2つのソナタがアカデミー・シャルル・クロ・グランプリを受賞したことで、同年代のピアニストの中でも特に際立った存在として、とりわけその優れた演奏テクニックで、一躍注目を集めた。
 パリ生まれ。3歳半でピアノを始め、12歳の時にアルフレッド・コルトーの愛弟子ヴラド・ペルルミュテールに紹介され、1968年パリ国立高等音楽院のペルルミュテールのクラスに入学、9年後卒業。これまでに、エーリヒ・ラインスドルフ/パリ管弦楽団、サー・コリン・デイヴィス/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヴォルフガング・サヴァリッシュ/スイス・ロマンド管弦楽団、クルト・マズア、レナード・スラットキン/フランス国立管弦楽団、エリアフ・インバル/ウィーン交響楽団、(旧)ケルン放送交響楽団、アンドリュー・デイヴィス/ロンドン・フィル、シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団、マンフレッド・ホーネック/オスロ・フィル、ユーリ・テミルカーノフ/ローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団のほか、マレク・ヤノフスキ、ギュンター・ヘルビッヒ、ネーメ・ヤルヴィ、ジョゼフ・スヴェンセン、フランツ=ポール・デッカー、ハンス・フォンク、ドミトリ・シトコヴェツキー、ジョン・ネルソン、ぺトル・アルトリヒテル、ルドルフ・バルシャイ等の指揮者と共演。またルツェルン、モントルー、エディンバラ、ウィーン、エクサン・プロヴァンス、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、モントリオール、シアトルなどの音楽祭に客演している。
 デビュー当時より、シューベルト、モーツァルトの解釈には定評があり、その他リスト、ドビュッシー、フォーレ、ラヴェルの演奏も、高く評価されている。レコーディングにも非常に積極的であり、中でも、DENONからリリースした「シューベルト:ピアノ作品全集(14枚組)」は特筆に値する。他にも、グリーグのピアノ協奏曲やシュトラウスの「ブルレスケ」をポミエ指揮フィルハーモニア管と、シューマンのピアノ協奏曲のライブ演奏をウィーン音楽祭でインバル指揮と、また、バーバラ・ヘンドリックスとのフォーレの歌曲集や、ジェシー・ノーマンとのショーソンの歌曲集などがある。現在はBMGに幅広いレパートリーを録音しており、最初のドビュッシーの前奏曲集は「ル・モンド・ドゥ・ラ・ミュジーク」誌で特選盤に選ばれ、またジョン・ネルソン指揮パリ室内管弦楽団とモーツァルトのコンチェルト第20番、第22番も録音している。2004年リリースの「リゴレット?リスト編曲?ヴェルディ、ワーグナー/トランスクリプション」は、グラモフォン、ディアパソン、クラシックFMなど各誌で絶賛され、売行きも同夏のトップを記録した。近年は、ヴォーグ・レーベルより「プレイズ・リスト、スクリャービン」をリリースしたほか、ルノー・カプソン、エベーヌ・カルテット他と録音したフォーレの室内楽全集の5枚組CDが好評を博す。また、2015年にはアパルテ・レーベルより「ドビュッシー:ピアノ作品集」がリリースされ、今後もフランス作品のレコーディングが予定されている。ソリストとしての他に、ダルベルトは室内楽奏者としても際立った存在である。ヘンリク・シェリングとベートーヴェンのソナタ全曲演奏会、ニキタ・マガロフと2台ピアノ演奏会を行なったほか、ボリス・ベルキン、ドミトリ・シトコヴェツキー、リン・ハレル、トルルス・モルク、ルノー・カプソン、ゴーティエ・カプソン、ニコライ・ズナイダー、ユーリ・バシュメット、アンリ・ドマルケット等と共演している。1991年から2009年までクララ・ハスキル国際ピアノ・コンクールの審査委員長を務め、現在は理事。また、2011年からはパリ国立高等音楽院で教鞭をとり、教授として後進の指導にあたっている。日本では、NHK交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団と共演し、絶賛を博す。また、2006年放映のNHKテレビ「スーパーピアノレッスン」では講師を務め、エスプリに富んだ演奏を披露した(2008年4月~7月、NHK再放送)。また、1996年にフランス政府から国家功労勲章を授与されている。

 

 

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