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演奏会を円滑に進める影の力持ち的存在の舞台監督。その仕事内容は多岐にわたり、冷静で的確な判断力とコミュニケーション力が求められます。実際にはどんなことをしているのかを、お話ししてみましょう。
まず公演前に、主催者および演奏者と公演(演奏)の進行内容について打合せを行い、タイムスケジュールと公演に必要な内容を把握して、公演当日、関係各所に的確な指示を出します。たとえば公演の開演前はこんなふうに進みます。
お客様の着席状況を主催者やロビーのスタッフと確認をとりながら開演時間の判断を行い、「開演チャイム」を鳴らす。次に「まもなく開演いたします」などのアナウンスを担当者に言ってもらう指示を出す。この後、数分内に出演者の準備(楽器、楽譜、衣装、靴、そして本人の心の準備)を舞台袖で整えて貰い、再度、客席の状況を見極めつつ、予定開演時間に合わせて微妙な調整をする。そして、照明担当者に本番照明への切り替えを指示し、ドア・スタッフに開閉サインをおくり演奏者をステージへと送り出す。と同時に、音響担当者へは、マイクロホンの調整と録音操作のスタート・タイミングを指示。
その他にも、ステージ床面や客席、ホールの電球照明、空調の温度や湿度、ピアノなどの楽器類、舞台備品(椅子、譜面台、平台)などを細かくチェックするのも、舞台監督の仕事です。 また、舞台転換要員、ドア係り、カゲ・アナウンス、ロビーでのお客様案内係り、アーティスト・マネージャーなどの存在も、舞台監督をサポートする人材として欠かせません。
突発的な事項が起きても速やかに対応し、公演を無事に進行させ、出演者もお客様も満足する演奏会をサポートできるよう心がけています。 そのためには、皆さまとのコミュニケーションが一番大切だと思っています。
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