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Interview@philiahall


神童ピアニスト初登場!
ピアノ:ベンジャミン・グロヴナー

2010年1月26日(火)11:30
ベンジャミン・グロヴナー

 

平日のお昼に、気軽に本格的な音楽を聴ける人気シリーズ“らん・らん・ランチにいい音楽”。1月26日にはイギリスの17才の若手ピアニストが初来日、未知の驚くべき才能がいよいよ登場となります。公演に向けてメッセージが届きました。

♫今回の1時間のプログラム、バラエティに富んでいて楽しみです。

まず、カプースチンエチュード3曲です。カプースチンはモスクワ音楽院で作曲を学び、ジャズの影響が強く、ピアニストにとってはハイレベルなテクニックが数多く要求されます。「パストラール」は田舎の天気の良い日にシャボン玉がふわふわと飛んでいる感じの曲調ですが、実は左手ですごく弾きにくい跳躍進行を繰り返しています。「間奏曲」はゆったりと始まり、ラストはブルース調のきらめくクライマックスを迎えます。「トッカティーナ」はたくさんのリズムが交差して打楽器のような曲で、ピアニストには素早い指の動きと反応が要求されます。 続いて、リストソナタロ短調は、数あるピアノ作品の中でも傑作のひとつですね。悪魔的な表情、情熱やドラマ、そして至福の安らぎなど、さまざまな感情の起伏を見事に表しています。いくつかの主題がいろいろと姿を変えて、劇的な音楽効果の対比を生み、曲全体がひとつの流れとして有機的に組み立てられています。 最後はショパン、有名なノクターン第20番(遺作)スケルツォ第3番です。ノクターンは1830年に作曲され、姉のルドヴィカに捧げられた1曲ですが、出版されたのはショパンの死後26年経ってからでした。苦悩に満ちた重々しいメロディと中間部の屈託のない明るさが印象的です。スケルツォは「冗談」という意味ですが、この曲には軽やかでおどけた雰囲気はほとんどありません。ショパンの弟子で(ピアノを強烈に弾くので)テーブルに穴を開けていたかもしれないアドルフ・グートマンから触発されたであろう、荒々しく執拗なオクターヴの連打で始まります。対照的にコラール部分では静かなメロディにゆらめく光がふりそそぎます。

ベンジャミン・グロヴナー

♫将来の夢は?目標とする音楽家はいらっしゃるのでしょうか。

小さいときから夢は演奏家になることでした。そして今、ようやくその夢がかないつつあると感じています。尊敬するピアニストは、ホロヴィッツ、リパッティ、モイセイヴィチ、ルービィンシュタインなど。昔は技術だけではなくもっと音楽性が重んじられていたように思います。

♫普段、ピアノ以外では何か趣味はありますか。

練習にたくさんの時間を費やさなくてはならないので、空き時間はあまりないのが現実です。でも本が大好きで読書を楽しんでいます。それから毎晩走ったり、ジムで泳いだりしていますよ。今、学校で音楽を専攻しているので、その勉強もよくしています。知人に日本人の指揮者の方がいるのですが、彼からたくさん日本のことを聞いていて、日本に行くのが今から本当に楽しみです!

先行して届いた音源は、文句なく素晴らしい出来!1月のコンサートが楽しみです。

インタビュー
 
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