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Göran Söllscher/ イョラン・セルシェル
1955年スウェーデンのヴェクシェに生まれる。7歳よりギターを始め、マルメ音楽院、デンマーク王立音楽院にてペル=ウロフ・ヨンソンに師事。78年第20回パリ国際ギター・コンクールに彗星のごとく登場し、優勝をさらう。音楽の美しさ、豊かな音楽性と共に、彼が見事なバッハを奏でた“11弦ギター”が大きな注目を集めると共に、このコンクールを機にイギリスのケルキーニ、フィンランドのアーボ、スイスのモントリーをはじめとする数々の音楽祭に招かれ、活動は世界に拡がる。
現在、セルシェルは、ヨーロッパをはじめ、北米、南米、中国、韓国、日本、スカンジナヴィアと世界中でツアーを行っている。その活動は、ソリストとして様々なオーケストラとの協演と同時に、リサイタル、室内楽も活発に行っている。共演した指揮者は、クラウディオ・アバド、ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス、アレクサンダー・ギブソン、エッサ=ペッカ・サロネン、オッコ・カムなど多数に登る。
91年10月、ロドリーゴの90歳の誕生を祝いマドリッドで開催された国際フェスティバルにおいて「アランフェス協奏曲」を演奏し、賞賛を浴びる。またこの企画はプエルトリコでも開催された。レパートリーはルネサンス音楽から現代音楽に至るまで大変幅広く、E.ファルーの「妖精の午睡」等、彼のために作曲されたものも多い。
レコーディングも、ドイツ・グラモフォンの専属アーティストとして永年にわたり行ってきている。J.S.バッハのリュート作品全曲をはじめ、ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」、ヴァイオリンのギル・シャハムとの「パガニーニ・フォー・トゥー」、「シューベルト・フォー・トゥー」、ビートルズ作品を集めた「フール・オン・ザ・ヒル」、「イエスタディからペニー・レインまで」、フルートのパトリック・ガロワとの「ピアソラ・フォー・トゥー」など、注目すべきCDを次々とリリースしている。またシューベルトの歌曲集、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲、バロック作品集、ルネッサンス作品集など、新たな分野への取り組みも意欲的に行っている。90年にリリースされたオルフェウス室内オーケストラとのアランフェス協奏曲は今日までに10万枚を超えた売り上げを誇っている。一方、マルメ音楽院、ストックホルム王立音楽院、ルント大学でも教鞭を執り、世界中からセルシェルの音楽を求めて若い才能が集まっている。
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