Miyamoto Masumitsu / 宮本益光

東京藝術大学卒業。同大学大学院修士課程、博士課程修了。オペラでは『ドン・ジョヴァンニ』でデビュー以来、『ラ・ボエーム』ショナール、『シャーロック・ホームズの事件簿』タイトル・ロール、『遠い帆』徳川家康役、『欲望という名の電車』(日本初演)スタンリー役などに出演。04年には宮本亜門演出の『ドン・ジョヴァンニ』タイトル・ロールで二期会デビューを果たす。古典作品から現代作品、邦人作品までレパートリーは幅広い。06年、東京二期会『ボエーム』ショナール、東京室内歌劇場『欲望という名の電車』(再演)スタンリーで出演。同年11月には東京二期会(宮本亜門演出)『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモで出演し、その公演は芸術祭大賞を受賞した。07年、日生劇場音楽ドラマ「チャイコフスキー」にタイトル・ロールとして出演し、舞台をリード。歌唱だけにとどまらず、淡路恵子や長谷川初範といったベテラン俳優と互角に肩をならべる中で、極めて完成度の高い演技を披露し、表現者としてのいっそうの幅と深みを加えた。08年、新国立劇場『ラ・ボエーム』ではショナールに出演。コンサートでも「第九」をはじめソリストとして活躍。04年読売日響「カルミナ・ブラーナ」での躍動感溢れる演奏が好評を博し、その模様は日本テレビ等でも放映された他、東京オペラシティでのリサイタル「B→C」、フィリアホール「モーツァルトの歌」、津田ホール「21世紀の歌」など、次々と成功を収め様々な独自の趣向を凝らしたリサイタル、また子供のための音楽プログラムでも才能を発揮。日生劇場国際ファミリーフェスティバル08では、「アリスの歌修行」(宮本益光とクラシックコンサート)に出演、自ら構成も手がけ、大好評を博した。同年9月には大阪のシアターBRABA!と東京グローブ座にて、ミュージカル『アプローズ』に前田美波里の恋人ビル役で出演し高い評価を得た。また、ライフ・ワークであるオペラの日本語訳詞家としての活動も高い評価を得ており、これまでに広島市民オペラ「カルメン」(2000)、コレギウム・ムジクム「奥様は女中」(2002)、藤沢市民オペラ「地獄のオルフェ」(2003)、大阪いずみホール「カルメル会修道女の対話」(2005)、びわ湖ホール「ミニヨン」(2006)、日生劇場「利口なメギツネの物語」(2006)、ミラマーレ・オペラ「魔笛」(2007)「愛の妙薬」(2009)など、次々と新日本語訳詞を発表している。CDは「おやすみ」UCCS-1079や「千の風になって」(以上ユニバーサル)、「あしたのうた」(ナミレコード)をリリース。著書に「宮本益光とオペラに行こう」(旬報社)がある。
宮本益光HP http://www.mas-mits.com/ 二期会会員
Kato Masanori / 加藤昌則
東京芸術大学作曲科首席卒業、同大学大学院修了。これまでにNHK−FM「FMリサイタル」、「名曲リサイタル」などで自作品を演奏、放送終了後、問い合わせが多数寄せられた。03年、ムジークフェライン・ブラームスザールにてウィーンデビューを果たした。06年6月、サクソフォン奏者須川展也からの委嘱により、「スロヴァキアン・ラプソディ」を作曲、スロヴァキア・フィル東京公演(サントリーホール)で初演された。同年自身初のオペラ作品「ヤマタノオロチ」を発表、日経紙上などで絶賛される。また、神奈川フィルの定期演奏会で新作「刻の里標石」を初演し、高い評価を受けた(同作品は、08年3月、東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念公演にて再演された)。07年秋、「個典」を開催、注目を集めた。いわゆる「現代音楽」とは全く異なる視点で書かれた、美しく斬新な抒情性に満ちた作品は、多くの愛好者を持っている。
加藤昌則オフィシャルホームページ www.masanori-music.com
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