Fhilia Hall
ウィークデーコンサートシリーズ 第27回

ユッセン兄弟 ピアノ

【日時】2013年5月 9日(木)開演    

オランダから奇跡のピアニスト兄弟、初来日。

 

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photo©Andreas Terlaak

アルトゥール(96年生まれ)とルーカス(93年生まれ)のユッセン兄弟。
マリア・ジョアン・ピリス女史のマスタークラスはNHKでも放映され、2010年名門ドイツ・グラモフォンからCDデビューを果たした2人の神童。無垢な心が打ち震える、珠玉のシューベルトにご期待ください。

ピアノ=アルトゥール・ユッセン、ルーカス・ユッセン

 

プログラム

シューベルト:
 即興曲集D899, Op.90より
 第2番変ホ長調、第3番変ト長調、第4番変イ長調(アルトゥール)
 即興曲集D935, Op.142より
 第2番変イ長調、第3番変ロ長調(ルーカス)
 幻想曲ヘ短調D940, Op.103(アルトゥール&ルーカス;4手連弾)

 

チケット情報

[料  金] 全席指定?1,500(休憩なし/約1時間の公演)
[フィリアホールメンバーズ先行予約締切日] 2013年2月1日(金)
※WEBは2013年1月31日(木)18:00まで
[一般発売] 2013年2月23日(土)電話・インターネット・モバイル 11:00
※発売日初日の窓口販売はございません。
[チケット取扱] フィリアホールチケットセンター ?045-982-9999(11:00?18:00)
[後 援] オランダ王国大使館

 

 

プロフィール

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photo©Alek

アルトゥール&ルーカス・ユッセン Arthur & Lucas Jussen - piano

 

ルーカスとアルトゥールは、5才から、ヒルバースムでレニー・ベットマンについてピアノを始めた。ルーカス(1993年生)は、9才の時に、カメラータ・アムステルダムとの共演で、コンセルトヘボウ大ホールでデビュー。また2004年、音楽才能のための基金による国内コンクールで、アルトゥール(1996年生)は、ヤング・ミュージカル・タレント・オヴ・ジ・イヤーに選ばれる。
 
05年、ユッセン兄弟はポルトガルの誇るピアニスト、マリア・ジョアン・ピリスに招かれ、ポルトガルとブラジルで数カ月ピリスの指導を受ける。同年、ベアトリックス女王の即位25年祝典にあたって、アルトゥールとルーカスはナイツ・ホールでコンサートを行い、その模様はライブでテレビ放映される。06年には、ベアトリックス王女基金の50周年記念するコンサートにも出演。ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮オランダ放送室内管弦楽団とユトレヒトで、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団とアムステルダムのコンセルトヘボウ大ホールで、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第10番(2台ピアノのための)」を演奏。
 
06年、アムステルダムのプリンセン運河コンサートで、ルーカスはピアニストのラン・ランと共演。同年、ルーカスとアルトゥールは、ロエル・ヴァン・ダーレンがAVROテレビのために制作したドキュメンタリー「助けて!僕には才能があるんだ(Help, I have talent!)」に出演する。
 
07年5月、アムステルダム・コンセルトヘボウ大ホールで行われる「マスター・ピアニスト・シリーズ」の20周年記念コンサートで、直前にキャンセルしたマルタ・アルゲリッチの代役として、ルーカスとアルトゥールはラヴェルの「マ・メール・ロワ」を演奏する。12月には、ブラジルでのマリア・ジョアン・ピリスのマスタークラスに参加。このマスタークラスは、NHKがドキュメンタリーとして撮影、放送される。同年暮れに、ルーカスはコンセルトヘボウで、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン指揮オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団とショパンの「ピアノ協奏曲第2番」を共演。
 
08/09年のシーズンには、ハーグ・フィルハーモニー管弦楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、オランダ室内管弦楽団、ロンドン室内管弦楽団(ピリスと共に、アルトゥールはベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を、ルーカスはベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を演奏)と共演、また、ミュンヘンのヘラクレス・ホール、コンセルトヘボウのリサイタル・ホールでリサイタルを行う。
 
09年6月には、「エルミタージュ・アムステルダム」のオープニングで、ベアトリックス女王とロシア大統領臨席のもと演奏する。9月には、コンセルトヘボウのマチネ・コンサートで、プーランクの「2台のピアノと管弦楽のための協奏曲」を演奏、その様子はNPS制作のテレビ・ドキュメンタリーになった。
 
10年5月、ルーカスとアルトゥールは、ヤープ・ヴァン・ズヴィーデン指揮ダラス交響楽団との共演で、アメリカ・デビューを成功させる。8月にはラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ・フェスティヴァルに参加、オーギュスタン・デュメイ指揮王立ワロニー室内管弦楽団とモーツァルトの「ピアノ協奏曲第10番(2台ピアノのための)」を演奏する。12年11月、アムステルダムのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と共演。
 
ルーカスとアルトゥールは、ドイツ・グラモフォンと契約した最初のオランダ人演奏家であり、アルトゥールは、このイエロー・レーベルと契約した最年少演奏家でもある。ファースト・アルバムではベートーヴェンを録音、セカンド・アルバムはシューベルトを録音している。ルーカスとアルトゥールは現在、トン・ハルトシューカーとヤン・ヴィンに師事しており、さらに頻繁にピリスの指導も受けている。

 

 

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