神奈川県の音楽文化の担い手、神奈川フィルハーモニー管弦楽団がついにフィリアホールに初登場！
ブルーダル基金コンサートの一環として、また新たにスタートするフィリアホール・シリーズのプレ・オープニング・コンサートとして、常任指揮者・金聖響、首席チェロ奏者・山本裕康と共に壮麗な弦楽合奏の響きをお聞かせします。

指揮＝金 聖響（神奈川フィル 常任指揮者）
チェロ＝山本裕康（神奈川フィル 首席チェロ奏者）
管弦楽＝神奈川フィル・メンバーによる弦楽アンサンブル

グリーグ：「ホルベアの時代」よりI.プレリュード
チャイコフスキー：アンダンテ・カンタービレ（チェロ独奏：山本裕康）
チャイコフスキー：弦楽セレナード ハ長調Op.48

 

[料　　金]全席指定 大人 \2,000　学生 \1,000
※未就学児の入場は不可
※休憩なしの1時間の公演です。
[一般発売] 2013年2月23日(土)電話・インターネット・モバイル 11:00
※発売日初日の窓口販売はございません。
[チケット取扱] フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999（11:00～18:00）
[主　　催] 財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団
[共　　催] 神奈川県｜青葉区民文化センター　フィリアホール

金 聖響　Seikyo Kim - conductor

 

1970年大阪府生まれ。14才で渡米、ボストン大学哲学科を経て、ニューイングランド音楽院大学院指揮科修士課程修了。タングルウッド音楽祭に奨学聴講生として参加し、小澤征爾氏に師事。ウィーン国立音楽大学指揮科で湯浅勇治、レオポルド・ハーガーの各氏に師事。98年「ニコライ・マルコ国際指揮者コンクール」で優勝。その後「パシフィック・ミュージック・フェスティヴァル（PMF）」等の音楽祭で実績を重ね、国内外のオーケストラへ客演。海外ではデンマーク国立放送交響楽団、パリのラムルー管弦楽団、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団、ベルギー・フランダース交響楽団などへの客演で好評を博した。また国内では全国の主要オーケストラに客演を重ねている。2009年4月から神奈川フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任し、同年12月よりオーケストラ・アンサンブル金沢のアーティスティック・パートナーに就任。また10/11年シーズンからベルギー・フランダース交響楽団の首席指揮者に就任した。10年からスタートした神奈川フィルとの「マーラー・シリーズ」は大変好評を博しており、引き続き13年まで行われる。CDはオーケストラ・アンサンブル金沢を指揮して2003年にスタートしたベートーヴェンの交響曲全曲録音プロジェクトが11年5月「ベートーヴェン：交響曲第4番、第8番」をリリースして完結した。また07年からスタートしたブラームスの交響曲全曲録音プロジェクトは、09年9月に交響曲第4番および全集をリリースし完結。著書では、講談社現代新書より07年11月に発売された、作家・玉木正之氏との共著「ベートーヴェンの交響曲」に続き、09年5月には「ロマン派の交響曲?未完成から悲愴まで」が発売された。

 

 

 

山本 裕康　Hiroyasu Yamamoto  - Cello

 

愛知県出身。桐朋学園大学在学中に第56回日本音楽コンクール第1位入賞など数々の受賞歴を持つ。東京都交響楽団首席奏者、広島交響楽団の客演ソロ・チェロ奏者を経て、1997年、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者に就任、現在に至る。また、東京藝術大学、洗足学園音楽大学で後進の指導、宮崎国際音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバルの参加など欠く事の出来ないチェリストとして活躍している。2012年アルバム『情景』をリリース。レコード芸術誌上で準推薦盤の評価を得た。日本音楽界における次世代のリーダー的存在である。

 

 

 

神奈川フィルハーモニー管弦楽団
Kanagawa Philharmonic Orchestra

 

1970年3月に発足。神奈川県の音楽文化創造をミッションとして、神奈川県全域を舞台に多彩な活動を続けている。現在、2009年に常任指揮者に就任した金聖響との音楽作りが話題を呼んでいる。歴代音楽監督には山田一雄（現在は桂冠指揮者）、外山雄三、ハンス・マルティン・シュナイトがおり、常任指揮者を黒岩英臣、手塚幸紀、現田茂夫（現在は名誉指揮者）らが、首席指揮者を佐藤功太郎が、芸術顧問を團伊玖磨（現在は桂冠名誉顧問）が務めている。13年からはウィーンの指揮者サッシャ・ゲッツェルが首席客演指揮者に就任する。これまでに「安藤為次教育記念財団記念賞」（83年）、「神奈川文化賞」（89年）、「NHK地域放送文化賞」、「横浜文化賞」（07年）を受賞。テレビ朝日系列「題名のない音楽会」にも定期的に出演するなど、多方面で注目を集めるオーケストラである