Fhilia Hall
JUST ONE WORLDシリーズ 第11回

クリストフ・プレガルディエン
テノール

【日時】2014年2月14日(金)開演       

 

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(C)Rosa-Frank.com

オペラ、オラトリオ、リート、いずれの分野でも絶賛される世界最高のリリック・テナーが、フィリアホール初登場!さすらう青年の孤高の魂を描いたシューベルトの傑作「冬の旅」に、高い志で結ばれたピアノの盟友・ミヒャエル・ゲースとともに対峙します。気高き心をもって聴き手を深く揺さぶる、絶品のシューベルトにご期待ください。

ピアノ=ミヒャエル・ゲース

 

プログラム

シューベルト:歌曲集「冬の旅」D911, Op.89
1. おやすみ 2. 風見の旗 3. 凍る涙 4. 氷結 5. 菩提樹 6. あふれる涙 7. 川の上で 8. 回想 9. 鬼火 10. 休息 11. 春の夢 12. 孤独 13. 郵便馬車 14. 白髪 15. からす 16. 最後の希望 17. 村にて 18. 嵐の朝 19. まぼろし 20. 道しるべ 21. 宿屋  22. 勇気 23. まぼろしの太陽 24. 辻音楽師

 

チケット情報

【料金】:S¥6,500 A¥5,500【学生券(一般発売日以降枚数限定)¥2,000】
シリーズセット券S¥10,000〔3/14ミクローシュ・ペレーニ

【先行予約締め切り】:2013年8月23日(金)(WEBは2013年8月22日18:00まで)

【一般発売】:2013年9月14日(土) 電話・インターネット・モバイル 11:00
※発売日初日の窓口販売はございません。
【チケット取扱】:フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00~18:00)

オンラインチケット予約

 

 

プロフィール

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(C)Marco_Borggreve

クリストフ・プレガルディエン
Christoph Pregardien - Tenor

 

極めて優れた歌唱コントロール、明確な発声、知性溢れる音楽性を持ち、聴くものの心のすみずみまで音楽を届けることが出来るリリックテノール。『声には若々しい輝きを持ちながら、しかしその歌にはかなしみの漂う美しさや胸を鋭く刺すような洞察力があるのだ』(ニューヨーク・タイムズ紙)プレガルディエンはこんにちを代表する音楽家のひとりとして世界中の聴衆から愛されている。
ドイツ生まれ。在学中にドイツ放送音楽コンクールに優勝。以来、古典から現代曲までアンサンブル、オペラ、リートと各分野で世界的に活躍している。受難曲における福音史家は世界各地で絶賛されているが、最近ではその経験を生かして指揮者としての取り組みにも積極的で、2012年にバッハ《ヨハネ受難曲》、2015年には《マタイ受難曲》の指揮も予定されている。また、リート歌手としての活躍もめざましく、ウィグモア・ホール等世界の著名なホールでリサイタルを開催、いずれも高い評価を得ている。編曲版によるドイツ歌曲演奏にも力を入れており、アンサンブル・コントラステとの室内楽版によるシューマン/キルマイヤー/マーラー、木管五重奏とアコーディオンによる《冬の旅》など、話題を集めた。CD録音も多く、すでにその数は130枚を超えており、いずれも評価は高い。とくに最近はオランダのレーベル「Challenge Classics」とタッグを組み数々の印象深い録音を残しており、ミヒャエル・ゲースとのリートデュオでは、「美しい水車屋の娘」が2009年「グラモフォン」誌、MIDEMともに年間最優秀賞受賞、「冬の旅」が2013年グラミー賞(クラシック独唱部門)ノミネートなど、ひときわ注目を集めている。

 

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(C)Hermann_and
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ミヒャエル・ゲース Michael Gees - Piano

 

「非凡」という言葉は彼の道のりにこそふさわしい言葉なのかも知れない。音楽家の両親のもと、1953年に「音楽の響きあふれる」世界に登場したゲースは、3歳の頃にはすでにピアノがお気に入りのおもちゃだった。その後8歳にしてスタインウェイ・コンクールに優勝、ザルツブルク・モーツァルテウムの奨学生となる。“神童”として注目を集め、ほどなくして国際的なピアニストとして活躍を始めるが、才能にあふれた少年には『自由な音楽』への想いは痛いほど強く、15歳の時に学校も家も離れ、ひとり旅に出る。この間、2年間の船上生活も含め、多種多様な仕事を経験した。その後、機会を得てハノーヴァーの音楽大学へ復学、即興演奏や作曲を学び、彼の『自由な音楽』と『音楽の響きあふれる』世界はついに融合した。今や、作曲家、ピアニスト、そして類い稀なリート・ピアニストとして世界中で活躍している。1989年には自宅のあるギルセンキルヒェンにアーティストの集う場を、2001年には「Console Theater」を開設。音楽、演劇、ダンスを通じて、年令も性別も問わない多くの人々が、自身の芸術への想いに気づく場所となっている。また、2009年よりケルン音楽大学で室内楽(声楽)、即興演奏の指導も行なっている。

 

 

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