Fhilia Hall
フィリア・ハイムコンツェルトシリーズ 第1回

モーリス・ブルグ・トリオ

【日時】2015年5月27日(水)19:00開演    

フランスの管楽器文化、その伝統と革新を体現する。

 

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フランスを代表するオーボエ奏者、モーリス・ブルグが絶対の信頼を寄せる奏者と結成したトリオが、フィリアホールに初登場。世界最高のファゴット奏者の呼び声高いセルジオ・アッツォリーニ、奏者から絶大な信頼を得るピアノの今仁喜美子との共演による、圧倒的な表現力、語りかけるような豊かな音楽性!

オーボエ、コールアングレ=モーリス・ブルグ
ファゴット=セルジオ・アッツォリーニ
ピアノ=今仁喜美子

 

プログラム

C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ヘ長調Wq.163(コールアングレ、ファゴット、ピアノのための)
W.F.バッハ:ファゴットとピアノのためのソナタ ハ短調
C.P.E.バッハ:オーボエとピアノのためのソナタ ハ短調 Wq.78
ハイドン:トリオ・ソナタト長調 Hob:XV-15
グリンカ:悲愴三重奏曲ニ短調
プーランク:オーボエ、ファゴットとピアノのための三重奏曲FP43


※一部、チラシに掲載されている作品番号に誤りがございました。
正しくはこちらに掲載の内容になります。謹んでお詫び申し上げます。

 

チケット情報

【料金】S¥6,000 A¥5,000
シリーズ2回セット券¥11,000〔09/11ハインツ・ホリガーと友人たち
【先行予約締め切り】2014年12月14日(日)
【一般発売】2015年1月18日(日) 電話・インターネット・モバイル 11:00
※発売日初日の窓口販売はございません。
【チケット取扱】フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00~18:00)
【主催】主催:ヒラサ・オフィス/青葉区民文化センター フィリアホール

 

 

プロフィール

モーリス・ブルグ・トリオ Maurice Bourgue Trio

 

モーリス・ブルグ・トリオは、ハインツ・ホリガーと並び称されるオーボエの巨匠、モーリス・ブルグによって1988年に結成され、その後、メンバーの変更を伴いながら現在に至っている。現在のメンバーであるバスーン奏者セルジオ・アッツォリーニ、ピアニスト今仁喜美子とは2011年から組んでいるが、その決定的な出会いは“一目惚れ”だった。三人の音楽家は初共演の時、“よどみないサウンド”という意味において、ハーモニーとリズムについて同じ感覚を感じていたのである。これまでヨーロッパにおける数多くの音楽祭で演奏をしており、特にパリ、ベルリン、バーゼルでは頻繁にコンサートを行っている。今年1月にハイドンとバッハの息子たちの作品のレコーディングを行った。

 

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モーリス・ブルグ(オーボエ/コールアングレ) Maurice Bourgue - Oboe/Cor anglais

 

1966年、バーミンガムで開催された国際管楽器コンクールで、サー・ジェームズ・ゴールウェイと一位を分け合い、その後も、ミュンヘン、プラハ、ブダペストのコンクールで一位入賞を果たす。シャルル・ミュンシュに見出されてパリ管弦楽団の首席オーボエ奏者に抜擢され、1979年までその任にあった。ソリストとして、世界各地の主要コンサート・ホールに出演。世界の主要なオーケストラ、室内オーケストと数多く共演。アバド、バレンボイム、ガーディナー、シャイーなどの偉大な指揮者とも共演してきた。レコーディング活動も活発に行い、アンリ・デュティユーをはじめ多くの作曲家がブルグに作品を捧げている。数年前から指揮の世界にも足を踏み入れ、すでに多くのオーケストラを指揮している。長きにわたって教育者としても熱心に活動しており、パリとジュネーヴの国立高等音楽院での常任の職に加えて、世界中でマスター・クラスを行っている。

 

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セルジオ・アッツォリーニ(バスーン) Sergio Azzolini - Bassoon

 

現代の最も革新的で多様性のあるバスーン奏者の一人である。バスーン奏者間では知らない人がいないと言われるぐらい天才肌の奏者として高い評価を得ている。イタリアのボルツァーノで学んだ後、ドイツのハノーヴァーで学業を終えた。モダン・バスーンのソリスト及び室内楽奏者としての活躍に加え、バロック音楽の世界でも幅広く活動している。現在は、ヴィヴァルディの39のバスーン協奏曲の全曲レコーディングに取り組んでいる。1998年からバーゼルの音楽大学でバスーンと室内楽の教授の任にある。

 

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今仁喜美子(ピアノ) Kimiko Imani  - Piano

 

桐朋学園音楽大学卒業後渡独、デトモルト音楽大学を最優秀の成績を得て卒業。これまでに広瀬康、アナトール・ウゴルスキ各氏に師事。ヨーロッパ各地、ロシアや日本においてソロ、室内楽、オーケストラとの共演で好評を博す。室内楽の分野では、ベルリン・フィル、バイエルン放送響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、オスロ・フィルなど一流オーケストラのソリストや多くの演奏家より信頼を受け共演を重ねている。現在、演奏活動の傍ら、デトモルト音楽大学をはじめライプツィヒ音楽大学、ベルリン芸術大学にて後進の指導を務めている。

 

 

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