Fhilia Hall
フィリア・ハイムコンツェルトシリーズ 第1回

ウィーン・カメラータ・シュルツ with 吉野直子

【日時】2013年5月26日(日)開演       

《ヴォルフガング・シュルツ追悼公演》
ウィーンの俊英たち、正統派モーツァルトを。

 

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ウィーン・フィル元首席フルート奏者のヴォルフガング・シュルツが、2002年に仲間たちと結成した精鋭アンサンブル。彼らが最もこだわりと愛着をもつ、ウィーンに息づくモーツァルト。ウィーン・フィル期待の若き首席フルート奏者、ワルター・アウアーと吉野直子の夢の共演も楽しみ! シュルツが遺した多くの教えが、いま大きな音楽の贈り物となって、天国のシュルツに届くことを願ってやみません。

フルート=ワルター・アウアー
ハープ=吉野直子
※当初出演を予定しておりましたヴォルフガング・シュルツ氏が逝去されたため、出演者を変更いたしました。
出演者変更のお知らせ[PDF]

 

プログラム

モーツァルト:
 アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調K.525
 フルート協奏曲第1番ト長調K.313
 交響曲第29番イ長調K.201
 フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299

 

チケット情報

【料金】全席指定¥7,500
シリーズセット券S¥16,000
6/29アンサンブル・ウィーン7/7ベルリン・コンツェルトハウス室内オーケストラ
【フィリアホールメンバーズ先行予約締切日】2013年2月1日(金)
※WEBは2013年1月31日(木)18:00まで
【一般発売】2013年2月23日(土)電話・インターネット・モバイル 11:00
※発売日初日の窓口販売はございません。
【チケット取扱】フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00~18:00)
【招聘】プロ アルテ ムジケ

オンラインチケット予約

 

 

プロフィール

ウィーン・カメラータ・シュルツ Camerata Schulz

 

ウィーン・フィルの首席フルート奏者ヴォルフガング・シュルツが、理想のサウンドとスタイルを実現するために設立した「ウィーン・カメラータ・シュルツ」。ウィーン代々の名門音楽一家、シュルツ家とゆかりの深い音楽家たちで構成されており、ゲルハルト・シュルツ(アルバン・ベルク弦楽四重奏団)、ウラ・シュルツの教え子たち、またウィーン・フィルハーモニー管弦楽団メンバーほか、選りすぐりの精鋭が集結、コンサートマスターはヴェロニカ・シュルツが務める。2000年に最初のコンサートを行って以来、ヘラクレス・ザール(ミュンヘン)、カンマー城、ヴァルトハウゼン教会(アッパー・オーストリア)、聖ゲロルト修道院(フォアアールベルク)、ケルンテンの夏音楽祭(オシアッハ)など主要音楽祭、またヴァイトホーフェン・アン・デア・イプス、ラクセンブルク城、シャンゼリゼ劇場(パリ)、ストラスブール大聖堂などのヨーロッパ各地のホールにて多彩なプログラムで出演。ウィーンの伝統の正統な研鑽に裏付けされた弦楽の響きは絶妙の均質性を誇り、絶賛を浴びている。共演者には、グザヴィエ・ドゥ・メストレ、アンサンブル・ウィーン=ベルリン、フランツ・バルトロメイ、ヘルムート・ドイチュ、アンドレアス・オッテンザマー、ダニエル・オッテンザマー、吉野直子、など一流音楽家が名を連ねる。CDはモーツァルトのフルート協奏曲全曲を2003年、パウル・グルダとの共演、シュテファン・ドール(ベルリン・フィル・ソロホルン奏者)とのモーツァルトのコンチェルトなど、いずれも高い評価を受ける。

 

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ワルター・アウアー Walter Auer - flute

 

ウィーン・フィルのソロ・フルート奏者。1971年オーストリア生まれ。ケルンテルン州立音楽院、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学、ベルリン・フィルハーモニー・オーケストラアカデミーにて学ぶ。ミヒャエル・コフラー、アンドレアス・ブラウ、オーレル・ニコルに師事。ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を経て、2003年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ウィーン国立歌劇場管弦楽団の首席奏者に就任。ミュンヘン国際コンクール(ARD)をはじめ、レオーベン、クレモナ、ボンなど、多数の国際コンクールで入賞。自らのアンサンブル「ウィーン・クリムト・アンサンブル」の結成、ショパンのピアノ三重奏曲のフルート編曲版(10年カメラータ・トウキョウよりリリース)や、イタリアの作曲家ジュリオ・ブリチャルディの作品の世界初録音(「ブリリアント・フルート」11年ナミレコードよりリリース)など、室内楽での活動もめざましい。ソリストとして、ダニエル・バレンボイム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、京都交響楽団、ブダペスト・ドホナーニ管弦楽団、ニュルンベルク交響楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア、カペラ・イストロポリターナ、ウィーン・ヴィルトーゼン等と共演。ジュリアード音楽院をはじめ、東京、ドムジャレ(スロヴェニア)、スペイン、スイス、ロンドンなど、世界各地でマスタークラスを開催している。

 

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吉野直子 Naoko Yoshino - harp

 

ロンドン生まれ。6才よりロサンゼルスでスーザン・マクドナルド女史のもとでハープを学び始める。1981年に第1回ローマ国際ハープ・コンクール第2位入賞。85年には第9回イスラエル国際ハープ・コンクールに参加者中最年少で優勝。これまでにベルリン・フィル、イスラエル・フィル、フィルハーモニア管、フィラデルフィア管、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスなど欧米の主要なオーケストラと共演を重ね、リサイタルもニューヨーク、ウィーン、ロンドン、東京など世界各地で行っている。また、ザルツブルク、ロッケンハウス、ルツェルン、グシュタード、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、マールボロなどの世界の主要音楽祭にも度々招かれ、常に好評を博している。室内楽の交流も幅広く、G.クレーメル、V.ハーゲン、今井信子、C.ハーゲン、A.オーレル・ニコレ、J.P.ランパル、W.シュルツ、E.パユなどの世界の優れたアーティストたちと定期的に共演。85年アリオン賞、87年村松賞、88年芸術祭賞、89年モービル音楽賞奨励賞、91年文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、エイボン女性芸術賞をそれぞれ受賞している。国際基督教大学卒業。

 

 

 

 

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