Fhilia Hall
フィリア・ハイムコンツェルトシリーズ 第2回

ハインツ・ホリガーと友人たち

【日時】2015年9月11日(金)19:00開演       

オーボエの歴史と現代、交差する瞬間!

 

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自身の演奏のほか、作曲、指揮ともにますます精力的に活動するハインツ・ホリガー。フィリアホール2012年公演での鮮やかな演奏も記憶に新しい現代の巨匠が、新たな共演者とともに登場。鋭敏な感覚に満ちた、深遠なる響き、縦横無尽の世界!


オーボエ=ハインツ・ホリガー ヴァイオリン=堀米ゆず子 ヴィオラ=佐々木亮
チェロ=宮田大 フルート=フェリックス・レングリ

 

プログラム

F.E.ターナー:華麗な四重奏曲 ハ長調 Op.33 ◎オーボエ、弦三部
モーツァルト:フルート四重奏曲第4番イ長調K.298 ◎フルート、弦三部
ロベルト・ズーター:5つの二重奏 ~オーボエとフルートのための
クサヴァー・ダイヤー:ノクターン ◎オーボエ、フルート、弦三部
ホリガー:子守歌 ~イングリッシュホルンのための
ホリガー:(é)cri(t) ~無伴奏フルートのための
モーツァルト:オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370 ◎オーボエ、弦三部


■お知らせ:演奏曲目が以下のとおり決定/変更となりました。(7/21)

J.C.バッハ:五重奏曲ト長調Op.11-2
→ F.E.ターナー:華麗な四重奏曲 ハ長調 Op.33 ◎オーボエ、弦三部

スイスの作曲家(未定)による無伴奏オーボエ小品
→ ホリガー:子守歌 ~イングリッシュホルンのための

 

チケット情報

【料金】S¥6,500 A¥5,500
シリーズ2回セット券¥11,000〔05/27モーリス・ブルグ・トリオ
【先行予約締め切り】2014年12月14日(日)
【一般発売】2015年1月18日(日) 電話・インターネット・モバイル 11:00
※発売日初日の窓口販売はございません。
【チケット取扱】フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00~18:00)
【主催】主催:ヒラサ・オフィス/青葉区民文化センター フィリアホール

オンラインチケット予約

 

 

プロフィール

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ハインツ・ホリガー(オーボエ) Heinz Holliger - Oboe

 

現代の最も多彩で非凡な音楽家の一人。オーボエの神様。ジュネーブやミュンヘンの国際オーボエコンクールで優勝後、すぐに5大陸の主要なコンサート・ホールで演奏し、国際的なキャリアを確立。また、指揮者として、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団などの世界の主要なオーケストラと共演。作曲家としても国際的な評価と人気を得ており、チューリッヒ・オペラで上演されたロバート・ヴァルサー作によるオペラ“白雪姫”は絶賛された。2012年ザルツブルク音楽祭では、作曲家、オーボエ奏者、指揮者として、際立つ個性を発揮し、絶賛をあびた。CDはテルデック、フィリップス、ECMレーベルなどから発売。06年ミデム・クラシック賞、エコー・クラシック賞を受賞。スイス音楽家協会作曲家賞、チューリッヒ大学名誉教授、チューリッヒ・フェスティヴァル賞などを受賞。

 

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(c)T. Okura

堀米ゆず子(ヴァイオリン)Yuzuko Horigome - Violin

 

1980年エリーザベト王妃国際音楽コンクールで日本人初の優勝を飾って以来、ベルリン・フィル、ロンドン響、シカゴ響、アバド、小澤征爾、ラトルなど、世界一流のオーケストラや指揮者との共演を重ねる。アルゲリッチ、クレーメル、マイスキー、メネセス、ルイ・サダ、エル=バシャなど共演者も多彩で、室内楽にも熱心に取り組んでいる。マールボロ音楽祭、ロッケンハウス音楽祭など音楽祭への参加も多い。2006年から10年に開催されたリサイタル・シリーズ「堀米ゆず子ヴァイオリンワークス“音楽の旅~叙情を求めて”」は、すべてライヴ録音された。10年12月にはBS-TBSのドキュメンタリー番組「未来へのおくりもの」でその幅広い活動が紹介され話題を呼んだ。ヴァイオリンを久保田良作氏、江藤俊哉氏に師事。現在、ブリュッセル王立音楽院教授。使用楽器は、ヨゼフ・グァルネリ・デル・ジェス(1741年製)。

 

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佐々木亮(ヴィオラ) Ryo Sasaki - Viola

 

東京芸術大学付属高等学校を経て東京芸術大学卒業。1991年、現音室内楽コンクール第1位、「朝日現音賞」受賞。92年、東京国際室内楽コンクール(民音)第2位、「ルフトハンザ賞」受賞。芸大在学中、安宅賞受賞、芸大オーケストラと共演。同校卒業後、ニューヨーク、ジュリアード音楽院に奨学生として入学。アスペン音楽祭、マルボロ音楽祭に参加。卒業後、ソロ、室内楽奏者として全米各地にて活動。これまでに内田光子、ヒラリー・ハーン、ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ、リン・ハレル等と共演し、好評を博す。これまでに掛谷洋三、澤和樹、故田中千香士、故ドロシー・ディレイ、川崎雅夫の各氏に師事。室内楽を兎束俊之、F.ガリミア、J.ラタイナーの各氏に師事。CDはEMI/Angelよりチャイコフスキー弦楽六重奏、ブラームス弦楽6重奏をリリース。2004年5月NHK交響楽団入団、08年1月より首席奏者。アポロ弦楽四重奏団、東京クライス・アンサンブル、室内オーケストラ「アルクス」、岡山潔弦楽四重奏団メンバー。また、桐朋学園大学、洗足学園大学、東京芸術大学付属音楽高校などで後進の指導にもあたっている。

 

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宮田大(チェロ)Dai Miyata - Cello

 

1986年栃木県宇都宮市に生まれる。9歳より出場するコンクール、第74回日本音楽コンクールを含む、すべてに第1位入賞を果たす。2009年、第9回ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで日本人として初優勝。桐朋学園音楽部門特待生、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを首席で卒業。10年に第20回出光音楽賞、12年にホテルオークラ音楽賞を受賞。09年にジュネーヴ音楽院卒業、13年6月にクロンベルク・アカデミー修了。これまでにチェロを倉田澄子、フランス・ヘルメルソンの各氏に、室内楽を東京クヮルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、リチャード・ヤング、ガボール・タカーチ=ナジの各氏に師事する。ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団、など国内外のオーケストラ、リン・ハレル、ギドン・クレーメル、ユーリ・バシュメット、マキシム・ヴェンゲーロフ、また、日本を代表する多くの演奏家と共演し、国内外の音楽祭やソロ活動を活発に行っている。

 

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フェリックス・レングリ(フルート)Felix Renggli - Flute

 

スイス、バーゼル生まれのフェリックス・レングリは、ゲルハルト・ヒルデンブランド、ペーター=ルーカス・グラーフ、オーレル・ニコレにフルートを師事。セント・ガーレン交響楽団のソロ・フルート奏者を務めた後、フリーランスに転向、ソリスト、室内楽奏者として活躍する一方、ヨーロッパのいくつかの主要オーケストラからゲスト首席として招かれている。また、オーボエ奏者、作曲家、指揮者であるハインツ・ホリガーとの近しい交流から多大な影響を受けている。スイス・チェンバー・ソロイスツ、アンサンブル・コントレシャン・ジュネーブ(20世紀の音楽)、ホリガー木管五重奏、ノヴァ・ストラヴァガンザ・ケルン(バロック楽器)などのさまざまな室内楽グループで活躍。レパートリーは、ヒストリカル楽器を使って演奏する18世紀の音楽から現代の前衛的なものまで広い分野を網羅している。レングリは、ペーター=ルーカス・グラーフの後を継いで、バーゼル音楽院教授としてフルート・クラスで教えている。また、定期的にヨーロッパ、日本、オーストラリア、南米でマスター・クラスを持っている。

 

 

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