Fhilia Hall
フィリア・トーク&コンサートシリーズ 第1回

平野啓一郎×山本貴志
「わたしのショパン」

【日時】2016年5月21日(土)14:00開演    

本と音楽の素敵な出逢い!

 

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一流人と音楽アーティストのトーク&コンサートで魅せる新シリーズ始動!第1回のテーマはずばり「ショパン」。芥川賞作家・平野啓一郎がその魅力を語ります。「ショパン弾き」として目覚しい活躍を見せる若手ピアニスト・山本貴志とのトーク&コンサートは必聴!

ナビゲーター◎浦久俊彦(作家・音楽プロデューサー)

※90分、休憩なし公演です。
※公演終了後にロビーで出演者のサイン会を予定しております。



◆平野啓一郎さんから、公演に向けてメッセージをいただきました◆


 文は人なり、という言葉がありますが、音楽はどうでしょうか?
 少なくとも、ショパンに関して言うと、それはまったく真実であったように思われます。彼の非常に美しく、複雑で、陰翳に富んだ音楽は、彼の人間性そのものに根ざしたものでした。だからこそ、ショパンは聴くことには喜びがあり、彼について語り合うことにもまた同様の喜びがあるのです。
 ショパンを愛する人たちが、拙著『葬送』をずっと愛読してくれているのも、その故でしょう。
 一晩限りのこの特別な催しで、ショパンをみなさんと一緒に堪能できれば幸いです。

                                 平野啓一郎

 

 

プログラム

ショパン:
アンダンテ・スピアナート ト長調Op.22より
舟唄嬰ヘ長調Op.60
ノクターン第8番 変ニ長調Op.27-2
バラード 第4番 へ短調Op.52

 

チケット情報

【料金】全席指定\3,500 シリーズセット券\7,000
9/2江國香織×森丘ヒロキ×岸徹至「本とわたしとジャズな夜」
【メンバーズ先行予約締切】2015年12月11日(金)(WEBは2015年12月10日18:00まで)
【一般発売】2016年1月17日(日) 電話・インターネット・モバイル 11:00※発売日初日の窓口販売はございません。
【チケット取扱】フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00~18:00)
【企画制作】浦久俊彦事務所

 

 

プロフィール

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(C)松蔭浩之

平野啓一郎(作家) - Keiichiro Hirano - Novelist

 

1975年愛知県生。北九州出身。京都大学法学部卒。1999年在学中に文芸誌「新潮」に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞を受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。著書は『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』『ドーン』『かたちだけの愛』『モノローグ(エッセイ集)』『ディアローグ(対談集)』『私とは何か 「個人」から「分人」へ』『空白を満たしなさい』。近著は、短編小説集『透明な迷宮』、エッセイ&対談集『「生命力」の行方?変わりゆく世界と分人主義』。

 

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山本貴志(ピアノ) - Takashi Yamamoto - Piano

 

1983年長野県生まれ。2002年桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を首席卒業後ソリストディプロマコースで学ぶ。 08年ワルシャワ・ショパン音楽アカデミーを首席卒業。04年度文化庁新進芸術家海外留学研修員。05年第4回ザイラー国際ピアノコンクール優勝、ショパン作品最優秀演奏賞受賞。同年、第15回ショパン国際ピアノコンクール第4位、第14回ジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクールで第2位受賞。第33回日本ショパン協会賞を受賞。大島正泰、玉置善己、ピオトル・パレチニ各氏に師事。繊細かつ生命力あふれる演奏が高く評価され、avex-CLASSICSよりショパン:ワルツ集、ノクターン集をリリース。14年秋よりポーランド・ワルシャワ在住。

 

 

 

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浦久俊彦(ナビゲーター:作家・音楽プロデューサー) - Toshihiko Urahisa - Navigator

 

1961年(昭和36年)生まれ。パリで音楽学、歴史社会学、哲学などを学ぶ。フランスを拠点に作曲家、執筆家、プロデューサーとして活躍。作曲家としては、フランスなどの放送局の音楽制作、朝日新聞社、プリマハムなど企業CMの音楽制作を担当。プロデューサーとしては、フランスの歴史文化財団との音楽、美術、建築など芸術全般に及ぶ企画展のプロデュースに加え、M.O.F. (フランス最優秀職人)の活動を支援するなど、フランス伝統文化の振興にも努めた。2003年、帰国。『仲道郁代ショパン鍵盤のミステリー』などのプロジェクトの企画・制作を担当。同企画は、東京、名古屋、神戸、福岡など、全国十都市以上で開催された。07年、三井住友海上しらかわホールのエグゼクティブ・ディレクターに就任。「プレミアムシリーズ」などの高品質な公演企画を展開し、同ホールを世界に通用するコンサートホールに成長させた手腕は高く評価された。現在は、独立して浦久俊彦事務所を設立。文学&音楽を融合させた「ブックカフェコンサート」(銀座王子ホールほか)など、これまでの常識にとらわれない、新たなコンサート・スタイルを提唱している。著書『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』(新潮社)は、14年ヤマハ銀座店音楽書ベストセラーになるなど、話題を集めたほか、ファッション誌『リシェス』(ハースト婦人画報社)にも、音楽&モード&歴史を融合させた独自のスタイルによるエッセイを執筆している。

 

 

 

 

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