Fhilia Hall
フィリア・ハイムコンツェルトシリーズ 第2回

トリオ・ヴァンダラー

【日時】2016年6月 6日(月)19:00開演    

実力派トリオが三位一体で描く、幻想的音世界。

 

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パリ音楽院での結成以来、不動のメンバーで活動。「さすらい人」を意味するドイツ語を名に冠した、世界有数の実力を誇る常設ピアノ三重奏団が登場!卓越した技術と繊細な表現・・・近代フランス作曲家の傑作を色彩豊かに描き出します。

ピアノ◎ヴァンサン・コック
ヴァイオリン◎ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャベディアン
チェロ◎ラファエル・ピドゥ

 

プログラム

フォーレ:ピアノ三重奏曲ニ短調Op.120
ラヴェル:ピアノ三重奏曲イ短調
《休憩》
ピエルネ:ピアノ三重奏曲ハ短調Op.45


※出演者の希望により、当初の発表から演奏曲順が変更になりました。
 何卒ご了承ください。(6/1)

 

チケット情報

S¥4,000 A¥3,000【学生券(一般発売日以降枚数限定)¥2,000】
シリーズセット券S\7,500〔5/26『時の終わりのための四重奏曲』
【メンバーズ先行予約締切】2015年12月11日(金)(WEBは2015年12月10日18:00まで
【一般発売】2016年1月17日(日) 電話・インターネット・モバイル 11:00
※発売日初日の窓口販売はございません。
【チケット取扱】フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00~18:00)
【主催】青葉区民文化センターフィリアホール

 

 

プロフィール

トリオ・ヴァンダラー - Trio Wanderer

 

メンバー◎
ヴァンサン・コック(ピアノ)
ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャベディアン(ヴァイオリン)
ラファエル・ピドゥ(チェロ)

演奏技術、音創りにおける非常に繊細な感性、そしてまるでテレパシーのような相互のコミュニケーションに裏付けされたアンサンブル力によって高い評価を得ており、世界有数の室内アンサンブルのひとつに数えられている。パリ国立高等音楽院で室内楽プリミエ・プリ(一等賞)を受賞したのち、1987年から1991年にかけてジャン=クロード・ペヌティエ、ジャン・ユボー、ヤーノシュ・シュタルケル、メナハム・プレスラー(ボザール・トリオ)、およびアマデウス四重奏団などの巨匠達から学んだ。1988年にはミュンヘン国際コンクール優勝、1990年にはフィッシュオフ 室内楽コンクール(アメリカ・インディアナ州)でも優勝を飾った。このように、フランスで教育を受けた後、全員がアメリカでのキャリアも積んでいる。そのことが単にフランス系の演奏団体というにとどまらず、ドイツ・オーストリア系のレパートリーやチャイコフスキーなどにグローバルな感性を垣間見せ、彼らの創る音楽に普遍的な価値を与え続けている。音楽誌ストラッドから「ヴァンダラー星」と呼ばれ、世界の最も権威のある様々なホールで演奏してきている。ベルリンフィルハーモニー、パリのシャンゼリゼ劇場、ロンドンのウィグモアホール、ミラノのスカラ座、バルセロナのパラウ・デ・ラ・ムジカ、ワシントンの議会図書館、リオデジャネイロの市立劇場、チューリッヒのトーンハレ、アムステルダムのコンセルトヘボウなどである。また、エジンバラ、モントルー、フェルトキルヒ、シュレースヴィヒ・ホルシュタイン、ラインガウ、コルマール、ラ・ロック・ダンテロン、ラ・フォル・ジュルネ(ナントおよび東京)、グラナダ、ストレーザ、大阪などの主要な音楽祭にも出演している。2002年8月のザルツブルク音楽祭デビューでは、批評家から「凱旋成功」として賞賛され、2004年と2006年には再演を果たしている。ソニー・クラシカルから2枚のCDをリリースした後、トリオ・ヴァンダラーは1999年にハルモニア・ムンディとの契約を行ない、以来シューベルト、ベートーヴェン(ピアノトリオ全集)、ブラームス、ハイドン、メンデルスゾーン、ラヴェル、サンサーンス、ショスタコーヴィチ、スメタナなど多数の録音がリリースされた。さらに共演者を得てフォーレのピアノ四重奏曲、シューベルトの「鱒」五重奏曲、メシアンの「世の終わりの為の四重奏曲」、さらにジェイムズ・コンロン指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団との共演で、ベートーヴェンのヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲 ハ長調 Op. 56も録音している。

 

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ヴァンサン・コック (ピアノ) - Vincent Coq - Piano

 

7歳でピアノを学び始め18歳でパリ国立高等音楽院に入学、1985年にはプリミエ・プリ(一等賞)を受賞。その後ドミニク・メルレの指導の下で学び続けた。1984年にジュヌヴィエーヴ・ジョイ=デュティユーのクラスで室内楽のプリミエ・プリを獲得し、その後ジャン=クロード・ペヌティエのクラスで室内楽のスキルに磨きを掛けた。ニキタ・マガロフ、ジョルジュ・シャンドール、レオン・フライシャーのマスタークラスに参加。1989年にはアメリカ・インディアナ大学ブルーミントン校に移ってジョルジュ・シェベークに師事した。現在ローザンヌ高等音楽院で教鞭も取る。

 

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ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャベディアン(ヴァイオリン) - Jean-Marc Phillips-Varjabédian - Violin

 

パリで生まれ5歳でヴァイオリンを学び始める。パリ国立高等音楽院に入学し1984年に室内楽、1985年にはヴァイオリンでプリミエ・プリを受賞。ジェラール・プーレとジャン・クロード・ベルネードに師事したのち、クレモナ(イタリア)に移ってサルヴァトーレ・アッカルドに師事。その後、ニューヨークのジュリアード・スクールでドロシー・ディレイから1年間学び、カール・フレッシュ、ジノ・フランチェスカッティ、ロドルフォ・リピツァー、パームビーチなど多くの国際ヴァイオリン・コンクールに入賞。現在、リヨン国立高等音楽院で教鞭も取る。使用楽器は1748年製ガルネリ。

 

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ラファエル・ピドゥ(チェロ) - Raphaël Pidoux - Cello

 

ピアノで音楽を始めた後、父親からチェロを学び、17歳でパリ国立高等音楽院に入学した。1987年にプリミエ・プリ(一等賞)を得たのち更にフィリップ・ミュラーのクラスに入学。その後室内楽をジャン=クロード・ペヌティエに、またバロック・チェロをクリストフ・コインに師事。1989年にはアメリカ・インディアナ大学ブルーミントン校に移ってヤーノシュ・シュタルケルの指導の下で学ぶ。ライプチヒのバッハ・チェロ・コンクールで入賞。現在、パリ地方音楽院で教鞭を取る。使用楽器は1680年製ゴフレド・カッパ。

 

 

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