Fhilia Hall

ハインツ・ホリガーと仲間たち

【日時】2017年6月 7日(水)19:00開演    

古典から現代まで、あらゆるオーボエの至芸を堪能する。

 

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作曲家、指揮者、オーボエ奏者として世界最高の音楽家の一人であるハインツ・ホリガー。精力的な活動で2015年の室内楽公演も絶賛を博した巨匠が、今回はヨーロッパと日本から彼が信頼するオーボエ奏者を招き、さらに和楽器である笙の宮田まゆみを加えて、魅力的かつ独創的なプログラムをお贈りします。






出演◎
ハインツ・ホリガー(オーボエ)Heinz Holliger
マリー=リーゼ・シュプバッハ(オーボエ、イングリッシュホルン)Marie-Lise Schüpbach
荒木奏美(オーボエ)Kanami Araki
宮田まゆみ(笙)Mayumi Miyata

 

プログラム

ベートーヴェン:2本とオーボエとイングリッシュホルンのためのラ・チ・ダレム変奏曲
(モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』より「お手をどうぞ」による変奏曲)
◎ホリガー、荒木、シュプバッハ
武満徹:オーボエと笙のための「ディスタンス」◎ホリガー、宮田
ホリガー:「エール」-フィリップ・ジャコテの7篇の詩に基づくオーボエとコーラングレのためのレクチュール(シュプバッハに献呈/日本初演)
◎ホリガー、シュプバッハ
イサン・ユン:2本のオーボエのためのインヴェンションより
 トリル ◎ホリガー、荒木
 ハーモニー ◎ホリガー、シュプバッハ
古典曲:盤渉調調子 ◎宮田(笙ソロ)
ベートーヴェン:2本のオーボエとイングリッシュホルンのための三重奏曲ハ長調op.87
◎ホリガー、荒木、シュプバッハ

 

チケット情報

【料金】S¥6,500 A¥5,500【学生券(一般発売日以降枚数限定)¥2,000】
【ホールメンバーズ先行予約締切】2016年12月11日(日)(WEBは前日18:00まで)

【一般発売】2017年1月15日(日)11:00~ (電話・インターネット・モバイル)
※発売日は電話・Webのみ受付し、窓口販売はございません。
【チケット取扱】フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00~18:00)

【主催】ヒラサ・オフィス
【共催】青葉区民文化センター フィリアホール

 

 

プロフィール

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ハインツ・ホリガー(オーボエ) - Heinz Holliger - Oboe

 

現代の最も多彩で非凡な音楽家の一人。ジュネーブやミュンヘンの国際オーボエコンクールで優勝後、すぐに5大陸の主要なコンサート・ホールで演奏し、国際的なキャリアを確立。また指揮者として、ベルリン・フィル、ウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団などの世界の主要なオーケストラと共演。作曲家としても国際的な評価と人気を得ており、作品はSchott Musicから出版されている。2012年ザルツブルク音楽祭ではレジデント・アーティストとして活躍。2015年サントリーホール国際作曲家委嘱シリーズのテーマ作曲家として新作を携えて来日、8月27日に東響を指揮して作品を披露した。CDはテルデック、フィリップス、ECMレーベルなどから発売。

 

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(C)Schüpbach Kölbl

マリー=リーゼ・シュプバッハ(オーボエ) - Marie-Lise Schüpbach - Oboe

 

チューリッヒ生まれ。オーボエをマルセル・サイエ とアンドレ・ラウルに師事する。その後、ドイツのフライブルクにてハインツ・ホリガーに師事、音楽院を卒業。ケルン放送交響楽団にてオーケストラでのキャリアを始める。1979年にソロ・コーラングレ奏者としてミュンヘンのバイエルン放送交響楽団に入団。一方、ベルリン・フィルやウィーン・フィルにも客演奏者として招かれるほか、ルツェルン祝祭管弦楽団のメンバーとしても活躍。2008年には、バイエルン放送交響楽団の仲間と共に、室内楽フェスティバル"erstKlassik am Sarnersee″を創設し、著名な演奏家たちと共に魅力あふれるコンサートを披露している。

 

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荒木奏美(オーボエ) - Kanami Araki - Oboe

 

2015年、第11回ソニー国際オーボエコンクール・軽井沢において審査員満場一致で日本人初の第1位(大賀賞)、聴衆賞(軽井沢町長賞)を受賞した期待の若手オーボエ奏者。これまでに数多くのコンクールに優勝、入賞を重ね大きな栄冠を勝ち得た。1993年生まれ。茨城県出身。9歳よりオーボエを始める。東京藝術大学を首席で卒業後、同大学院修士課程で研鑽を続けながら2015年6月より東京交響楽団首席オーボエ奏者を務めている。これまでにオーボエを坂本真紀、成田恵子、和久井仁、小畑善昭、青山聖樹の各氏に師事。

 

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宮田まゆみ(笙) - Mayumi Miyata - Sho

 

東洋の伝統楽器「笙」を国際的に広めた第一人者。古典雅楽はもとより、武満徹、ジョン・ケージ、細川俊夫など現代作品の初演も数多く、小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ、C. デュトワ指揮N響、A. プレヴィン指揮ニューヨーク・フィル、V. アシュケナージ指揮チェコ・フィル、大野和士指揮ベルギー王立歌劇場管、J. ノット指揮バンベルク響、BBC響、WRDケルン放送響ほか国内外のトップオーケストラと数多く共演。加えて、ザルツブルク、ウィーン・モデルン、ルツェルン、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、パリの秋、アヴィニヨン、ダルムシュタット、ドナウエッシンゲン、タングルウッドをはじめとする各国の音楽祭への参加、ウィーン、パリ、アムステルダム、ミラノ、ニューヨークなどでのリサイタルと幅広く活躍している。

 

 

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