Fhilia Hall
土曜ソワレシリーズ 第253回

吉野直子&オーヴェルニュ室内オーケストラ

【日時】2015年12月 5日(土)17:00開演    

冬のはじまりを彩る、ハープとオーケストラの華やかな響き。

 

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世界で活躍するハープ奏者・吉野直子が熱望した、「ラ・フォル・ジュルネ」で喝采を博するフランスの室内オーケストラとの共演が実現!12月に華やかなひとときを。

ハープ=吉野直子
指揮=ロベルト・フォレス・ヴェセス
管弦楽=オーヴェルニュ室内オーケストラ

 

プログラム

ヘンデル(T. ベオン編曲):パッサカリア ◎ハープ・ソロ
ヘンデル:ハープ協奏曲変ロ長調Op.4-6
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第6番変ホ長調 ◎オーケストラのみ
サティ:3つのグノシェンヌ ◎ハープ・ソロ
ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調より第4楽章:アダージェット
トゥリーナ:主題と変奏Op.100

※曲目が決定いたしました。(11/22)

 

チケット情報

【料金】S¥6,000 A¥5,000 【学生券(一般発売日以降枚数限定)¥2,000】
シリーズセット券S\19,000〔11/7仲道郁代1/30小山実稚恵2/13神尾真由子&河村尚子
【メンバーズ先行予約締切】2015年6月12日(金)(WEBは2015年6月11日18:00まで)
【一般発売】2015年7月5日(日) 電話・インターネット・モバイル 11:00
※発売日初日の窓口販売はございません。
【チケット取扱】フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00~18:00)
【協賛】東京急行電鉄株式会社

 

 

プロフィール

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(c)Akira Muto

吉野直子(ハープ) - Naoko Yoshino - Harp

 

「ステージで、私は一人ぼっちではありません。いつも、ハープが一緒にいてくれるのですから…」このことばは、吉野直子の音楽の特徴をよく表している。彼女はもちろんハープを愛している。でも、もしかしたらそれ以上に、彼女はハープに愛されているのかもしれない…。

日本人のハーピスト吉野直子は、ロンドンに生まれ、6歳よりロサンゼルスにて、スーザン・マクドナルド女史のもとでハープを学び始めた。1981年に第1回ローマ国際ハープ・コンクール第2位入賞。1985年には第9回イスラエル国際ハープ・コンクールに参加者中最年少の17歳で優勝した。これまでに、ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、チューリヒ・トーンハレ管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フィルハーモニア管、フィラデルフィア管、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスなどのオーケストラや、アーノンクール、メータ、ブーレーズ、ブロムシュテット、メニューイン、フリューベック・デ・ブルゴス、小澤征爾など、国内外の著名オーケストラや指揮者と共演を重ね、リサイタルもニューヨーク、ウィーン、ロンドン、東京などで数多く行っている。また、ザルツブルク、ルツェルン、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、マールボロ、セイジ・オザワ松本フェスティバルなど、世界の主要音楽祭にも度々招かれ、常に好評を博している。室内楽の交流も幅広く、ヴァイオリンのクレーメル、ヴィオラのV. ハーゲン、今井信子、チェロのC.ハーゲン、フルートのニコレ、ランパル、シュルツ、パユ、ホルンのバボラークなどと共演を重ねてきた。また、ハープの新作にも意欲的に取り組み、武満徹『そして、それが風であることを知った』、細川俊夫『ハープ協奏曲』、高橋悠冶『Insomnia』、マヤーニ『ソナタ第2番』など初演した作品は数多い。1985年アリオン賞、1987年村松賞、1988年芸術祭賞、1989年モービル音楽賞奨励賞、1991年文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、エイボン女性芸術賞をそれぞれ受賞している。国際基督教大学卒業。

 

 

 

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ロベルト・フォレス・ヴェセス(指揮/首席指揮者兼芸術監督) - Roberto Forés Veses - Chief Conductor & Artistic Director

 

1970年スペインのバレンシア生まれ。ヘルシンキのシベリウス音楽院に学ぶ。2007年ルクセンブルクで開催されたスヴェトラーノグ指揮コンクールに入賞。これまで母国スペインの楽団のほかリヨン国立管、モンペリエ国立管、パリ室内管、ミラノ・ヴェルディ響、ハーグ・レジデンティ管、ルクセンブルク・フィル、プラハ・フィル、ロシア国立響等を指揮。オペラ指揮でも定評がありトリノ王立歌劇場、ボリショイ劇場、ニース、アヴィニョンやルーアンのオペラ座等で活躍している。2015年10月兵庫芸術文化センター管弦楽団にも客演。

 

 

 

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(c)Stephane Moccozet

オーヴェルニュ室内オーケストラ - Orchestre d'Auvergne

 

1981年に創設された「ヨーロッパ屈指の室内管弦楽団」(ラ・モンターニュ紙)。歴代の音楽監督にはジャン=ジャック・カントロフ、アリ・ヴァン・ベークが、現在はスペイン出身のロベルト・フォレス・ヴェセスが首席指揮者兼芸術監督を務めている。今日ではそのレパートリーをバロック音楽から現代音楽の初演にまで広げ、多方面で活躍。E. クリヴィヌ、L. ハーガー、F. ビオンディ等の客演指揮者、J=P. ランパル、M. アンドレ、A. デュメイ、M. ダルベルト、Y. バシュメットら世界的ソリスト達と共演。ニューヨーク、フィラデルフィア、バルティモア、ミュンヘン、ジュネーヴ、ミラノ、東京、大阪等の主要なホールでたびたび演奏し、プラド、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ、オーヴェル・シュル・オワーズなど著名な音楽祭から招かれている。日本各地で開催されているラ・フォル・ジュルネでも常連 で、人気オーケストラのひとつである。吉野直子とのハープ協奏曲集がフランスのアパルテ・レーベルから11月リリース。

 

 

 

 

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