Fhilia Hall
神奈川フィルの名手による室内楽シリーズ 第7回

「晩年のブラームス」

【日時】2016年10月20日(木)14:00開演    

憂愁と枯淡の境地への誘い。

 

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神奈川フィル首席の名手たちが導くのは、ブラームス晩年の深遠な世界・・・第一コンサートマスター・崎谷直人をはじめとする実力派揃いのメンバーがお送りする、弦楽器とピアノのためのソナタ。そして、晩年最大の傑作と名高いクラリネットのための室内楽作品を、首席奏者・齋藤雄介を迎えてお送りします。





ヴァイオリン◎崎谷 直人(神奈川フィル第1コンサートマスター)
       直江 智沙子
ヴィオラ◎大島 亮
チェロ◎山本 裕康
クラリネット◎齋藤 雄介
ピアノ◎諸田 由里子

 

プログラム

《オール・ブラームス・プログラム》
ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78 「雨の歌」より第1楽章 ◎崎谷、諸田
ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108より第2楽章 ◎直江、諸田
ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2より第2楽章 ◎大島、諸田
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114より第4楽章 ◎山本、齋藤、諸田
クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115 ◎崎谷、直江、大島、山本、齋藤
(「崎谷」氏の「崎」は「大」ではなく本来「立」ですのでご了承下さい)

 

チケット情報

【料金】全席指定¥2,500
シリーズセット券\5,000〔7/13『若きベートーヴェン』とのセット券〕
【メンバーズ先行予約締切】2016年3月18日(金)(WEBは3月17日18:00まで)
【一般発売】2016年4月10日(日)11:00 ※発売日は電話・Webのみ受付
【チケット取扱】フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00~18:00)
【主催】青葉区民文化センター フィリアホール/公益財団法人神奈川フィルハーモニー管弦楽団

 

 

プロフィール

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崎谷 直人(ヴァイオリン:神奈川フィル第1コンサートマスター) - Naoto Sakiya - Violin

 

1987年生まれ。ケルン音大、パリ音楽院、桐朋学園ソリストディプロマを経て、バーゼル音楽院修了。ノボシビルスク国際コンクール1位、メニューイン国際コンクール3位。東京フィル、京都市響、神奈川フィル、バーゼル響、ノボシビルスク・フィル等と共演。また、日本各地のオーケストラにゲストコンマスに招かれる。宮崎国際音楽祭、軽井沢八月祭、王子ホールMAROカンパニー、シュヴェツィンゲンSWR等、国内外の主要演奏会に多数出演。原田幸一郎、ジェラール・プーレ、ロラン・ドガレイユ、ダニエル・ゼペックの各氏に師事。2006年ウェールズ弦楽四重奏団を結成。08年ミュンヘン国際コンクール弦楽四重奏部門、11年大阪国際室内楽コンクール各3位。2014年より、神奈川フィルハーモニー管弦楽団第一コンサートマスターに就任。

 

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直江 智沙子(ヴァイオリン) - Chisako Naoe - Violin

 

4歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校を経て桐朋学園大学を卒業。在学中より小澤征爾音楽塾、サイトウキネン若い人のための勉強会、宮崎国際音楽祭、水戸室内管弦楽団、JT室内楽シリーズ、東京のオペラの森、サイトウキネンフェスティバル松本、プロジェクトQ第3、4章などに参加。これまでに徳永二男氏に師事。ロームミュージックファンデーションの奨学金を得てベルリンに留学。シュテファン・ピカール氏に師事。2011年度紀尾井シンフォニエッタシーズンメンバー。2014年4月より神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席第2ヴァイオリン奏者。

 

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大島 亮(ヴィオラ) - Ryo Oshima - Viola

 

桐朋学園大学卒、同大学研究科修了。岡田伸夫氏に師事。また、故ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ロバート・マン各氏等の指導を受ける。第11回コンセール・マロニエ21第1位、第7回東京音楽コンクール第1位、第42回マルクノイキルヘン国際コンクールディプロマ賞受賞。ヴィオラスペース、東京・春・音楽祭、水戸室内管弦楽団、サイトウキネンオーケストラなどに出演。室内楽では原田禎夫、チョン・ミョンファ、仲道郁代の各氏等と、ソリストとして東京都交響楽団、九州交響楽団と共演。2012年には東京文化会館にて初のリサイタルを開催し、好評を博した。室内楽奏者としても積極的に活動するほか、秋吉台室内楽セミナーで講師を、ゆらぎの里ヴィオラマスタークラスにて今井信子氏のアシスタントを務めるなど後進の指導にもあたっている。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席ヴィオラ奏者。

 

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山本 裕康(チェロ) - Hiroyasu Yamamoto - cello

 

愛知県出身。桐朋学園大学在学中に第56回日本音楽コンクール第1位入賞など数々の受賞歴を持つ。東京都交響楽団首席奏者、広島交響楽団の客演ソロ・チェロ奏者を経て、1997年、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者に就任、現在に至る。また、東京藝術大学、洗足学園音楽大学で後進の指導、宮崎国際音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバルの参加など欠く事の出来ないチェリストとして活躍している。2012年アルバム『情景』をリリース。レコード芸術誌上で準推薦盤の評価を得た。日本音楽界における次世代のリーダー的存在である。

 

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齋藤 雄介(クラリネット) - Yusuke Saito - Clarinet

 

福島県郡山市出身。東京芸術大学器楽科を経て、同大学院音楽研究科(修士課程)修了。在学中、第18回日本管打楽器コンクール入賞。2003年、大学院修了と同時に神奈川フィルに入団。アフィニス音楽祭・草津国際音楽祭などに参加し、L・コムズ、W・マイヤー氏らの薫陶を受ける。2012年の神奈川フィル音楽堂シリーズにおいて、ソリストとして同団とモーツァルトのクラリネット協奏曲を共演。オーケストラ活動の他、”estrio”、"チェンバーソロイスツKanagawa”、”ドリーム・クラリネットアンサンブル”などのアンサンブルや、室内楽奏者としても国内外のアーティストと共演を重ねている。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者。また、横浜シンフォニエッタにおいてもクラリネット奏者を務める。尚美ミュージックカレッジ非常勤講師。

 

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諸田 由里子(ピアノ) - Yuriko Morota - Piano

 

第1回日本室内楽コンクール優勝。第1回淡路島国際室内楽コンクール第2位受賞。イタリアのキジアーナ音楽院にてディプロマを取得後、ウィーンにて研鑽をつむ。国際オーボエコンクール、長野アスペン音楽祭、浜松イーストマン音楽祭、石川ミュージックアカデミーなどの公式ピアニストを務めている。最近ではソロ・リサイタルも精力的に行いその透明で美しい音色と確かな解釈で毎回、質の高い演奏が評判となっている。2007年「諸田由里子ピアノリサイタル」をリリース。

 

 

 

 

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