オーディションで選抜された優れた未来の演奏家たちが、「音楽のすべてが現れる」と言われる最も奥深いジャンル:「室内楽」で、第一線で活躍する演奏家たちとステージ上で共演するという企画「未来にはばたくドリームコンサート」。地元・青葉区民による提唱と企画制作で5年間開催したこのコンサートでは、多くの優れた若手奏者がはばたいていきました。
そして2018年度からこのプロジェクトは、年齢層をさらに拡充した「フィリアホール室内楽アカデミア」に生まれ変わりました。この「コンセール・ドゥ・レーヴ」は、その記念すべき「アカデミア」に参加する第1期生の披露コンサートです。
「コンセール・ドゥ・レーヴ」は、「ドリームコンサート」のフランス語訳。「未来にはばたく若い才能が、室内楽を通じてプロと共演する」コンセプトはそのままに、かつてギリシャの「アカデメイア」がフランスの「アカデミー」に受け継がれたが如く、「アカデミア」の名を冠するプロジェクトで引き継ぐ「夢(Dream=Rêve)のコンサート(Concert)」。どうぞお楽しみください。
★2/21(木)レッスンの一部を一般公開します!★
【会場】フィリアホール 舞台上(聴講者は客席で聴講)
【日時】2019年2月21日(木)15:00-17:00
※時間は進行に応じて前後する可能性がございます。
【料金】入場無料・全席自由(随時入場可・未就学児入場不可)
※チケット未購入の方も入場可能です。
【内容】2/23公演の室内楽レッスン
※2名の受講生のレッスンを行います。(ヴァイオリン、ピアノ)
※曲目は下記を予定しております。
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調op.13より第1楽章
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番ト短調K.478より第1楽章
【注意事項】
・舞台上で行いますが、マイクは使用いたしません。
・関係者の方以外の録音・録画・写真撮影はご遠慮ください。
全席指定¥1,500 学生¥500
※当公演ではメンバーズ先行予約はございません。
2018年11月18日(日)11:00- ※当日は電話・Web予約のみ受付
フィリアホールチケットセンター Tel:045-982-9999(営業時間11:00-18:00)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
出演◎
フィリアホール室内楽アカデミア 2018年度(第1期生)
ジュニア/プロフェッショナル部門 第1期生&講師
《ジュニア部門 受講生》
黒岩賢人(ヴァイオリン)Kento Kuroiwa, Violin
宮本佳音(ヴァイオリン)Kanon Miyamoto, Violin
安田沙綾(チェロ)Saaya Yasuda, Cello
《プロフェッショナル部門 受講生》
高橋沙織(ヴァイオリン)Saori Takahashi, Violin
保谷愛茄(ヴァイオリン)Aina Hotani, Violin
有海友加里(ピアノ)Yukari Ariumi, Piano
《講師》
海野幹雄(チェロ/アーティスティック・ディレクター)Mikio Unno, Cello & Artistic Director
川田知子(ヴァイオリン)Tomoko Kawada, Violin
直江智沙子(ヴァイオリン)Chisako Naoe, Violin
須田祥子(ヴィオラ)Sachiko Suda, Viola
海野春絵(ピアノ)Harue Unno, Piano
《受講生+講師との共演》
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調op.8より第1楽章
◎Vl:宮本佳音 Vc:海野幹雄 Pf:海野春絵
メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調op.49より第1楽章
◎Vl:川田知子 Vc:安田沙綾 Pf:海野春絵
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番ハ短調op.18-4より第1楽章
◎1stVl:黒岩賢人 2ndVl:直江智沙子 Va:須田祥子 Vc:海野幹雄
--- 休憩 intermission ---
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番ハ短調 op.51-1より第1楽章
◎1stVl:保谷愛茄 2ndVl:直江智沙子 Va:須田祥子 Vc:海野幹雄
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第2番イ短調op.13より第1楽章
◎1stVl:高橋沙織 2ndVl:川田知子 Va:須田祥子 Vc:海野幹雄
モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番ト短調K.478より第1楽章
◎Vl:川田知子 Va:須田祥子 Vc:海野幹雄 Pf:有海友加里
《講師5名による演奏》
シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調op.44
◎1stVl:川田知子 2ndVl:直江智沙子 Va:須田祥子 Vc:海野幹雄 Pf:海野春絵
★演奏曲順が変更になりました。何卒ご了承の程、お願い申し上げます。(2/13)
《ジュニア部門》小・中学生参加部門
黒岩賢人(ヴァイオリン / 中2)Kento Kuroiwa, Violin
5歳より桐朋学園「子供のための音楽教室」にてヴァイオリンと声楽を学ぶ。パリ地方音楽院在籍を経て、現在清水高師氏に師事。2018年「Il Piccolo Violino Magico」国際コンクールにてセミファイナル進出、ベスト・カンタービレ賞を受賞。
宮本佳音(ヴァイオリン / 中2)Kanon Miyamoto, Violin
3歳より上海でヴァイオリンを始め、G.Maxmanに師事。帰国後、奥田雅代氏に師事、現在に至る。これまでに全日本ジュニアクラシック音楽コンクール第2位。ハマのJACKコンチェルトソリストオーディション、JACK賞。かながわ音楽コンクール、小学校高学年の部最優秀賞、ヤマハ賞。
安田沙綾(チェロ / 中2)Saaya Yasuda, Cello
14歳、中学2年生。現在海野幹雄氏に師事。第2回「未来にはばたくドリームコンサート」にてARCUSメンバーと室内楽で共演。第5回同コンサートではミニコンサートやアンサンブルに参加。T.J.O.Sでも活動中。
《プロフェッショナル部門》高校生から25歳までの若手奏者参加部門
保谷愛茄 (ヴァイオリン)Aina Hotani, Violin
6歳よりヴァイオリンを始める。第68回全日本学生音楽コンクール小学校の部東京大会第3位、第70回同コンクール中学校の部東京大会第3位、全国大会横浜市民賞、第26・27回日本クラシック音楽コンクール中学生の部最高位。現在加藤知子氏、森川ちひろ氏に師事。
高橋沙織 (ヴァイオリン)Saori Takahashi, Violin
3歳よりヴァイオリンを始める。 2013年第11回バッハホール音楽コンクール中学生の部未来賞受賞。 2014年第24回日本クラシック音楽コンクール全国大会高校の部第5位。現在、洗足学園音楽大学にオーケストラ特待生3年生として在籍。これまでにヴァイオリンを荒井正昭、川田知子に、室内楽を安藤裕子、安永徹、川田知子の各氏に師事。
有海友加里 (ピアノ)Yukari Ariumi, Piano
第16回ちば音楽コンクール5,6年部門第1位、全部門通しての最優秀賞受賞。第17回ショパン国際ピアノコンクールinASIAコンチェルトC部門アジア大会奨励賞受賞。八潮市音楽大使。東京藝術大学室内楽科修士課程1年在籍中。
バロック、古典、ロマン派から現代音楽までと非常に広いレパートリーを持ち、ソロ、アンサンブル、全国の各オーケストラへ首席奏者として客演、小学校等へのアウトリーチ活動、また編曲や指揮も行うなど、幅広いジャンルで高い評価を得ているマルチなチェリスト。音楽一家に生まれ、14歳より母にチェロの手ほどきをうける。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園ディプロマコース修了。近年ではソロ活動も積極的で、2014年にはベートーヴェンの残した「チェロを含む二重奏曲」全10曲を1日で演奏するという企画を成功させ、音楽の友誌上で「覇気と情熱と、そして冷静沈着な洞察力を兼ね備えたチェリスト」と絶賛された。2015年には、神奈川フィルとドヴォルザークのチェロ協奏曲を共演、2016年にはバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を成功させ話題を呼んだ。2017年には10回記念リサイタルを開催、多くの仲間に支えられ大成功を収めた。また2009年より毎月横浜市イギリス館で開催しているサロンコンサート「Salon de violoncello」は90回を超え、好評を得ている。(財) 地域創造主催事業「公共ホール音楽活性化事業」登録アーティスト。ピアノトリオ海(Meer)、室内オーケストラARCUS(アルクス)、作曲家・新垣隆とのデュオ「ORIGO」等多くのアンサンブル団体に所属。NPO法人「ハマのJACK」理事。アルバムに「海野幹雄playsシューマン」がある。
オフィシャルホームページ http://mikio-unno.com/
東京芸術大学音楽学部器楽科を首席で卒業。1991年第5回シュポア国際コンクール優勝。NHK交響楽団や、モスクワフィルハーモニー交響楽団など、国内外のオーケストラにソリストとして起用され、好評を博している。また、アンサンブルなど室内楽の分野にも力を入れ、チェンバロの中野振一郎氏とのデュオも好評を博している。2003年度、第33回エクソンモービル音楽賞、洋楽部門奨励賞受賞。平成15年度国際交流基金日本文化紹介派遣事業でのトルコ、エジプトでのリサイタルを行い、2007年には、ハンガリーのブダペストでのリサイタルが絶賛された。10年目を迎えるチェンバロの中野振一郎とのデュオの他、様々な器楽奏者との共演に意欲的に取り組んでいる。マイスター・ミュージックより6枚のCDが発売されている。洗足学園音楽大学講師。
桐朋女子高等学校を経て桐朋学園大学を卒業。小澤征爾音楽塾、宮崎国際音楽祭、水戸室内管弦楽団、JT室内楽シリーズ、東京のオペラの森、サイトウキネンフェスティバル松本などに参加。これまでに徳永二男氏に師事。ロームミュージックファンデーションの奨学金を得てベルリンに留学、シュテファン・ピカール氏に師事。現在神奈川フィルハーモニー管弦楽団第2ヴァイオリン首席奏者。
桐朋学園大学を首席で卒業。第23回ヴィットリオ・グイ国際コンクールを始め多数のコンクールで第1位優勝。「報道ステーション」での生中継、「題名のない音楽会」や「らららクラシック」のヴィオラ特集でもそれぞれソロ演奏をフィーチャーされた他、室内楽の演奏会も多い。現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、洗足学園音楽大学非常勤講師を務める他、ヴィオラ演奏集団「SDA48」を主宰。
桐朋学園大学卒業後、同大学研究科にて研鑽を積む。第22回ピティナ・ピアノコンペティション特級の部グランプリ。これまでに日本フィルハーモニー交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団と共演。桐朋在学中より管・弦楽器や声楽などさまざまな楽器の伴奏活動を始め、讀賣新人演奏会、演連コンサート等各地の演奏会に多数出演。第20回日墺文化協会フレッシュコンサートにて最優秀共演者賞受賞。現在、トリオ海(Meer)、NPO法人「ハマのJACK」メンバー、桐朋学園大学弦楽器科嘱託演奏員。