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2019年 108日(火)

19:00開演 21:00終演予定

Tuesday 08 October 2019, 19:00

フィリアホール 共催コンサート 

カール=ハインツ・シュッツ
フルート・リサイタル

Karl-Heinz Schütz Flute Recital

公演時間 Duration:
120分
休憩 Intermission:
あり(20分)
料金 Ticket Prices:
全席指定¥5,000 学生¥3,000 
book now book now DL

ウィーン・フィル首席奏者、堂々たる再登場

ウィーン・フィルの首席フルート奏者として活躍するカール=ハインツ・シュッツ。
既存のレパートリーには飽き足らず、ベートーヴェンやメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲をフルートで演奏するなど、フルートの世界を拡げる活動にも熱心に取り組んでいます。今回のリサイタルでも、シュッツならではのユニークかつ多彩なプログラムを披露します。ドヴォルザークとフェルドはともにチェコの作曲家で、素敵なコンビネーションを聴かせてくれます。その間に演奏するラルヒャーの曲は、今年2019年にシュッツのために書かれた作品で、日本初演となるでしょう。後半はバッハに始まり、スペインの香り豊かなビュッセルの作品、そして最後はロマン派のフルート・ソナタの最高傑作とも言われるライネッケの大作へとつながります。
ウィーン国立歌劇場での経験に基づいた豊かな歌心と卓越したテクニックに、どうぞご期待ください。


横浜音祭り2019パートナー事業
横浜音祭り2019

【出演者と内容変更のお知らせ】
当初共演予定だったハープ奏者シャルロッテ・バルツェライトは、本人の出産のため、来日が不可能となりました。
そのため、本公演ではピアノとの共演に変更となり、共演者も菊池洋子(ピアニスト)に変更となります。バルツェライト氏との共演を楽しみにしていたお客様には誠に申し訳ございませんが、何卒ご了承の程、よろしくお願い申し上げます。

料金Ticket Prices

全席指定¥5,000 学生¥3,000

ホールメンバーズ先行予約期間On sale dates: Members

2019年6月9日(日)11:00~6月12日(水)18:00 ※Web・FAX・郵送のみ

一般発売On sale dates: General

2019年7月7日(日)11:00~ ※発売日は電話・Webのみ

チケット取扱Booking

フィリアホールチケットセンター Tel. 045-982-9999 (11:00~18:00)

主催

ヒラサ・オフィス

共催

フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)

後援

横浜アーツフェスティバル実行委員会

出演者Performers

フルート◎カール=ハインツ・シュッツ
Karl-Heinz Schütz, Flute

ピアノ◎菊池洋子
Yoko Kikuchi, Piano

プログラムProgramme

ドヴォルザーク:ソナチネ ト長調(ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ)
A.Dvorak: Sonatine G-Dur (orig.vl/pf)
T.ラルヒャー:Deep red deep blue 2019 (日本初演)
Thomas Larcher: Deep red deep blue 2019 (Japan Premiere)
I.フェルド:フルート・ソナタ
Jindrich Feld: Sonata for flute and piano

- - - 休憩 Intermission - - -

J.S.バッハ:トリオ・ソナタ 第2番 BWV526
J.S.Bach: Trio Sonata e-minor BWV526
H.ビュッセル:アンダルシア
Henri Busser: ANDALUCIA for flute and piano
C.ライネッケ:フルート・ソナタ「ウンディーネ」
Carl Reinecke: Sonata "UNDINE" for flute and piano

プロフィールProfile

カール=ハインツ・シュッツ(フルート) Karl-Heinz Schütz, Flute

ウィーン・フィルのソロ・フルート奏者。
フォアアールベルクの州立音楽院でエーファ・アムスラーに、バーゼルでオーレル・ニコレに、フランスでフィリップ・ベルノーにそれぞれ師事。2000年にリヨン音楽院を卒業。在学中の1998年にカール・ニールセン・コンクール、1999年にクラコフ・コンクールの2つの国際的コンクールで優勝。以来、世界中でコンサート活動を展開し、ソリストとしてダニエル・バレンボイム、サー・ネヴィル・マリナー、ファビオ・ルイジ、ベルトラン・ド・ビリー、マルクス・ポシュナー、オットー・タウスク、エンリコ・カレッソ、ハンスイェルク・シェレンベルガー、ミラン・トゥルコヴィッチ、尾高忠明、ディミトリ・キタエンコ、ヤコフ・クライツベルクといった数々の指揮者と共演。また、ウィーン・フィル、ウィーン交響楽団、ウィーン室内管弦楽団、チロル・インスブルック交響楽団、ファアアールベルク交響楽団、シュトゥットガルト・フィル、ヴュルツブルク・フィル、NHK交響楽団、東京交響楽団、新日本フィル、札幌交響楽団、オーデンセ交響楽団、バルセロナ交響楽団、ペルージャ室内管弦楽団、ウィーン・クラシカル・プレイヤーズ、イスラエル・キブツ・オーケストラ・ネタニヤ、カメラータXXI、アカデミー・オブ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズなど数多くのオーケストラと共演して、様々なフルート協奏曲を演奏してきた。室内楽奏者として、ザルツブルク音楽祭、ブレゲンツ音楽祭、ラインガウ音楽祭、札幌PMF、ヤング・プラハ、NFAニューオリンズ、複数のフルート協会のフェスティバル(フランクフルト、フライブルク、ウィーン、コペル、バルセロナ、ザゴリエ・オプ・サヴィ)、ゴールウェイ・フェスティバル、フェスティバル・ド・フランス・ミュージック・モンペリエなどの著名な音楽祭に出演。2005年からウィーン市の音楽美術私立大学で教鞭を取っているほか、CNSMパリ、ニューヨークのジュリアード音楽院、マンハッタン音楽学校、フロリダ州立大学、ソウルの延世大学、フィス、札幌、草津など、国内外で定期的にマスタークラスやワークショップを行っている。2000年から04年までシュトゥットガルト・フィル、05年から11年までウィーン交響楽団のそれぞれソロ・フルート奏者を務めた後、11年からウィーン・フィルとウィーン国立歌劇場管弦楽団のソロ・フルート奏者。13年にヴォルフガング・シュルツの後任として、アンサンブル・ウィーン=ベルリンとウィーン・リング・アンサンブルのメンバーになる。バッハ、ピエール・ブーレーズ、武満徹、ヴェルナー・ピルヒナーなど幅広いレパートリーで数多くの録音がある。2012年に、サー・ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー・オブ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズとの共演でCHANDOSレーベルから「20世紀の合奏協奏曲集」をリリース。2014年に、カメラータ・トウキョウからモーツァルトのフルート四重奏曲、ブラームス、ヒンデミット、プロコフィエフのソナタをリリース。2015年にはバッハのソロ作品、そして2016年にはブルーノ・カニーノとの共演でシューベルトの作品をリリースしている。
故郷チロル州のランデックでは、現地の音楽週間HORIZONTEの音楽監督を務めている。ムラマツ・ジャパンの24金のフルートと、エマニュエル・ボストンのシルバーのフルートを使用。

(C)Yuji Hori

菊池洋子(ピアノ) Yoko Kikuchi, Piano

菊池洋子は、2002年第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝して一躍注目を集めた。その後、2003年にザルツブルク音楽祭のモーツァルト・マチネに出演するなど国内外で活発に活動を展開し、いまや実力・人気ともに日本を代表するピアニストの一人である。これまで、国内の主要オーケストラとの共演はもとより、国際的にもリサイタル、オーケストラとの共演、室内楽演奏会で成功を収めている。2004年ライプツィヒ弦楽四重奏団との日本ツアー、オーケストラ・アンサンブル金沢のアジア・ツアーのソリスト、アフラートゥス・クインテットとの共演及びレコーディング、2008年アンサンブル・ウィーン=ベルリンなどと共演。2009年には、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲をフォルテピアノとモダンピアノを用いて演奏するといった意欲的な企画に取り組み好評を得た。2010年には、チューリッヒ・トーンハレでのリサイタルが絶賛を博し、ホルンの名手ラデク・バボラークとレコーディングも行った。2011年以降、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭にたびたび招かれているほか、2015年プラハの春音楽祭でアフラートゥス・クインテットと出演した模様は、チェコ国営テレビで放送され、好評を博した。バレエ公演にも出演し、世界的バレエダンサー ディアナ・ヴィシニョーワや吉田都ほかと共演している。CD録音も活発に行い、エイベックスとオクタヴィアよりリリースしている。第18回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門録音・録画作品 (日本人アーティスト)、第1回上毛芸術文化賞(音楽部門)、第17回出光音楽賞の各賞を受賞。

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