フィリアホールとは
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コンセプトConcept

音楽をともに分かち合うための理想的な空間。
フィリアホールは演奏家と聴き手を魅了し続けます。

「静けさ」と「良い音」と「良い響き」。
デリケートなクラシック音楽を演奏し、
聴くための基本的な条件が、この三つと言えるでしょう。

フィリアホールはこの三条件を十分に満たす
本格的な音響機能を備えたコンサートホールです。

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ホール室形は世界四大ホールに代表されるプロセニアムアーチのないシューボックス型を採用、500席という規模からも、客席とステージが一体となって、サウンドのみならず、視覚的にも親密感にあふれたパフォーマンスをお愉しみいただけます。

騒音や振動を防ぐために、床面設計や空間設計にも繊細な配慮がなされ、
音楽ホール以外の各施設も充実しています。

「フィリア」とは、フィルハーモニー(調和を愛する)のフィルにも因む
「友愛、友好関係、愛着」を意味するギリシャ語に由来しています。
それは、ホールの完成を通して、ここに人と街のハーモニーを実現したいという想い、そして鑑賞・発表・集いの場として未来へずっと愛されるよう、願い、名付けられた美しい名です。

長い時間の旅を続ける豪華客船のトップキャビンをイメージしたホールは
これからも多くの人々の社交の場として、演奏家と聴衆をやさしく包みこみ、その感性を刺激し、魅了し続けることでしょう。

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フィリアホールの歴史History

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1993(平成5)年、「フィリアホール」は「青葉台東急百貨店(現・青葉台東急スクエア South-1)」の本館5階にオープンしました。当時青葉台は、発展の続く多摩田園都市にあって、たまプラーザと並ぶ拠点の街でした。駅周辺開発を進める中、その要となるこのビルは、新たなシンボルとなり、新しいタウン・アイデンティティーの形成に寄与し、地域の皆さまに新たなライフスタイルを提供する施設となりました。建物設計では、時代の原点を見据えた「本物」志向と、地域の人々に密着した「情報発信地」づくりを目指し、ショッピングとカルチャー、二つの要素を「人々の出会い」をキーワードとして青葉台の街並に感性豊かにフィットさせることを基本理念としました。

渋谷Bunkamuraを手掛けた世界的に著名なフランスの建築家ジャン・ミッシェル・ヴィルモット氏をゲスト・デザイナーに迎え、ヨーロッパの格調を感じさせるエレガントで温かみのある佇まいを具現し、建物最上階に地域の方々の要望に応えるべく計画されたのがクラシック音楽主体のホール。その設計は音響設計の第一人者、サントリーホール等数多くの名ホールを手掛けられた永田穂氏とともに「音響」「建築」両面に亘り「本物」にこだわり、質の高いコンサート・ホールづくりを目指し、特に音響では室内楽に重点を置き、建築デザイン面では、地域性にマッチした「手軽に楽しめるホール」を志向し、華やいだ中にカジュアルな雰囲気が出るよう配慮しました。

このすばらしいハードとソフトが一体となるように、フィリアホールは、開館以来20有余年、様々なアーティストによる上質の公演はもちろん、地域の方々の企画によるコンサートや発表会などを通して、青葉台から文化の発信地として当初の理念を継承し、基本理念の真の価値を発揮して、多くの人々から愛され続けてきました。

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