2023年5月1日にリニューアル＆オープン30周年を迎えたフィリアホール。引き続き2024-25シーズンも充実したラインナップで様々なコンサートをおおくりいたします。

 《土曜マチネシリーズ》では引き続き、今最も勢いのある話題の国内アーティストを中心にご紹介します。郷古廉＆北村朋幹、小林愛実、周防亮介、須川展也など気鋭の若手からベテランまで登場、特に青葉区で育ったチェリスト遠藤真理のリサイタル（青葉区制30周年記念）、昨年からシリーズを開始した仲道郁代＆ウェールズ弦楽四重奏団と小林沙羅＆福間洸太朗、そして今年から開始する河村尚子の新シリーズもぜひご注目を！
 《ランチタイム・コンサート・シリーズ》でも、吉田志門、藤井玲南、徳永真一郎、坂本リサ＆彩、東亮汰といずれも国内外で注目の若手のほか、あの指揮者・上岡敏之の貴重なピアノ・リサイタルなど変わり種の企画も開催。また近年ますます大人気の《神奈川フィルの名手による室内楽シリーズ》も、5月には石田泰尚他メンバーによるフレンチ・プログラム「フォーレ＆ショーソン」、9月には昨年度も大好評を博した副指揮者・小林雄太による「モーツァルト＆ワーグナー」と、充実したプログラムをおおくりします。
 アーティスト自身がプロデュースする《アーティスト・プロデュース・シリーズ》では、毎年大好評を博す指揮者・広上淳一の「マエストロの白熱教室」、チェリスト山崎伸子が若手演奏家を室内楽でご紹介・共演する「未来に繋ぐ室内楽」を引き続き開催。「未来に繋ぐ～」では初の試み、今話題の若手クァルテット2団体「クァルテット・フェリーチェ」「カルテット・プリマヴェーラ」が同時登場！各カルテットと、名曲・メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲を充実した演奏でお楽しみください。また2020年に開催し大好評を博した須川展也によるサクソフォン愛好家向けワークショップなども同シリーズ内で再開催予定、続報をお楽しみに！
 2023年度からスタートした、横浜での西洋音楽の歴史をテーマに沿ってご紹介するシリーズ《横濱音楽物語（ヨコハマ・オンガク・モノガタリ）》第2回のテーマは「ピアノ」！コンサートでは、横浜在住のピアニスト・阪田知樹による、大作曲家プロコフィエフが横浜で開催したリサイタル・プログラムの再現を行います。関連レクチャー講座も開催予定、ぜひご期待ください。
 フィリアホールの企画を特徴づける海外アーティストの企画も、2024年度は特に充実した企画が揃いました。特に、2013年以来11年ぶりの登場となるイザベル・ファウストのバッハ無伴奏ヴァイオリン作品全曲演奏、初登場となる「ヴィオラ・ダ・ガンバのパガニーニ」とも称される巨匠パオロ・パンドルフォのバッハ無伴奏チェロ組曲（ガンバ版）全曲演奏と、J.S.バッハにまつわる大プロジェクト2つは今シーズンの大きな企画です。またニコラ・アルトシュテット＆マクシム・エメリャニチェフ（日本初のデュオ！）、マルシン・ディラ、シュテファン・テミング、サラ・トラウベル、イーケ・トニー・ヤンなど、今海外で大注目の初登場アーティストのほか、これまでの登場で大人気を博すピアニスト・シャルル・リシャール＝アムランや、ギタリストのアナ・ヴィドヴィチも再登場を果たします。巨匠の共演企画として、チャールズ・ナイディックとパスカル・ドゥヴァイヨンのデュオ公演にもぜひご注目を。関連企画として両講師によるマスタークラスも開催予定、関心のある方は続報をぜひお待ちください。クラシックにとどまらないジャンルとして、初登場のケルティック・コーラスグループ・アヌーナも一推しです。合唱でも定評あるフィリアホールの音響を存分に生かした透明感あふれる演奏を聴かせてくれることでしょう。
 また今シーズンでは、従来フィリアホールで開催の少なかった、古楽器演奏家の公演も多く開催します。マチェイ・スクシェチュコフスキ（2023年ブルージュ国際古楽コンクール優勝）やジュスタン・テイラーなど若手チェンバロ／フォルテピアノの公演、古楽器オーケストラ「イル・ポモ・ドーロ」の来日公演（共演は大人気ソプラノ歌手・森麻季！）など、海外の古楽ファンも満足いただける企画を開催します。

★各公演の詳細情報は追って公開いたします。

2023年度より、フィリアホール主催・共催公演の従来のコンサート・シリーズを大幅に改訂いたします。
詳しくはこちらをご覧ください。

※掲載情報は2024年3月現在の情報です。公演日時、公演名、出演者、曲目、他掲載内容は予告なく変更になることがあります。
また、ここに掲載のない公演も追加で開催することがあります。チケット料金・曲目等は決定次第公開します。