フィリアホールは1993年に、横浜市青葉区・青葉台の地に、東京近郊では未だ珍しいクラシック・コンサート専用ホールとして誕生しました。
国内外を代表する一流アーティストがその音響を賞賛し、25年間の間に多くの音楽家と地域、そして全国の音楽ファンに育てていただいたフィリアホールを、青葉台の街とともに、より多くの方々に知っていただきたい…そんな想いを込めて、本誌を創刊しました。
古代ギリシャ語で大きな意味のひとつが「友人」。原義には「自分自身」という意味も含まれ、派生して現代では「哲学者」の意味でも使われるとのこと。「友愛・友情」を意味するPHILIA(フィリア)の名を冠するホールが創刊する情報誌として、クラシック音楽が読者の皆様の永遠の「友人」になるお手伝いができることを祈って命名しました。