ピアニストの頂点を極めた華々しい活躍から突然の演奏活動停止、そして日本が誇るSHIGERU KAWAIピアノとの出逢いによる電撃復帰…。今や指揮活動でも確固たる地位を確立した「真の藝術家」の貴重すぎるリサイタルが、500席のフィリアホールでついに実現。雪解け水のように透明な音色と、余人をもって代えがたい独自の表現で紡ぐ、夢幻の美に満ちるモーツァルト&ベートーヴェン晩年のソナタ!
横浜音祭り2019パートナー事業
S¥9,500 A¥9,000
【学生券】 ¥2,000 ※一般発売以降販売、枚数限定
2019年3月10日(日)11:00 - 3月13日(水)18:00 ※Web・FAX・郵送のみ受付
2019年4月7日(日)11:00- ※発売日は電話・Webのみ受付
フィリアホールチケットセンター Tel.045-982-9999(11:00-18:00)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
東急電鉄
横浜アーツフェスティバル実行委員会
ピアノ◎ミハイル・プレトニョフ
Mikhail Pletnev, Piano
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調 K.282
Mozart: Piano Sonata No.4 in E-flat Major, K.282
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 op.110
Beethoven: Piano Sonata No.31 in A-flat Major, op. 110
---休憩 Intermission---
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330
Mozart: Piano Sonata No.10 in C Major, K.330
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 op.111
Beethoven: Piano Sonata No.32 in c minor, op. 111
その幅広い活動により、一言では説明できない多才な芸術家。ピアニストとして世界の頂点を極め、指揮者や作曲家としても魔法のような驚くべき才能で、世界中の聴衆を魅了している。1990年ロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を設立。創設者・芸術監督として世界有数のオーケストラに育て上げる。2015年4月より東京フィルハーモニー交響楽団特別客演指揮者に就任。
1957年ロシアのアルハンゲリスク生まれ。13歳で中央音楽院、74年モスクワ音楽院に入学。ヤコフ・フリエール、レフ・ヴラセンコに師事。78年、わずか21歳でチャイコフスキー国際コンクールのゴールド・メダル及び第1位を獲得。国際的な脚光を浴び、88年には当時の大統領ゴルバチョフに招かれ、ワシントンのサミットで演奏した。
驚くべき技巧、深い知性に裏づけられた演奏、完璧にコントロールされた美しい音色で、カリスマ的人気を誇る現代最高のピアニストの一人として活躍。しかし、2006年、突然ピアニスト活動を停止し、世界を驚かせた。SHIGERU KAWAIピアノとの出会いにより、2013年よりピアニストとしての活動を再開。以前にも増してすばらしい演奏が話題となっている。ソリストとしてこれまでに、ハイティンク、シャイー、ジュリーニ、ザンデルリンク、ケント・ナガノ、ゲルギエフ、ネーメ・ヤルヴィ、ドホナーニ、ブロムシュテット、マゼール、ティーレマン、ガッティ、スラットキン、アシュケナージ他の指揮のもと、クリーブランド管、サンフランシスコ響、バイエルン放送響、チェコ・フィル、フィルハーモニア管、イスラエル・フィル、サンタ・チェチーリア管等と共演。アバド指揮/ベルリン・フィルと共演した1997年のジルヴェスター・コンサート及び2000年のヨーロッパ・コンサートは、世界中にTV・ラジオ放送されている。
数多くのCDが発売され、スカルラッティの鍵盤ソナタ(ヴァージン・クラシックス)は、1996年グラモフォン賞を受賞。BBCミュージック・マガジンは、“最高のピアノ演奏”と評した。ドイツ・グラモフォンから発売されたショパンのリサイタルCDについて、著名な評論家ヨアヒム・カイザーは「今年の1枚」であると書いている。また、CD「ラフマニノフへのオマージュ」は、ルツェルン近郊のラフマニノフの家で作曲家自身が愛用したスタインウェイで録音されたが、この模様は「セルゲイ・ラフマニノフ─メモリーズ」(NVCアーツ)というドキュメンタリーに収録されている。他にも、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全5曲(ドイツ・グラモフォン)、C.P.E.バッハの鍵盤ソナタ、グリーグ、リストの録音等がある。作曲家としても数々の作品を発表し、スティーヴン・イッサーリスのために作曲したチェロ・ソナタではピアノで共演も行っている。1995年エリツィン元大統領および2002年プーチン大統領によってロシア共和国第一等国家賞を授与されている。