河村尚子渾身の2年4回のソナタ選集もついにフィナーレ!
最後におおくりするのは、まさにこのシリーズを締めくくるにふさわしい、ベートーヴェン最晩年の「最後の3つのソナタ」。
驚くほどの精度をもってベートーヴェンの新しい側面に光を当てた河村が再現する音楽の深淵、苦難を越えて遥かな高みに手を伸ばした大作曲家、その渾身の生の輝きをいま目撃する。
横浜音祭り2019パートナー事業
S¥5,000 A¥4,000
【学生券】 ¥2,000 ※一般発売以降販売、枚数限定
【4公演シリーズセット券】 ¥19,000
《11/23「吉野直子&エマニュエル・パユ」、12/07「三浦友理枝」、02/15「木嶋真優&イリヤ・ラシュコフスキー」とのセット券》
2019年6月9日(日)11:00~6月12日(水)18:00 ※Web・FAX・郵送のみ
2019年7月7日(日)11:00 ※発売日は電話・Webのみ
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
東急電鉄
横浜アーツフェスティバル実行委員会
ピアノ◎河村尚子
Hisako Kawamura, Piano
ベートーヴェン:
L.v.Beethoven :
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109
Piano Sonata No.30 in E Major, op.109
ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 op.110
Piano Sonata No.31 in A-Flat Major, op.110
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 op.111
Piano Sonata No.32 in c minor, op.111
ハノーファー国立音楽芸術大学在学中の2006年ミュンヘン国際コンクールで第2位を受賞、翌年、クララ・ハスキル国際コンクールで優勝を飾り、一躍世界の注目を浴びる。ドイツを拠点に、欧州で積極的にリサイタルを行う傍ら、ウィーン響、バイエルン放送響、チューリヒ・トーンハレ管、サンクトペテルブルク・フィルなどと共演。室内楽では、C.ハーゲン(チェロ)とのデュオで知られるほか、M.ホルヌング(チェロ)とロンドン・ウィグモアホール、R.オルテガ・ケロ(オーボエ)とニューヨーク・カーネギーホールにデビューするなど、同世代の実力派アーティストたちとも積極的な活動を展開している。日本では、2004年東京フィル定期演奏会でデビュー。P.ヤルヴィ指揮NHK響など国内主要オーケストラと共演を重ねる傍ら、フェドセーエフ指揮モスクワ放送響、ルイージ指揮ウィーン響、ヤノフスキ指揮ベルリン放送響、ビエロフラーヴェク指揮チェコ・フィルなどの日本ツアーに参加。その他、ノリントン、インバル、ラザレフ、テミルカーノフなど多くの指揮者から度々再演の指名を受けている。文化庁芸術選奨文部科学大臣新人賞、新日鉄音楽賞、出光音楽賞、日本ショパン協会賞、井植文化賞、ホテル・オークラ賞を受賞。主なCDに「夜想(ノットゥルノ)?ショパンの世界」「ショパン:ピアノ・ソナタ第3番&シューマン:フモレスケ」「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&チェロ・ソナタ」ほか、2018年4月にリリースした最新譜「ショパン:24の前奏曲&幻想ポロネーズ」がある(RCA Red Seal)。2018年5月より2シーズンにわたり、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・プロジェクトを日本各地で展開する。これまで、ウラディーミル・クライネフ、澤野京子、マウゴルジャータ・バートル・シュライバーの各氏に師事。現在、ドイツ・エッセンのフォルクヴァング芸術大学教授。