【重要:開催中止のお知らせ(11/19)】
当初2020年5月23日(土)に開催を予定していた、フィリアホール共催コンサート「アルベナ・ダナイローヴァ ヴァイオリン・リサイタル」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、延期を行い、2021年度内での振替開催を調整しておりました。
しかしながらこのたび、主催者(招聘元)との調整の結果、大変残念ながら2021年4月?22年3月までの間で出演者の来日スケジュールおよび振替開催日を調整することが困難な状況となり、主催者と協議の上、本公演の延期開催は当面開催せず、いったん中止とさせていただくことになりました。
2022年4月以降の来日公演予定については、現時点では開催可否を含め、すべて未定です。
公演を楽しみにされていたお客様には、ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。事情をご賢察の上、何卒ご理解、ご了承賜りますようお願い申し上げます。
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世界最高峰のオーケストラの一つ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。その名門初の女性コンサートマスターに就任したのがアルベナ・ダナイローヴァ。フィリアホールでもたびたび「アンサンブル・ウィーン」他ウィーン・フィルメンバーたちとのアンサンブル編成でたびたび出演してきた彼女が、ソロで登場を果たします!
選ばれたのはベートーヴェンのソナタ、そしてショーソンからクライスラー、ヴィエニャフスキと、ヴァイオリン奏者なら誰もが憧れる素敵な名曲ばかり。名器ストラディヴァリウスの豊潤な音色でお届けする、贅沢な午後のひとときをどうぞお楽しみください。
全席指定¥5,000 学生¥3,000
2019年12月8日(日)11:00~12月11日(水)18:00 ※Web・FAX・郵送のみ受付
【開催中止が決定したため、チケットは再発売いたしません】
フィリアホールチケットセンター Tel. 045-982-9999 (11:00~18:00)
パシフィック・コンサート・マネジメント
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
ヴァイオリン◎アルベナ・ダナイローヴァ
ピアノ◎浜野与志男
Albena Danailova, Violin
Yoshio Hamano, Piano
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調「春」op.24
チャイコフスキー:「なつかしい土地の思い出」より メロディ op.42-3 / スケルツォ op.42-2
―休憩 Intermission―
ショーソン:詩曲 op.25
ヴィエニャフスキ:華麗なるポロネーズ 第2番 イ長調 op.21
クライスラー:愛の悲しみ / 愛の喜び / 美しきロスマリン
ヴラディゲロフ:ブルガリアの民族舞踊による幻想曲 op.18-1
L.v. Beethoven: Sonata for Piano and Violin No.5 in F major “Spring Sonata”, op.24
P.I.Tchaikovsky: from 《Souvenir d'un lieu cher》 -Mélodie op.42-3 / Scherzo op.42-2
---Intermission---
E.Chausson: Poeme op.25
H.Wieniawski: Polonaise Brillante No.2 in A major, op.21
F.Kreisler: Liebesleid / Liebesfreud / Schön Rosmarin
P.Vladigerov: Fantasia on Bulgarian Folk Dance "Hora" Themes, op.18-1
★全演奏曲が決定いたしました。
一部曲目が当初の発表より変更となっておりますので、何卒ご了承ください。(12/19)
2008年、ウィーン国立歌劇場において史上初となる女性のコンサートマスターとなり、2011年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターに就任した。また、2009年のザルツブルクのモーツァルト週間において、小澤征爾の指揮でハイドンの協奏交響曲変ロ長調のソリストを務めた。
ブルガリアのソフィアで、音楽一家のもとに生まれる。5歳から音楽を学び、ネリ・ジェレヴァ、ドラ・イヴァノヴァのもとで研鑽を積む。1995年にドイツへ移り、ロストック音楽大学とハンブルク音楽大学でペトル・ムンティアヌに師事し、イダ・ヘンデル、ヘルマン・クレッバース、ルイス・カプラン、アンドレアス・ライナー、シュテファン・ゲオルギューのマスタークラスを受講。2001年、バイエルン国立歌劇場管弦楽団の第2ヴァイオリン奏者となり、2003年には第1ヴァイオリン奏者に、その後第1コンサートマスターとなる。また、2003/04シーズンにはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めた。2011/12シーズンより、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーで構成されるアンサンブル・ウィーンの第1ヴァイオリニストを務めている。
オーケストラの活動に加え、ソリストおよび室内楽奏者としては、ブルガリア、オーストリア、ドイツ、イスラエル、アメリカの音楽祭に登場するほか、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団(NDR)、ハンブルク・モーツァルト・オーケストラ、ソフィア・ソロイスツ、ソフィア・フィルハーモニーなどのオーケストラと共演している。また、ドイツ・ラジオ、北ドイツ放送、祖国ブルガリアのテレビ放送向けの録音も行なう。室内楽では、ニコライ・ズナイダー、モニカ・レスコヴァル、ミラナ・チェルニャフスカ、サリーム・アシュカール等と共演している。
シェーンタール修道院国際ヴァイオリンコンクール第2位、ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール特別賞、チャイコフスキー国際コンクール・セミファイナリスト、ヴィットリオ・グイ国際室内楽コンクール第1位およびピアノ・デュオ部門第1位等、数多くのコンクールで受賞歴を持つ。
使用楽器は、1727年製のストラディヴァリウス「Ex.ベンヴェヌーティ」(アンゲリカ・プロコップ財団より貸与)。
東京都出身。2011年日本音楽コンクール第1位、野島稔・よこすかピアノコンクール、マルメ北欧ピアノコンクール、アルマトィ国際ピアノコンクールなど多くの賞歴をもつ。ラザレフ、ゲリンガス、円光寺雅彦、大友直人、松尾葉子、山田和樹などの指揮者、日本フィル(サントリーホール定期)、東京交響楽団、ルント市交響楽団、セントラル愛知交響楽団、芸大フィルハーモニア、ウィーン・ラズモフスキー弦楽四重奏団、チャイコフスキー弦楽四重奏団と共演、ロイヤル・フェスティバル・ホールやパーセル・ルーム(ロンドン)、モスクワ音楽院ラフマニノフホール、浜離宮朝日ホールでのリサイタルなどソリストとして積極的に演奏活動を展開する。2019年、デビュー・アルバム「ステート オヴ マインド」をトリトーン・レーベルよりリリース、好評を得ている。東日本大震災被災地での訪問演奏や兼重稔宏氏と共催のチャリティ・コンサート活動「ルネサンス プロジェクツ ワールドワイド」、「アーツリパブリック東京」シリーズなど自主企画公演にも取り組む。CHANELピグマリオン・デイズ2012参加アーティスト、2012・2013年度 公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション奨学生、2014年度 公益財団法人 明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生。
東京藝術大学音楽学部を経てロンドンへ留学し、英国王立音楽大学大学院にて修士号ならびにアーティストディプロマを取得。その後モスクワ音楽院およびドイツ・ライプツィヒにて研鑽を積む。これまで岡田敦子、エリソ ヴィルサラーゼ、故・エレーナ アシュケナージ、御木本澄子、ヴァディム サハロフ、ニキータ フィテンコ、ドミトリー アレクセーエフ、ゲラルド ファウトほか各氏に師事。2018年4月より東京音楽大学非常勤講師、東京藝術大学音楽学部非常勤講師。