2019年12月からスタートした、名手・三浦友理枝が手掛けるドビュッシー・ピアノ作品全曲演奏会。コロナ禍等によって少し間が空いてしまいましたが、いよいよ第2回が開催決定!
第1回の後半で取り上げた「ベルガマスク組曲」「忘れられた映像」そして「ピアノのために」といった作品によって、それまで人々が聴いたことのない音世界を開拓したドビュッシー。そして第2回からは、いよいよドビュッシー独自のピアニズムに本格的に踏み込んでいきます。
「東京六人組」、川久保賜紀・遠藤真理とのトリオなど、アンサンブルの分野でも大活躍の三浦友理枝。そんな彼女がフィリアホールで取り組むソロ・リサイタルは、彼女にとって特別な意味をもちます。先だって2015年にフィリアホールで挑んだラヴェル・ピアノ作品全曲演奏会は、新日鉄住金音楽賞(現・日本製鉄音楽賞)フレッシュアーティスト賞を受賞するきっかけとなりました。何よりもフランス人作曲家の作品に愛着を抱くピアニストが目指す、さらなる領域。フィリアホールの舞台上で展開される、色彩やかな音の万華鏡を、ぜひお楽しみに。
フィリアホールでは新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の一環として、当面開催するホール主催・共催事業について、下記の対応を行います。
詳細は下記リンク先(PDF形式)をご覧ください。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、感染拡大防止のため、何卒ご協力・ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
神奈川県「イベントに係る感染防止対策について」に基づく、当公演の「感染防止策チェックリスト」を下記に公開しています。
こちらをクリック→ 感染防止策チェックリスト(1/29)
S¥4,000 A¥3,000
2021年9月20日(月・祝)11:00~9月23日(木・祝)18:00
※Web・FAX・郵送のみ受付
2021年10月9日(土)11:00~ ※初日は電話・Webのみ
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■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
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■チケット定価に含まれない諸手数料等は、公演の中止・延期等におけるチケット
料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00~18:00)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
東急株式会社
ピアノ◎三浦友理枝
Yurie Miura, piano
ドビュッシー◎
仮面
映像 第1集
スケッチブックより
コンクールのための小品
版画
--- 休憩 ---
小さな黒人
子供の領分
映像 第2集
ハイドンを讃えて
喜びの島
レントよりも遅く
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Claude Debussy:
Masques
Images, Book I
D'un cahier d'esquisses
Morceau de Concours
Estamps
--- intermission ---
Le Petit Negre
Children's Corner
Images, Book II
Hommage à Joseph Haydn
L'isle Joyeuse
La Plus que lente
★全演奏曲目が決定いたしました。(1/23)
1981年東京生まれ。3歳よりヤマハ音楽教室に入会、1993年よりヤマハマスタークラスに在籍。江口文子、ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、浦壁信二各氏に師事。05年英国王立音楽院大学課程を首席で卒業。07年同音楽院・修士課程を首席で修了。クリストファー・エルトン氏に師事。
95年「第3回ゲッティンゲン国際ショパンコンクール」第1位受賞。これを機にドイツなどでコンサート活動を開始。99年「第3回マリエンバート国際ショパンコンクール」最年少で第1位受賞。01年「第47回マリア・カナルス国際音楽コンクール」ピアノ部門第1位、および金メダル、最年少ファイナリスト賞、カルロス・セブロ特別メダル賞を受賞。06年9月には「第15回リーズ国際ピアノコンクール」にて特別賞を受賞した。
02年ロンドン・ソロイスツ室内オーケストラとの共演でロンドンデビュー。04年には国際ショパン協会ウィーン本部の招きでリサイタルを行いウィーンデビュー。同年、ロンドン・ソロイスツ室内オーケストラと再共演。これまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、群馬交響楽団、千葉交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、京都市交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ロンドン・ソロイスツ室内オーケストラ、カイロ交響楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団など国内外の主要オーケストラと多数共演。10年東京オペラシティ主催のリサイタルシリーズB→Cに出演、15年にはフィリアホールにおいて「ラヴェルピアノ作品全曲演奏会」を行うなど注目を浴び続けている。また「ラ・フォル・ジュルネ」、「東京・春・音楽祭」、「仙台クラシックフェスティバル」、「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭」等の音楽祭にも数多く招かれている。室内楽の分野でも幅広く活躍しており、オランダ人ヴァイオリニスト、シモーネ・ラムスマとはエルガーのCDをリリース(NAXOS)、日本、イギリス、オランダ等でコンサート・ツアーも行った。また、09年川久保賜紀(ヴァイオリン)、遠藤真理(チェロ)とピアノ・トリオを、15年にはソリスト達で構成される木管アンサンブル「東京六人組」を結成するなど積極的な活動を展開している。
「名曲リサイタル」「ベスト オブ クラシック」「クラシック倶楽部」「みんなのショパン」「きらクラ!」「ららら♪クラシック」などテレビ、ラジオの出演も数多く、10年にはFM仙台のクラシック番組で1年間パーソナリティを務めた。
05年、エイベックス・クラシックスよりCDデビュー。『ショパン:24のプレリュード』(10年リリース)、『ミニアチュアーズ』(14年リリース)は「レコード芸術」(音楽之友社)で特選盤に選ばれている。18年5月、6枚目のソロアルバム『ショパン:バラード&スケルツォ』をリリース。
16年、第26回新日鉄住金音楽賞〈フレッシュアーティスト賞〉を受賞した。