仲道郁代©Kiyotaka Saito 西村悟©T.Tairadate
Saturday 11 February 2023, 15:00
※本公演はフィリアホール内での開催ではございません。
フィリアホールの開館以来、リサイタルから室内楽まで様々なシリーズを展開してきた、日本を代表するピアニスト・仲道郁代。
ロベルト・シューマンの諸相を紹介する4回シリーズ「シューマン300日の物語」がコロナ禍を越え無事2021年11月にフィナーレを迎えた後、会場をみどりアートパークに代わり開催する今回の単独公演では、21年2月にシューマン「詩人の恋」で初共演し素晴らしい演奏を披露した気鋭のテノール・西村悟との2度目のデュオをメインとした、「愛について」のプログラムを披露します。
ベートーヴェンからは、彼が悩み憂いていた時代に生まれた連作歌曲「遥かなる恋人に」、そしてピアノ・ソナタ第28番を取り上げます。シューマンなど多くの後進作曲家を魅了したこれらの曲と並ぶのは、シューベルトを代表する連作歌曲のひとつであり、「遥かなる~」と同様に愛する人に対する想いを打ち明ける物語である「美しき水車小屋の娘」。まずこれらを同時に聴けるコンサートが非常に稀であり、それだけでも期待が高まりますが、何よりもふたりの大作曲家が「愛する人への想い」を音楽でどのように表現したのか、どのような音世界の旅へ誘われるのか…大いに期待せずにはいられません。
偉大な音楽家たちが紡ぐ「愛についての物語」、ぜひ会場で感じてください。
当公演の会場はフィリアホールではございませんのでご注意ください。
会場までのアクセスは下記をご覧ください。
東急田園都市線・JR横浜線・東急こどもの国線「長津田駅」徒歩4分
こちらをクリック→みどりアートパーク 交通アクセス
〒226-0027 横浜市緑区長津田二丁目1番3号
代表電話 ☎045-986-2441(9:00~21:00)
http://midori-artpark.jp/
みどりアートパーク(緑区民文化センター)専用の駐車場はございませんので、公共交通機関のご利用をお願いいたします。
会場は1Fホールです。
公演当日は新型コロナウイルス感染拡大予防対策にご協力をお願いいたします。
全席指定¥5,500
当公演ではフィリアホールメンバーズ先行予約は行いません。何卒ご了承ください。
【フィリアホールチケットセンター:窓口・電話・Web】
2022年11月6日(日)11:00~
※初日は電話・Webのみ
【みどりアートパーク窓口】
2022年11月6日(日)11:00~
窓口での販売のみ(電話予約不可)
お問合せ先は左記アクセスマップをご覧ください。
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない諸手数料等は、公演の中止・延期等におけるチケット
料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター ☎045-982-9999(11:00-18:00)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
みどりアートパーク
ピアノ◎仲道郁代
テノール◎西村 悟
Nakamichi Ikuyo, piano
Nishimura Satoshi, tenor
ベートーヴェン◎
連作歌曲集「遥かなる恋人に」Op.98
ピアノ・ソナタ 第28番 イ長調 Op.101
シューベルト◎
歌曲集「美しき水車小屋の娘」D795
Ludvig van Beethoven:
“An die ferne Geliebte”, Op.98
Piano Sonata No.28 in A Major, Op.101
Franz Schubert:
”Die schöne Müllerin”, D795
桐朋学園大学1年在学中に第51回日本音楽コンクール第1位、増沢賞を受賞。ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、メンデルスゾーン・コンクール第1位、エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞。これまでに、マゼール指揮ピッツバーグ交響楽団、バイエルン放送交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ズッカーマン指揮イギリス室内管弦楽団(ECO)、フリューベック・デ・ブルゴス指揮ベルリン放送交響楽団、P.ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団など海外オーケストラとも多数共演。2005年にはウィンザー城にてイギリス室内管弦楽団主催のチャールズ皇太子夫妻臨席の「結婚祝祭コンサート」に出演。CD はソニー・ミュージックレーベルズと専属契約を結び、レコード・アカデミー賞受賞CDを含む「仲道郁代ベートーヴェン集成~ピアノ・ソナタ&協奏曲全集」他、「モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集」「シューマン:ファンタジー」「ドビュッシーの見たもの」等をリリース。
著書に『ピアニストはおもしろい』(春秋社)等がある。2018年よりベートーヴェン没後200周年の2027年に向けて「仲道郁代 The Road to2027 リサイタル・シリーズ」を展開中。
一般社団法人音楽がヒラク未来代表理事、一般財団法人地域創造理事、桐朋学園大学教授、大阪音楽大学特任教授。 令和3年度文化庁長官表彰、ならびに文化庁芸術祭「大賞」を受賞。
日本大学芸術学部音楽学科卒業、東京芸術大学大学院修了。
第36回イタリア声楽コンコルソ・ミラノで大賞、リッカルド・ザンドナーイ国際声楽コンクール第2位及び審査委員長特別賞、日本音楽コンクール第1位及び聴衆賞。
2013年大野和士指揮水戸室内管弦楽団とブリテン「ノクターン」、2014年山田和樹指揮スイス・ロマンド管弦楽団とメンデルスゾーン「讃歌」を共演の他、佐渡裕指揮ケルン放送交響楽団「第九」、インキネン指揮日本フィル「大地の歌」、小林研一郎指揮名古屋フィルとはヴェルディ「レイクエム」、高関健&東京シティ・フィル「ファウストの劫罰」等で共演。
2016年には大野和士指揮バルセロナ交響楽団とメンデルズソーン「讃歌」を共演してヨーロッパ・デビューを果たし、現地有力紙「La Vanguardia」に高評された。
オペラでは「ラ・トラヴィアータ」「蝶々夫人」「ラインの黄金」「仮面舞踏会」「魔笛」「夜叉ヶ池」等に出演。2021年9月に初アルバム「Un passo」リリース。五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。出光音楽賞受賞。藤原歌劇団団員。