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©Amancio Guillén

2023年 720日(木)

19:00開演(18:15開場) 21:00終演予定

Thursday 20 July 2023, 19:00

カニサレス
フラメンコギター

Cañizares

公演時間 Duration:
約120分
休憩 Intermission:
あり(約20分)
料金 Ticket Prices:
全席指定¥6,000 
book now DL

美しく翳り、鮮やかに閃く。フラメンコギターのカリスマ、待望の登場。

 あのパコ・デ・ルシアのトリオに参加し超絶技巧で注目され、一方ではジャズやクラシックとも容易に越境し、作曲家としても活躍するカニサレス。その唯一無二の存在は、フラメンコギターの名手という名声を超え、他に例をみないものになりつつあります。
 とりわけクラシック音楽業界で彼の名が広まったのは、2011年のスペイン王立劇場でのラトル&ベルリン・フィルとの共演でしょうか。ベルリン・フィルとフラメンコギタリストの初共演、しかもロドリーゴの「アランフェス協奏曲」という、ギタリストなら誰もが演奏したい傑作を本場スペインで演奏する…この大役を任された時点で、只者ではありません。もっとも、もともとフラメンコのルーツ探求のライフワークとしてアルベニス、グラナドス、ファリャ、スカルラッティとスペイン作曲家のピアノ作品をギターアレンジしたCDも手掛けていたカニサレス。おそらく彼にとって、ジャンル分けはあまり意味のないものなのでしょう。日本にも定期的に来日し、「ラ・フォル・ジュルネ」登場や新日本フィル・N響との共演で、着実にクラシック音楽ファンの注目を集めています。
 新型コロナが猛威を振るったスペインで、オンライン配信された音楽祭「グラナダ国際フェスティバル」にYouTubeで出演など、精力的に活躍するカニサレス。コロナ禍の延期を経た待望の来日で、彼がどのようなプログラムを披露するのか、期待がふくらみます。ギター・ファンは絶対に要注目です!

カニサレス 2023日本ツアー プロモーションムービー
(YouTube)

料金Ticket Prices

全席指定¥6,000

ホールメンバーズ先行予約期間On sale dates: Members

2022年12月11日(日)11:00~12月14日(水)18:00 ※Web・FAX・郵送のみ
★一部広報物で、※Web・FAXのみ と表記されてしまっておりましたが、郵送での申込も受付いたします。お客様にはご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。

一般発売On sale dates: General

2023年1月22日(日)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付

■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。 
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。 
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない諸手数料等は、公演の中止・延期等における
 チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。

チケット取扱Booking

フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)

主催

フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)

出演者Performers

フラメンコギター◎カニサレス
セカンド・ギター◎フアン・カルロス・ゴメス

Cañizares, flamenco guitar
Juan Carlos Gómez, guitar

プログラムProgramme

アランフェス・マ・ペンセ(ロドリーゴ「アランフェス協奏曲」アダージオ)
地中海組曲(カニサレス作)
アル・アンダルス組曲(カニサレス作)
魂のストリング(カニサレス作)

プロフィールProfile

©Amancio Guillén

カニサレス(ギター/作曲) Juan Manuel Cañizares, guitar / composer

1966年カタルーニャ生まれ。16歳でナショナル・ギター・コンクール優勝。88年から巨匠パコ・デ・ルシアのバンドに参加し、セカンド・ギタリストとして10年間活動。1990年にパコのバンドのメンバーとして初来日、当時まだ無名だったにも拘らず、カニサレスは超絶な速弾き演奏を披露し、強烈な印象を残し話題となった。ギタリストとしてだけでなく、作曲家としても才能を発揮。スペイン国立バレエの作品や映画音楽の作曲を手掛け、近年はアルベニス、グラナドス、ファリャやスカルラッティの楽曲をギターに編曲したクラシック音楽のソロ・アルバムを立て続けに発表。フラメンコに多大な影響を受けている楽曲の中に眠っているフラメンコの要素を抽出したような内容で、フラメンコ・シーンとクラシック音楽シーンの両方で支持された。2011年、世界最高峰のオーケストラのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者兼芸術監督サー・サイモン・ラトルの招待を受け、マドリードの王立劇場でロドリーゴの「アランフェス協奏曲」を演奏、クラシック界でも大きな注目を浴びた。以来、ヨーロッパ中のオーケストラに招待され、2015年に新日本フィル、17年にN響と共演。フラメンコのルーツのひとつと言われるスペインの民俗舞踊「ホタ」を取り上げたカルロス・サウラ監督の映画『J:ビヨンド・フラメンコ』(2017年日本公開)に出演、カニサレスの演奏がフィーチャーされた。2018年2月に8年ぶりのカニサレスの全曲オリジナルによるフラメンコの新作ソロ・アルバム『洞窟の神話』を発表。同年9月にクインテット編成の来日ツアーを成功させた。2019年、待望の新作『カニサレスのロドリーゴ』を制作、同作はかの有名なアランフェス協奏曲の第2楽章のアダージョ「アランフェス・マ・パンセ」や、ロドリーゴ氏の未発表作「夕暮れのプレリュード」が初収録されたことで、スペインで大きな話題となっている。

フアン・カルロス・ゴメス(セカンド・ギター) Juan Carlos Gómez, guitar

1994年、権威あるカン テ・デ・ラス・ミナス・コンクールのギター最優秀賞「 ボルドン・ミネーロ」を受賞し、ソリストとしても活躍する実力派ギタリスト。近年では、スペイン各地の音楽院での教授活動のほか、演劇への作曲でも注目を集め 、多数のソロアルバムを発表。
2007年よりカニサレスのセカンド・ギタリストを務めている。

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