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  3. 横濱音楽物語(ヨコハマ・オンガク・モノガタリ)第1回

實川風©T.Tairadate

2023年 729日(土)

14:00開演(13:15開場) 16:30終演予定

Saturday 29 July 2023, 14:00

横濱音楽物語(ヨコハマ・オンガク・モノガタリ)
第1回 再現!黎明期のクラシック演奏会 in 横浜

"Yokohama Music Story" vol.1

公演時間 Duration:
約150分
休憩 Intermission:
あり(1回・約20分予定)
料金 Ticket Prices:
S¥5,000  A¥4,500 
book now DL

横浜から、日本のクラシック音楽の歴史が、はじまった。

【謹告】出演者変更のお知らせ(7/28)
本公演に出演予定でした加耒徹氏(バリトン)は、急な体調不良により、当日の出演が困難となりました。つきましては本公演では代わって、坂下忠弘氏(バリトン)が出演いたします。坂下氏のプロフィールは以下のご案内(PDF)をご覧ください。
その他の出演者の変更、曲目の変更はございません。なお、この変更に伴うチケットの払戻しは行いませんので、何卒ご了承ください。
加耒徹氏の出演を楽しみにしていらしたお客様には、誠に申し訳ございません。 何卒ご理解・ご了承の程、よろしくお願い申し上げます。

7/29出演者変更のお知らせ(PDF形式)

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【ご案内】
7/9(日)に実施したレクチャー講座のダイジェスト冊子&7/29当日配布パンフレットを先行公開しました!
ぜひ、コンサート前にご覧ください。(7/25)

ダイジェストはこちら(PDF形式)
パンフレットはこちら(PDF形式)

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2023年度からスタートする全6回予定の特別シリーズ「横濱音楽物語」。
第1回「再現!黎明期のクラシック演奏会 in 横浜」では、明治初期の横浜外国人居留地にあった劇場(パブリック・ホール、山手ゲーテ座)で実際に演奏されたプログラムを再現します。

 アウグスト・ユンケルは、明治31(1898)年に来日。翌年から明治45(1912)年まで東京音楽学校(現・東京藝術大学音楽学部・大学院音楽研究科前身)の教師を務め、弦楽合奏や管弦楽の指導によって、東京音楽学校のオーケストラはめざましい進歩を遂げました。彼が日本で初演したベートーヴェン作品には「交響曲第3番『英雄』」(第一楽章のみ)や、「ピアノ協奏曲第3番」などがあります。彼の居住地である横浜では、自身の弦楽四重奏団を結成。1900年10月には、横浜のアマチュア音楽家を中心メンバーとして、日本ではじめてベートーヴェンの名を冠した「ベートーヴェン協会」を結成し、パブリック・ホールなどを拠点に定期的に演奏会を催しました。
 今回はそのうち明治40(1907)年4月26日(★)に、実際に開催された演奏会のプログラムを基に、記載された全ての曲を再現演奏します。当時のコンサートでは、抜粋や楽章の入れ替えなどはかなり自由に行われていたようで、ドヴォルザーク作品は全4楽章中3楽章のみ抜粋、かつ現在とは異なる楽章順(第1-3-2楽章)で演奏されていたことが伺えますが、今回のコンサートでは当時の演奏習慣を尊重し、この点も再現します。

(★)お詫びと訂正(7/4)
チラシ等にて、再現される演奏会の開催日を「明治40年4月22日」と記載しておりましたが、実際のコンサート開催日は「明治40年4月26日」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。

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関連イベント
講座「明治維新期の横浜山手とその文化」

日時◎2023年7月9日(日)13:00~(約90分)
講師◎浦久俊彦(文筆家・文化芸術プロデューサー)+ゲスト出演予定
   ※コンサート出演者の出演・演奏はございませんのでご了承ください。
会場◎フィリアホール・リハーサル室
定員◎50名(未就学児入場不可)
聴講料◎
 7/29公演のチケットをご購入済みの方…無料
 7/29チケット未購入の方…¥500(当日支払)
 ※チケット購入前に当講座を聴講された方は、7/29公演チケットを500円引き
  で購入可能です。詳細は講座開催日以降にご案内いたします。
聴講申込◎事前申込制
フィリアホールチケットセンター窓口および電話(☎045-982-9999)にて申込受付
申込受付期間◎4月30日(日)11:00~定員に達し次第

チラシはこちらをクリック

「横浜」と「西洋」、音楽・文化・アートが交差する
コンサート&レクチャー・シリーズ
"横濱音楽物語(ヨコハマ・オンガク・モノガタリ)"
(全6回予定)

安政6年(1859)、東海道からも外れた寒村に港がつくられたとき、
世界に向けて大きな扉が開かれた…。
ここ「横浜」から、ありとあらゆる西洋文明が、まさに怒濤のように
日本にもたらされたのです。
街を行き交う異人たちのきらびやかなドレスや洒落た小物。
横浜浮世絵と呼ばれた色鮮やかな錦絵に描かれた情景や、
外国人居留地の劇場から聞こえてくるのは、えもいわれぬ甘美な旋律。
日本のクラシック音楽の歴史は、まさに、
ここ「横浜」からはじまったのです。
明治から百五十年。
いま、日本における西洋は何かを、音楽からみつめなおす
「横濱音楽物語」が、フィリアホールではじまります。

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第1回◎ 再現!黎明期のクラシック演奏会 in 横浜
第2回◎ 日本ピアノ誕生物語 in 横浜
第3回◎ ヨコハマ「うた」物語
第4回◎ 横浜現代作曲家探訪
第5回◎ 横浜オーケストラ物語
第6回◎ 横浜・青葉台・フィリアホール~田園都市と音楽文化
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※第2回以降は、2024年以降に開催予定です。各回の詳細は決定次第発表いたします。

料金Ticket Prices

S¥5,000 A¥4,500

ホールメンバーズ先行予約期間On sale dates: Members

2022年12月11日(日)11:00~12月14日(水)18:00 ※Web・FAX・郵送のみ

一般発売On sale dates: General

2023年1月22日(日)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付

■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。 
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。 
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない諸手数料等は、公演の中止・延期等における
 チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。

チケット取扱Booking

フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)

主催

フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)

企画制作

浦久俊彦事務所(一般財団法人欧州日本藝術財団)

出演者Performers

★バリトン◎坂下 忠弘
ピアノ◎實川 風
ヴァイオリン◎小林美樹
ヴァイオリン◎毛利文香
ヴィオラ◎有田朋央
チェロ◎門脇大樹

Sakashita Tadahiro, baritone
Jitsukawa Kaoru, piano
Kobayashi Miki, violin
Mohri Fumika, violin
Arita Tomohiro, viola
Kadowaki Hiroki, cello

★当初出演予定でした加耒徹氏は、体調不良により出演できなくなりました。
何卒ご了承ください。(7/28)

プログラムProgramme

本公演では演奏開始前に、浦久俊彦氏(文筆家・文化芸術プロデューサー)によるプレトークを行います。(7/28)

ドヴォルザーク◎弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 Op.51より 第1・3・2楽章
【小林(1st)、毛利(2nd)、有田、門脇】
 ※当時のプログラムの記載通りに、楽章抜粋・演奏順を変更して演奏します。

ワーグナー◎レチタティーヴォとロマンス
 ~楽劇『タンホイザー』第3幕より 夕星の歌(「優しき夕星よ」)

【坂下、實川】

グリーグ◎ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ハ短調 Op.45
【小林、實川】

シューマン◎
 ひそやかな涙 ~12の詩 Op.35より 第10曲
 献呈 ~歌曲集「ミルテの花」Op.25より 第1曲

【坂下、實川】

ブラームス◎ピアノ四重奏曲 イ長調 第2番 Op.26
【毛利、有田、門脇、實川】

プロフィールProfile

加耒 徹(バリトン)
※急な体調不良により、当日の出演が困難となりました。何卒ご了承ください。 Kaku Toru, baritone

東京藝術大学大学院首席修了。バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバーとしてソリストで活躍。オペラでも日生劇場『ドン・ジョヴァンニ』題名役、二期会『ルル』シェーン博士等出演。テレビ朝日「題名のない音楽会」等多方面で活躍し注目を集める。二期会会員

©Hiromi Nagatomo

實川 風(ピアノ) Jitsukawa Kaoru, piano

東京藝術大学首席卒業。同大学大学院修士課程修了。グラーツ国立音楽大学ポストグラデュエート課程を修了。 ロン・ティボー・クレスパン国際、カラーリョ国際ピアノなどのコンクールで優勝・入賞。これまでに、東響、東フィル、シティ・フィル、日フィル、新日フィル、大阪響などと共演。

毛利 文香(ヴァイオリン) Mohri Fumika, violin

2015年パガニーニ国際コンクール第2位及びエリザベート王妃国際音楽コンクール第6位入賞。2019年モントリオール国際音楽コンクール第3位。横浜文化賞文化・芸術奨励賞ほか受賞。国内外で多彩な活動をしている。現在ドイツでミハエラ・マーティンに師事。

小林 美樹(ヴァイオリン) Kobayashi Miki, violin

2011年ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールで第2位を受賞し、一躍注目を集める。06年レオポルド・モーツァルト国際ヴァイオリンコンクール審査委員特別賞を受賞。宮崎国際音楽祭、鎌倉芸術館ゾリステンに参加。14年出光音楽賞を受賞。CDは4枚リリース。

有田 朋央(ヴィオラ) Arita Tomohiro, viola

東京藝術大学を卒業し、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学の修士課程を修了。在学中にドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送交響楽団のアカデミーに在籍。現在ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ジャパン・ナショナル・オーケストラのヴィオラ奏者。

門脇 大樹(チェロ) Kadowaki Hiroki, cello

東京藝術大学卒業後、ローム ミュージック ファンデーションより奨学金を得てレッジョ・エミリア音楽院、アムステルダム国立音楽院にて研鑽を積む。日本音楽コンクール第3位、ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール第1位。平成28年度エネルギア音楽賞受賞。東京音楽大学非常勤講師。

坂下 忠弘(バリトン)※加耒徹氏の代役として出演いたします。 Sakashita Tadahiro, Baritone

桐朋学園大学卒業。同大学研究科修了後、ヨーロッパで研鑽を積む。名ピアニストのD.ボールドウィンより『フランス音楽を歌うためのエスプリのある声を持って生まれてきた』と称賛をうけ、ダルトン氏とのコンサートで好評を博す。古楽から現代楽曲までジャンルを超えた活動は多岐に渡り、クラシック内外で高評を得、尾崎亜美プロデュースによりメジャーデビュー。アントネッロオペラ『ジュリオ・チェーザレ』タイトルロール、『ラ・カリスト』ジョーヴェ等出演。23年5月には「マタイ受難曲」イエスで高い評価を得る。端正な歌声と繊細な感性で注目を集め、リサイタル活動に加え「ディズニー・オン・クラシック」ボーカリスト、「題名のない音楽会」「日本名曲アルバム」等出演。ソロアルバム「HERO ism」~ヒロイズム~、「ヒロイズムII 愛のささやき」リリース。第9回中田喜直記念コンクール第一位及び中田喜直賞。二期会会員

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