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©Marco Borggreve

2024年 224日(土)

14:00開演(13:30開場) 16:00終演予定

Saturday 24 February 2024, 14:00

ラファウ・ブレハッチ
ピアノ・リサイタル

Rafał Blechacz Piano Recital

公演時間 Duration:
約120分
休憩 Intermission:
あり(約20分)
料金 Ticket Prices:
S¥9,000  A¥8,500 
book now book now DL

より繊細に、より深く。終わりなき旅は、始まったばかり。

あるべき理想の音楽を求める長い旅は、まさに今始まる。
これまでフィリアホールに2度登場したラファウ・ブレハッチ。最初の2010年、あの熱狂的なショパン・コンクール優勝から5年後の登場では、皆が期待していたオール・ショパン・プログラムを披露。そして2回目(前回)は2017年、優勝後12年後に、バッハ・ベートーヴェン・そしてショパンを披露し、緻密かつ人間的に血の通った演奏が大絶賛を博しました。そして今回の3回目、実に優勝後19年を経ての登場では、前半にショパン、後半にドビュッシー・モーツァルト・シマノフスキ、というプログラムが選ばれました。
過去の出演でもわかる通り、彼は非常に慎重に演目を決めるタイプですが、ファンの方なら今回の曲目を見てお気づきになったでしょう。実は今回の曲目は直近2023年2月に東京と川崎で披露したプログラムの「再演」なのです! このような直近での再演は一般的にはかなり珍しいことですが、これまでのブレハッチの真摯な音楽への向かい合い方を考えるなら、その意図は決して使い回しという軽薄な意識からではありえません。むしろ、これまで熟考し磨き上げてきた音楽を一度きりで終わらせず、さらに深いレヴェルで自らのものとして深化させたい…という強い意志の表れによるものではないでしょうか。 だとすれば、今回の公演では、小手先の取組みではない、さらに深まった音楽を聴くことができるはず。前回聴かれた方でも新しい発見を必ず得られる極上のリサイタル、500席の親密な空間で、贅沢にお楽しみください。

料金Ticket Prices

S¥9,000 A¥8,500

U25 ¥2,000
(限定席数・一般発売以降)

ホールメンバーズ先行予約期間On sale dates: Members

FAX・郵送◎2023年9月11日(月)18:00必着
Web◎2023年9月9日(土)11:00~9月11日(月)18:00
※先行予約は電話申込はございません。

一般発売On sale dates: General

2023年10月21日(土)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付

■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。 
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。 
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない諸手数料等は、公演の中止・延期等における
 チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。

チケット取扱Booking

フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)

主催

フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)

出演者Performers

ピアノ◎ラファウ・ブレハッチ
Rafał Blechacz, piano

プログラムProgramme

ショパン◎
 ノクターン ヘ短調 Op.55-1
 4つのマズルカ Op.6
 ポロネーズ 第7番 変イ長調 Op.61「幻想ポロネーズ」
 2つのポロネーズ イ長調・ハ短調 Op.40
 ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53「英雄」
ドビュッシー◎ベルガマスク組曲
モーツァルト◎ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331「トルコ行進曲付」
シマノフスキ◎12の変奏曲 Op.3

プロフィールProfile

©Marco Borggreve

ラファウ・ブレハッチ(ピアノ) Rafał Blechacz, Piano

2005年、第15回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝。マズルカ賞、ポロネーズ賞、コンチェルト賞、ソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマンにより創設)、聴衆賞と全てを同時受賞。同世代で最高のショパン弾きと称される。
レパートリーはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、リスト、ブラームス、ドビュッシー、シマノフスキと拡大を続け、その中からドイツ・グラモフォンより多くのアルバムがリリースされた。この間の活動が高く評価され、2014年には「ピアノのノーベル賞」とも称されるギルモア賞(アメリカ)を受賞。
1985年ポーランドのナクウォ・ナデ・ノテション生まれ。5歳からピアノを習い始め、ビドゴシチ市のルービンシュタイン音楽学校(ヤチェク・ポランスキ教授)を経て、ナワヴェジスキ音楽大学にてカタリーナ・ポポヴァ=ズィドロン教授に師事、2007年に卒業。在学中より、第13回ヨハン・セバスチャン・バッハ・ポーランド全国コンクール第1位およびグランプリ(1996年)、第5回A.ルービンシュタイン国際青少年ピアノ・コンクール第2位(2002年、ビドゴシチ)、第5回浜松国際ピアノ・コンクールの1位なしの第2位(2003年)など数々の賞を獲得。ショパン国際ピアノ・コンクール優勝後は、ウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、コンセルトヘボウ、サル・プレイエル、ロイヤル・フェスティバル・ホール、ミラノ・スカラ座など世界の名だたるホールで演奏活動を始め、ザルツブルク、ヴェルビエ、ルール・クラヴィーア、ギルモアといった主要音楽祭にも招かれている。デュトワ、ゲルギエフ、ハーディング、P. ヤルヴィ、ルイジ、ナガノ、ネルソンス、プレトニョフ、ヴィット、ジンマンなど世界的な指揮者と共演。
2006年よりドイツ・グラモフォンと専属契約。ポーランド人演奏家として、クリスチャン・ツィメルマンに続く2人目となった。初のCD「ショパン:前奏曲集」でエコー・クラシック賞、ディアパソン・ドール賞を受賞。その後、2010年にはショパン生誕200年を記念してセムコフ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管と録音したショパンのピアノ協奏曲第1番、第2番でドイツ・レコード批評家賞を受賞。「ドビュッシー/シマノフスキ」ではエコー・クラシック賞、グラモフォン誌月間ベスト・アルバム、2013年クラシック音楽の最優秀録音としてフレデリック賞(ポーランド)を授与された。2013年の「ショパン:ポロネーズ集」は発売と同時にゴールド・レコードに輝き、再びドイツ批評家賞を獲得。2017年にはJ.S.バッハの作品集がリリースされ、話題となった。
批評家たちからはこれらの芸術的功績を讃えてキジアナ音楽院国際賞(イタリア)を2010年に贈られる。2015年、ポーランド共和国大統領メダルであるポーランド復興勲章カヴァレルスキ十字勲章を授与された。

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