1. Home
  2. 公演カレンダー
  3. マチェイ・スクシェチュコフスキ チェンバロ・リサイタル

2024年 43日(水)

14:00開演(13:30開場) 16:00終演予定

Wednesday 03 April 2024, 14:00

マチェイ・スクシェチュコフスキ
チェンバロ・リサイタル
2023年ブルージュ国際古楽コンクール優勝者記念コンサート

Maciej Skrzeczkowski Cembalo Recital

公演時間 Duration:
約120分
休憩 Intermission:
あり(約20分)
料金 Ticket Prices:
S¥3,500  A¥3,000 
book now DL

ブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門で優勝を果たした、
ポーランド出身・21歳の俊英。
フィリアホールだけの香り高きフレンチ・プログラム!

古楽器界において世界で最も権威ある名門コンクールが、ブルージュ国際古楽コンクールです。スコット・ロス、コープマン、ホグウッド、鈴木雅明、ルセ、アンタイ、バンジャマン・アラール、ジャン・ロンドー、フランチェスコ・コルティ、ジュスタン・テイラー、マクシム・エメリャニチェフ、川口成彦など、このコンクールから古楽界トップに飛び出た奏者の数は数知れず。そんなコンクールの2023年チェンバロ部門を弱冠21歳で制した期待の新星が、フィリアホールに初登場!
 ポーランド生まれのマチェイ・スクシェチュコフスキは、オランダ・ハーグ王立音楽院でチェンバロとフォルテピアノを専攻。その音楽性は内省的で繊細、端正で洗練された中に大家の風格を持ち合わせた演奏で、ルセをはじめとする審査員も軒並み高く評価しました。そんな彼の凱旋ツアーでフィリアホールがオーダーしたのは、今回のツアー中全国唯一の”オール・フレンチ・プロ”! バッハ人気の高い日本ですが、彼の持つ美意識と音楽性にはフランス・バロック作品が相応しいと考えました。
 そんな彼が披露するのは、クラヴサン音楽・約150年の歴史で華麗に花開いた作曲家たちの、まさに百花繚乱のプログラム!フランス・クラヴサン楽派創始者J.C.シャンボニエール(c1602-72)に始まり、その弟子であり「プレリュード・ノン・ムジュレ(拍節を持たないプレリュード)」を確立させた早世の作曲家L.クープラン(チェンバロでしか表現し得ない絶妙なニュアンスをもつ美しいプレリュードは必聴!)、同じくシャンボニエールの弟子で、華麗な装飾音がバッハに多大な影響を与えたJ.A.ダングルベール(1629-91)、ピアノ学習者にも馴染みがありオペラ作曲家として名高いJ.P.ラモー、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の父A.フォルクレの遺作を世に出すことに奔走したJ.B.フォルクレ(1671-1782)、そしてその座をチェンバロからフォルテピアノへと譲り、バロックの終焉を見届けたJ.デュフリ(1715-89)のロココの香り高い作品…これらは今回のツアーではフィリアホールでしか聴けません! 俊英が奏でる高雅なフレンチ・バロック、くれぐれもお聴き逃しなく…。
※クラヴサン…チェンバロのフランス語呼称

料金Ticket Prices

S¥3,500 A¥3,000

【お詫び】一部広報物において、誤ったチケット料金の記載がございました。
正しくは上記の料金になります。謹んでお詫び申し上げます。

ホールメンバーズ先行予約期間On sale dates: Members

FAX・郵送◎2023年12月11日(月)18:00必着
Web◎2023年12月9日(土)11:00~12月11日(月)18:00
※先行予約は電話申込はございません。

一般発売On sale dates: General

2024年1月21日(日)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付

■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。 
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。 
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない諸手数料等は、公演の中止・延期等における
 チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。

チケット取扱Booking

フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)

主催

フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)

後援

ベルギー王国大使館

出演者Performers

チェンバロ◎マチェイ・スクシェチュコフスキ
Maciej Skrzeczkowski, Cembalo

プログラムProgramme

シャンボニエール◎神々の話
ルイ・クープラン◎組曲 ト調
ダングルベール◎リュリの歌劇「アルミ―ド」によるパッサカリア
ラモー◎新クラヴサン組曲 第1番 イ短調
---
フォルクレ:クラヴサン組曲第3番
デュフリ:レ・グラース/フォルクレ/シャコンヌ


Jacques Champion de Chambonnières: Pavane L'Entretien des Dieux
Louis Couperin: Suite in G minor/major
Jean-Henri d'Anglebert: Passacaille d'Armide de Lully
Jean-Philippe Rameau: Nouvelle Suite in A minor
Jean-Baptiste Forqueray: 3rd Suite in D major
Jacques Duphly: Les Graces / La Forqueray / Chaconne

プロフィールProfile

マチェイ・スクシェチュコフスキ (チェンバロ、フォルテピアノ) Maciej Skrzeczkowski, Cembalo/Fortepiano

2001年生まれ。ポーランドのチェンバロ奏者、フォルテピアノ奏者。ポーランド国内外の数多くのピアノやチェンバロのコンクールで入賞を果たしており、主なものとして2019年のミラノ国際チェンバロコンクールで第3位入賞、2023年にブルージュで開催されたブルージュ国際古楽コンクールで優勝、およびアウトヒア賞受賞。
ポーランド、ワルシャワのゼノン・ブジェフスキ中等音楽学校でモダンピアノおよびチェンバロをマレク・ブラハおよびベアタ・ポピスに学ぶ。現在はハーグ王立音楽院でキャロル・チェラジ、バート・ファン・オールト、ペトラ・ソムライに学んでいる。
2019年、ポーランド放送のコンサート・スタジオで、ウカシュ・ボロヴィチ指揮シンフォニア・ユヴェントゥスとロマン・パレステル作曲「チェンバロと10の楽器のための協奏曲」の録音に参加し、レコードデビューを果たした。
スキップ・センペ、ピエール・アンタイ、ヴワディスワフ・クウォシエヴィチ、エルジュビェタ・ステファンスカ、カタジナ・ドロゴシュ、トビアス・コッホ、ニコライ・デミジェンコ、クリスティアン・ベザイデンホウト、クリストフ・ルセらのマスタークラスを受講するなど、さらなる研鑽を積んでいる。
主なレパートリーは、J.S.バッハ、F.クープラン、D.スカルラッティ、J.B.フォルクレ、J.デュフリ、C.P.E.バッハ、ハイドンなどの18?19世紀初頭のチェンバロとフォルテピアノ作品。加えてイギリスのヴァージナル楽派やフランス17世紀の作品やショパン、ブラームス、シマノフスキなど後生の作曲家たちの作品も演奏する。どのようなスタイルの音楽を演奏する場合であれ重視するのは明瞭さ、美しく歌う音色、そしてニュアンス豊かなアーティキュレーションとシンプルなフレージングのバランスである。

一覧に戻る
Top