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©Mathias Benguigui

2026年 329日(日)

14:00開演(13:30開場) 16:00終演予定

Sunday 29 March 2026, 14:00

ジャン・ロンドー
チェンバロ・リサイタル
《ルイ・クープラン生誕400年記念》

Jean Rondeau Cembalo Recital: Piéces de clavecin by Louis Couperin

公演時間 Duration:
約75分
休憩 Intermission:
なし
料金 Ticket Prices:
S¥5,500  A¥5,000 
book now DL

鬼才チェンバリストが、世界初公開のデイヴィッド・レイ製作
初期フランス様式の チェンバロで奏でる、フレンチ・バロックの傑作!

毎回閃きと驚きに充ちた鮮やかな演奏で、国内外で大注目を集め続ける鬼才チェンバリスト、ジャン・ロンドー。待望のフィリアホール初登場で披露するのは、実にコアな「オール・ルイ・クープラン」・プログラム!
傑作として知られるルイ・クープランの組曲はしばしばリサイタルで取り上げられますが、全曲統一されたプログラムは世界的にも稀で、これだけでもロンドーの唯一無二の創造的音世界を堪能できる貴重な機会であるのは間違いありません。しかし今回のリサイタルのもうひとつの目玉となるのは、世界中の一流チェンバリストが信頼を置く名匠、デイヴィット・レイの工房で製作された、日本唯一の17世紀フランス様式(初期フレンチ)・チェンバロが初披露される機会になることです!従来フレンチ・バロック・プロのリサイタルで使われる後期様式ではない、初期バロックを代表する作曲家ルイ・クープランの作品に最も適した様式の楽器で、天才が紡ぐ傑作群。
世界中の同業チェンバリストと古楽関係者も注目する一つの「事件」となること間違いないこの機会、決してお聴きのがしなく!!

【使用予定楽器について】
デイヴィッド・レイ(David Ley)製作 初期フランス様式チェンバロ
Photo©Keisuke Makita
デイヴィッド・レイ製作 初期フランス様式チェンバロ
スイスのデイヴィッド・レイの工房にて完成された直後に撮影 (2018年)。
17世紀フランス様式(初期フレンチ)の楽器として、完成までに7~8年ほど費やされた。 デイヴィッドによるこのタイプのチェンバロは、日本にはこの1台が存在するのみである。
最低音部の2つのシャープキーは、オリジナル楽器と同じく前後に分割されており、音の割り当て数を増やしている(ブロークン・オクターブ)。
ブロークン・オクターブ

料金Ticket Prices

S¥5,500 A¥5,000

ホールメンバーズ先行予約期間On sale dates: Members

FAX・郵送◎2025年9月8日(月)18:00必着
Web◎2025年9月6日(土)11:00~9月8日(月)18:00
※先行予約は電話申込はございません。

一般発売On sale dates: General

2025年10月4日(土)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付

■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。 
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。 
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない一部諸手数料等は、公演の中止・延期等における
 チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。

チケット取扱Booking

フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)

主催

フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)

協賛

東急株式会社

出演者Performers

チェンバロ◎ジャン・ロンドー

Jean Rondeau - Cembalo

プログラムProgramme

《ルイ・クープラン生誕400年記念》

ルイ・クープラン◎
 組曲 ニ短調
 組曲 イ短調
 組曲 へ長調

Louis Couperin (c1626-1661):
 Suite en Ré
 Suite en La
 Suite en Fa

※本公演では途中休憩がございません。何卒ご了承ください。

プロフィールProfile

ジャン・ロンドー(チェンバロ) Jean Rondeau - Cembalo

「クラシック音楽の舞台でもっとも自然な演奏家の一人」とワシントン・ポストに評されたジャン・ロンドーは、正真正銘、彼の楽器(チェンバロ)の世界的アンバサダーである。
2012年弱冠21歳でブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門優勝。ブランディーヌ・ヴェルレのもとで10年以上にわたってチェンバロを学び、その後、通奏低音、オルガン、ピアノ、ジャズと即興演奏、作曲、指揮の研鑽を積んだ。パリ国立高等音楽院でB.ランヌーとケネス・ワイスに師事、ロンドンのギルドホール音楽演劇学校で、チェンバロと通奏低音の優秀賞を受賞。
エラート・レーベル専属アーティストとして、2015年バッハのチェンバロ独奏曲集≪Imagine≫でメジャー・デビュー。以来、ラモーとロワイエの作品集≪Vertigo≫、≪王家?ディナスティ≫、≪スカルラッティ・ソナタ集≫、リュート奏者トーマス・ダンフォードと共演した≪Barricades≫、2台のチェンバロを使用した≪メランコリー・グレース≫、≪ゴルトベルク変奏曲≫(2022)、≪パルナッソス山への階梯≫(2023)など話題作を次々発表している。
アンサンブル「ネバーマインド」が結成10周年を迎え、カーネギーホールなど世界各地で公演を行なっているほか、パーカッション奏者クンマーとの共演では自作をピアノを弾いて発表、「UNDO」としてベルリンやパリで演奏する。2016年ロカルノ映画祭に出品された映画『パウラ』で映画音楽を担当。2018年にはBBCプロムスでイヴ・リッサーのソロ・チェンバロのための「フラフーケ」を世界初演した。2024年自身のチェンバロをバンに積んで、調律師と共に12000km、10ヶ国20公演を巡るヨーロッパツアーを撮影したドキュメンタリー≪SELON VARIATIONS≫が製作され、フランスTV等で放送された。
2025年秋、新録音発売予定。

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