毎回大好評をいただいている、平日お昼の神奈川フィル首席奏者たちによる室内楽シリーズ。第23回で取り上げるのは生誕120年を迎えるショスタコーヴィチ作品。神奈川フィルを率いる首席ソロ・コンサートマスター、石田泰尚をはじめとする名手たちが、その真髄に迫ります。
その室内楽作品は、内なる闘いと静かな祈りが交錯する音の記憶。日本を代表する奏者が緊張と静寂、激情と諦観。多層に折り重なる感情を、精緻なアンサンブルで描き出すひととき。魂がぶつかり合い、作曲家の孤高の魂が鮮やかに蘇る瞬間を、500席のホールで直に感じられる特別な公演!ぜひ、心してお聴きください。
FAX・郵送◎2025年12月9日(火)18:00必着
Web◎2025年12月7日(日)11:00~12月9日(火)18:00
※先行予約は電話申込はございません。
2026年1月11日(日)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない一部諸手数料等は、公演の中止・延期等における
チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
(公財)神奈川フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン◎
石田泰尚(神奈川フィル 首席ソロ・コンサートマスター)
小宮直(神奈川フィル 第2ヴァイオリン特別契約首席)
佐久間聡一(ゲストヴァイオリン奏者)
ヴィオラ◎
木下雄介(ゲストヴィオラ奏者)
チェロ◎
上森祥平(神奈川フィル チェロ首席奏者)
ピアノ◎
津田裕也(ゲストピアニスト)
プロコフィエフ◎
2つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 Op.56
■石田Vn 佐久間Vn
ショスタコーヴィチ◎
弦楽四重奏曲 第8番ハ短調 Op.110
■佐久間Vn 小宮Vn 木下Va 上森Vc
ショスタコーヴィチ◎
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57
■石田Vn 小宮Vn 木下Va 上森Vc 津田Pf
Sergey Prokofiev:
Sonata for 2 Violins in C Major, Op.56
Dmitri Shostakovich:
String Quartet No.8 in c minor, Op,110
Piano Quintet in g minor, Op.57
神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスターに就任。以来“神奈川フィルの顔”となり現在は首席ソロ・コンサートマスターとしてその重責を担っている。2020年4月より京都市交響楽団特別客演コンサートマスター(2025年4月よりソロ・コンサートマスター)を兼任。2024年には自身が結成した弦楽合奏団「石田組」が日本武道館公演を行い大きな話題となった。2025年4月より横浜みなとみらいホール「プロデューサー in レジデンス」第3代プロデューサーに就任。2026年10月11月には石田組で大阪城ホール公演が予定されている。
東京芸術大学付属音楽高等学校を経て、東京芸術大学卒業。同大学院修了。東儀祐二、久合田 緑、矢嶋佳子、田中千香士、ベラ・カトーナの各氏に師事。2年間、アムステルダムにてヘルマン・クレッバース氏のもとでさらに研鑚を積む。第32回、文化放送音楽賞受賞。第2回日本モーツァルト音楽コンクール第3位。国際交流基金の派遣で、ジャパン・クインテッドのメンバーとして、中・南米6都市にて公演。NHK・FM等に、ソロ・室内楽で出演。久合田 緑弦楽四重奏団、新ヴィヴァルディー合奏団等のメンバーを務めた後、99年9月より神奈川フィルハーモニー管弦楽団第2ヴァイオリン首席奏者を務めている、また、ソロ・室内楽、録音、放送関係などにも幅広く活躍している。
4才からヴァイオリンをはじめ、桐朋学園大卒業。これまでに新日本フィルの契約団員、大阪フィル首席奏者、ドイツ・カンマーフィル客演奏者、広島交響楽団の第1コンサートマスターをつとめた。現在はソロ、室内楽を中心に活動中。「その魅力的な音色で聴衆を一つにする力がある奏者」(音楽の友)など、誌上でもたびたび注目を浴びている。また、YouTubeでは楽しみながら学ぶ番組作りで多くの音楽愛好家から人気を博している(登録者1.6万人)洗足学園音楽大学の非常勤講師。
岡山市生まれ。8才で渡英し、マンチェスター・チータムズ音楽学校、英国王立ノーザン音楽大学を卒業。ヴァイオリンとヴィオラをハリー・ケイウッド、ウェンジョウ・リ、アネット・イッサーリス各氏に師事。 指揮をスティーブン・スレルフォル、エドワルド・ポルタル、保科洋各氏に師事。イギリス各地で演奏活動後、2016年大阪フィルハーモニー交響楽団首席ヴィオラ奏者に就任し、2021年退団後は国内外のオーケストラ客演奏者、ソリスト、指揮者として活動している。2020年第41回神戸東灘区ライオンズクラブ音楽賞受賞。B型、水瓶座。
日本音楽コンクール第1位、併せて松下賞受賞。ベルリン芸術大学を国家演奏家資格を取得し卒業。帰国後ソロ・室内楽・オーケストラ・教育活動等あらゆる分野で活躍。バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を毎年開催、2017年よりブリテン無伴奏組曲全曲、2024年よりブラームス3大ソナタをバッハ全曲と共に演奏し各方面から絶賛を受ける。NHK・BS・FM他出演多数。小林研一郎、下野竜也等各氏の指揮のもと国内主要オーケストラと共演。京都市芸術大学准教授、相愛大学大学非常勤講師。京都府文化賞奨励賞受賞。神奈川フィルハーモニー管弦楽団特別契約首席奏者。齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
東京藝術大学および同大学院修士課程で学び、安宅賞、クロイツァー賞などを受賞。 並行して2007年よりベルリン芸術大学で学び、11年同校を最優秀の成績で卒業。07年第3回仙台国際音楽コンクールにて優勝、および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。11年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。ソリストとしてベルリン響や日本国内各オーケストラと共演。室内楽活動にも活発に取り組み、白井圭(Vn)・門脇大樹(Vc)とのピアノ三重奏団「トリオ・アコード」のほか、様々な演奏者から厚い信頼を得ている。これまでにパスカル・ドヴァイヨン、ガブリエル・タッキーノ、ゴールドベルク山根美代子、角野裕、渋谷るり子の各氏に師事。現在、東京藝術大学准教授。