衝撃のパガニーニ国際コンクール史上最年少入賞(13歳)から早くもデビュー20周年を迎え、芳醇な音色と深みある表現で評価高まるヴァイオリニスト・米元響子。第8回モーツァルト国際コンクールで日本人初優勝、今やモーツァルト演奏で比類なき評価を得たピアニスト・菊池洋子。そして国内外コンクールで続々上位入賞、優れた若手チェリストの中でもとりわけ注目を集める才媛・上村文乃。この豪華な3人による、誰もが知るピアノ三重奏曲の珠玉の名品をお楽しみいただけるコンサートが実現しました。
横浜音祭り2019パートナー事業
S¥4,500 A¥3,500
【学生券】 ¥2,000 ※一般発売以降販売、枚数限定
【4公演シリーズセット券】 ¥17,500
《4/13「河村尚子」、6/15「仲道郁代」、9/7「ヴェロニカ・エーベルレ」とのセット券》
2018年12月9日(日)11:00~12月12日(水)18:00※Web・FAX・郵送のみ
2019年1月13日(日)11:00~
※発売日は電話・Webのみ
フィリアホールチケットセンター Tel. 045-982-9999 (11:00~18:00)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
東急電鉄
横浜アーツフェスティバル実行委員会
ヴァイオリン◎米元響子
Kyoko Yonemoto, Violin
ピアノ◎菊池洋子
Yoko Kikuchi, Piano
チェロ◎上村文乃
Ayano Kamimura, Cello
モーツァルト:ピアノ三重奏曲 第1番 ト長調 K.496
W.A.Mozart: Piano Trio No.1 in G Major, K.496
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
M.Ravel: Piano Trio in a minor
ブラームス:ピアノ三重奏曲 第1番 ロ長調 Op.8
J.Brahms: Piano Trio No.1 in B Major, Op.8
1997年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール(イタリア)において、史上最年少13歳で入賞後、日本音楽コンクール、モスクワ・パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールで優勝を飾る。ほかに、ロン=ティボー、エリザベート、フリッツ・クライスラー各国際コンクールでも上位入賞。2008年「出光音楽賞」受賞。
これまでにチョン・ミョンフン、ロベルト・ベンツィ、ユーリ・バシュメット、エリアフ・インバル、ハンス=マルティン・シュナイト、ガブリエル・フムラ、ギュンター・ノイホルト、小泉和裕、小林研一郎、広上淳一ら著名指揮者をはじめ、日本の主要オーケストラはもとより、モスクワ国立交響楽団、ケルン放送管弦楽団、リンブルフ交響楽団(オランダ)、リエージュ王立フィルハーモニー管弦楽団、ビルバオ交響楽団、台北市立交響楽団等の海外オーケストラとも多数共演。室内楽の分野でもヨーロッパ・日本を中心に活躍中。
近年ではイタリア・キジアーナ音楽院でブラームスの全曲演奏会、トリエステ・ヴェルディ劇場オーケストラ(イタリア)とプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番をペドロ・アルフテル=カロの指揮で演奏し好評を博した。ベルギーの音楽祭では室内楽シリーズでジャン=クロード・ヴァンデン・アイデン(ピアノ)やデイヴィッド・コーエン(チェロ)などと共演を果たしている。
今年3月、キングインターナショナルより初のCDアルバム「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲(未完の新発見ソナタも含む)」を発売。「レコード芸術」特選盤に選出された。
現在、オランダ・マーストリヒト音楽院教授。
使用楽器は1727年製のストラディヴァリウス(サントリー芸術財団より貸与)。
菊池洋子は、2002年第8回モーツァルト国際コンクールにおいて日本人として初めて優勝して一躍注目を集めた。その後、2003年にザルツブルク音楽祭のモーツァルト・マチネに出演するなど国内外で活発に活動を展開し、いまや実力・人気ともに日本を代表するピアニストの一人である。これまで、国内の主要オーケストラとの共演はもとより、国際的にもリサイタル、オーケストラとの共演、室内楽演奏会で成功を収めている。2004年ライプツィヒ弦楽四重奏団との日本ツアー、オーケストラ・アンサンブル金沢のアジア・ツアーのソリスト、アフラートゥス・クインテットとの共演及びレコーディング、2008年アンサンブル・ウィーン=ベルリンなどと共演。2009年には、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲をフォルテピアノとモダンピアノを用いて演奏するといった意欲的な企画に取り組み好評を得た。2010年には、チューリッヒ・トーンハレでのリサイタルが絶賛を博し、ホルンの名手ラデク・バボラークとレコーディングも行った。2011年以降、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭にたびたび招かれているほか、2015年プラハの春音楽祭でアフラートゥス・クインテットと出演した模様は、チェコ国営テレビで放送され、好評を博した。バレエ公演にも出演し、世界的バレエダンサー ディアナ・ヴィシニョーワや吉田都ほかと共演している。CD録音も活発に行い、エイベックスとオクタヴィアよりリリースしている。第18回ミュージック・ペンクラブ音楽賞クラシック部門録音・録画作品 (日本人アーティスト)、第1回上毛芸術文化賞(音楽部門)、第17回出光音楽賞の各賞を受賞。
菊池洋子オフィシャルホームページ http://www.yokokikuchipf.com/
6歳よりチェロを始める。第2回泉の森ジュニアチェロコンクール小学生部門銀賞。第4回同コンクール中学生部門銀賞。第7回日本演奏家コンクール弦楽器中学生部門1位及び芸術賞。第15回日本クラシック音楽コンクール全国大会中学生部門にて最高位。第5回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。第4回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門第1位およびルーマニア大使館賞受賞。第80回日本音楽コンクール第2位。第65回全日本学生音楽コンクール大学の部第1位。いしかわミュージックアカデミーにてIMA音楽賞受賞し、翌年アスペン音楽祭(米コロラド州)に奨学生として参加。第30回霧島国際音楽祭に奨学生として参加し、霧島国際音楽賞を受賞。サントリーホール室内楽アカデミー第1期生となり、レオン・フライシャーなどの指導を受ける。これまでに小林研一郎/東京フィルハーモニー交響楽団等と共演。また、東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭、JTアートホール室内楽シリーズ等に出演。現在チェロを毛利伯郎・堤剛・アルト・ノラスの各氏に、室内楽を原田幸一郎、徳永二男、クァルテット・エクセルシオの各氏に師事。桐朋学園大学ソリストディプロマコース卒業。現在ハンブルグ音楽演劇大学を経てバーゼル音楽院に留学中。2015年9月より、文化庁新進芸術家海外研修生 および 公益財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生。