巨匠を遠縁に持つドイツ人の父と日本人の母の間にロンドンで生まれ、8歳で協奏曲デビュー。チャイコフスキーコンクール入賞時聴衆の圧倒的支持を受けた名ピアニストが初登場。驚異的な超絶技巧、クリアな音色、そして技に溺れない豊かな表現力で、「練習曲」が真の芸術に昇華する!
横浜音祭り2019パートナー事業
2018年12月9日(日)11:00~12月12日(水)18:00 ※Web・FAX・郵送のみ
2019年1月13日(日)11:00~
※発売日は電話・Webのみ
フィリアホールチケットセンター Tel. 045-982-9999 (11:00~18:00)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
横浜アーツフェスティバル実行委員会
ピアノ◎フレディ・ケンプ
Freddy Kempf, Piano
ショパン:エチュード集(練習曲集) op.10より
F.Chopin: 12 Etudes, op.10
ラフマニノフ:エチュード集(練習曲集)「音の絵」op.39より
S.Rachmaninov: Études-tableaux, op.39
1977年、ドイツ人の父と日本人の母のもと、ロンドンに生まれる。8歳でロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とコンチェルトデビュー、1992年BBC ヤング・ミュージシャン・ オブ・ザ・イヤー・コンペティションに優勝し、注目を浴びる。1988年、チャイコフスキー国際コンクールで3位を獲得した際には、聴衆とロシアのプレスから圧倒的な支持を得、“コンクールの真のヒーロー”と称された。
世界有数のオーケストラ、指揮者と共演を重ね、デュトワ指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、デイヴィス指揮フィルハーモニア管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、アルスター管弦楽団、スウェーデン室内管弦楽団、エーテボリ交響楽団、シナイスキー指揮ロシア国立交響楽団、シャイー指揮ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団、トルトゥリエ指揮サンフランシスコ交響楽団、サヴァリッシュ指揮フィラデルフィア管弦楽団、シモノフ指揮NHK交響楽団、タスマニア交響楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、コリアン・シンフォニー・オーケストラなど多数にのぼる。2014-2015シーズンには、九州交響楽団、ニュージーランド交響楽団と指揮・ピアノでツアー、同団とは2017年秋に再演。
リサイタルも数多く、モスクワ音楽院大ホール、ベルリン・コンツェルトハウス、ミラノ音楽院ヴェルディ・ホール、ロンドン・カドガンホール、マンチェスター・ブリッジウォーターホール、ブリスベンABCサウスバンク、シドニー・シティ・ホールなどに登場。サントリーホール、チャイコフスキーコンサートホール、香港シティ ホール、ロンドン・サウスバンクにおける国際ピアノシリーズにも登場。
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団との三度目の共演、BBCウェールズ交響楽団、ボルサン・イスタンブール・フィルハーモニー管弦楽団、台湾国家交響楽団、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団、ソウル・スプリング室内楽フェスティヴァル、ヨーロッパ室内管弦楽団とのイギリスツアー、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団とのツアー、アジア、オーストラリア、ヨーロッパでのリサイタルツアーを開催。
BIS専属レコーディングアーティスト。2010年のプロコフィエフのコンチェルトCD(リットン指揮ベルゲン・フィル)はグラモフォン・コンチェルト・アワードにノミネート、“卓越したプロコフィエフ”などと評され、2012年に同じ組み合わせでガーシュイン作品のCDをリリースし、“美しくスタイリッシュ、軽やかでエレガント”などの評を得た。2011年のラフマニノフ、バッハ/ブゾーニ、ラヴェル、ストラヴィンスキーのソロ作品CDも、その繊細で洗練されたスタイルがBBCミュージック・マガジンで絶賛された。2013年のシューマン、2015年にリリースされた最新のチャイコフスキーCDも高い評価を得ている。