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2022年 1023日(日)

Sunday 23 October 2022

フィリアホール ミュージックアカデミー・プログラム 

フィリアホール U25ヴィオラ室内楽アカデミア
2022年度(第5期生)受講生選抜オーディションのご案内

U25 Viola Chamber Music Academia 2022

book now DL

室内楽を通じて、音楽と人生の「学びの場」を提供します。

音楽を学ぶ学生にとって、普段のレッスンではソロの練習と指導が圧倒的に多く、音楽大学に入学した後ですらなかなか国内では経験する機会が乏しいのが「室内楽」。フィリアホールでは2018年度から、弦楽器を学ぶ高校生~25歳までの若手演奏家に向けて、室内楽を早期から一流講師陣とともに体験し学ぶマスタークラス&コンサート・プロジェクト、「フィリアホール室内楽アカデミア」を開催しています。奥深い室内楽作品の面白さにふれてもらう機会になること、また演奏に必要なコミュニケーションなど成熟した音楽家・社会人として必要な能力を修得する機会になることを目指し、ホールを拠点に若き才能あふれる音楽家の発掘・育成を行います。
2022年度より部門を再編し、旧「フィリアホール室内楽アカデミア プロフェッショナル部門」は楽器ごとに部門が分かれ、ヴィオラは「U25ヴィオラ室内楽アカデミア」になりました。

応募要項(PDF形式)
申込用紙(PDF形式) / 申込用紙(Microsoft Excel形式)

※バージョンの古いExcel、またスマホ・タブレットのアプリではファイルを正常に開けないことがありますのでご了承ください。
※一部参加要項に下記の誤植があり、誠に申し訳ございません。申込用紙は上記のPDFまたはExcel形式ファイルをご利用ください。
【誤】WordまたはPDF形式 【正】ExcelまたはPDF形式

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、応募要項等の各種書類、また当ページに掲載の内容は、予告なく変更となる可能性があります。何卒ご了承ください。

【「フィリアホール室内楽アカデミア」の名前の由来】
「アカデミア」の名は、友情・友愛等を意味するギリシャ語「フィリア」の名を冠する劇場で行う若手育成企画として、かつて優れた若者を育成した古代ギリシャの学校「アカデメイア(アカデミア)」の名を借りています。地元・青葉区民による提唱と企画制作からはじまった「未来にはばたくドリームコンサート」を継承し、「音楽の究極の形態」とも言われる室内楽を通して、楽器と音楽、そして音楽だけではない、幅広い総合的な人生の「学びの場」として在ることを目指して命名されました。

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【「フィリアホール室内楽アカデミア」のプログラム】
「室内楽アカデミア」のメイン・プログラムは「3回のマスタークラス+修了コンサート出演」です。オーディションで選抜された受講生は、講師陣による3回のマスタークラスを受講したのち(一部マスタークラスは一般公開予定)、2023年4月に開催する修了生披露コンサートに出演します。このプログラムに参加した受講生は「修了生」となります。(2022年度は第5期修了生)

マスタークラスとコンサートは「室内楽作品の演奏で、講師の中に受講生が入って共演する」ことを基本とし、一方的な指導ではなく、ステージで共演することで学びを得ることを主軸に置いています。
メイン・プログラムでの参加は1名につきどちらかの部門1回のみとし、年齢が上がって再度の受講は原則不可です。メイン・プログラムを修了した修了生は、さらに発展プログラムを受講できます。これまで2019年度に開催した「ショーケース・コンサート」、および2021年8月5日(木)に開催予定の「サマー・コンサート」など、「ドリームコンサート」および「室内楽アカデミア」修了生による室内楽ミニコンサートを開催しています。

料金Ticket Prices

受講生オーディション参加申込を7/23(土)より受付開始いたします。
企画およびオーディションの詳細は、左記の応募要項をご覧ください。

【オーディション受験料】
・横浜市内に在住、市内の学校に在学、または青葉区内の講師に指導を受けている方:無料
・上記以外の方:3,000円 ※オーディション当日にお支払ください。
※合格後に納付の受講料には含まれておりません。

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■オーディションは実演審査(会場:フィリアホール リハーサル室)を行う予定ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により会場が利用できなくなった場合は、開催日・審査方法を急遽変更することがあります。その場合は申込者に速やかにお知らせいたします。

主催

フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)

出演者Performers

オーディションで選抜された高校1年生から25歳までの音楽を学ぶ若手演奏家と講師が、3回のマスタークラスを経て、2023年4月8日(土)に開催されるコンサートで室内楽曲で共演します。
詳細は応募要項(PDF形式)をご覧ください。

【講師】
海野幹雄(チェロ / アーティスティック・ディレクター)
Mikio Unno, Cello & Artistic Director
川田知子(ヴァイオリン) Tomoko Kawada, Violin
直江智沙子(ヴァイオリン)Chisako Naoe, Violin
須田祥子(ヴィオラ) Sachiko Suda, Viola
海野春絵(ピアノ) Harue Unno, Piano

プログラムProgramme

2023年4月8日(土)開催予定の修了生披露コンサートで共演・演奏する曲が、マスタークラスでの演奏曲になります。演奏曲は受講生の選抜後に講師によって決定されます。

※修了生披露コンサートの詳細は決定次第、フィリアホールWebサイト等で告知いたします。

プロフィールProfile

海野幹雄(チェロ / アーティスティック・ディレクター) Mikio Unno, Cello & Artistic Director

バロック、古典、ロマン派から現代音楽までと非常に広いレパートリーを持ち、ソロ、アンサンブル、全国の各オーケストラへ首席奏者として客演、小学校等へのアウトリーチ活動、また編曲や指揮も行うなど、幅広いジャンルで高い評価を得ているマルチなチェリスト。音楽一家に生まれ、14歳より母にチェロの手ほどきをうける。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園ディプロマコース修了。近年ではソロ活動も積極的で、2014年にはベートーヴェンの残した「チェロを含む二重奏曲」全10曲を1日で演奏するという企画を成功させ、音楽の友誌上で「覇気と情熱と、そして冷静沈着な洞察力を兼ね備えたチェリスト」と絶賛された。2015年には、神奈川フィルとドヴォルザークのチェロ協奏曲を共演、2016年にはバッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を成功させ話題を呼んだ。2017年には10回記念リサイタルを開催、多くの仲間に支えられ大成功を収めた。また2009年より毎月横浜市イギリス館で開催しているサロンコンサート「Salon de violoncello」は90回を超え、好評を得ている。(財) 地域創造主催事業「公共ホール音楽活性化事業」登録アーティスト。ピアノトリオ海(Meer)、室内オーケストラARCUS(アルクス)、作曲家・新垣隆とのデュオ「ORIGO」等多くのアンサンブル団体に所属。NPO法人「ハマのJACK」理事。アルバムに「海野幹雄playsシューマン」がある。12人のチェロアンサンブル「タンタシオン・デ・ブルー」主宰。
オフィシャルホームページ http://mikio-unno.com/

川田知子(ヴァイオリン) Tomoko Kawada, Violin

東京芸術大学音楽学部器楽科を首席で卒業。1991年第5回シュポア国際コンクール優勝。NHK交響楽団や、モスクワフィルハーモニー交響楽団など、国内外のオーケストラにソリストとして起用され、好評を博している。また、アンサンブルなど室内楽の分野にも力を入れ、チェンバロの中野振一郎氏とのデュオも好評を博している。2003年度、第33回エクソンモービル音楽賞、洋楽部門奨励賞受賞。平成15年度国際交流基金日本文化紹介派遣事業でのトルコ、エジプトでのリサイタルを行い、2007年には、ハンガリーのブダペストでのリサイタルが絶賛された。10年目を迎えるチェンバロの中野振一郎とのデュオの他、様々な器楽奏者との共演に意欲的に取り組んでいる。マイスター・ミュージックより10枚のCDが発売されている。洗足学園音楽大学講師。

直江智沙子(ヴァイオリン)Chisako Naoe, Violin

桐朋女子高等学校を経て桐朋学園大学を卒業。小澤征爾音楽塾、宮崎国際音楽祭、水戸室内管弦楽団、JT室内楽シリーズ、東京のオペラの森、サイトウキネンフェスティバル松本などに参加。これまでに徳永二男氏に師事。ロームミュージックファンデーションの奨学金を得てベルリンに留学、シュテファン・ピカール氏に師事。現在神奈川フィルハーモニー管弦楽団第2ヴァイオリン首席奏者。

須田祥子(ヴィオラ) Sachiko Suda, Viola

桐朋学園大学を首席で卒業。第23回ヴィットリオ・グイ国際コンクール他多数のコンクールで第1位優勝。「報道ステーション」での生中継、「題名のない音楽会」や「らららクラシック」でもソロ演奏をフィーチャーされた。現在、東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者、日本センチュリー交響楽団首席客演奏者、洗足学園音楽大学非常勤講師。「SDA48」主宰。

海野春絵(ピアノ) Harue Unno, Piano

桐朋学園大学卒業後、同大学研究科にて研鑽を積む。第22回ピティナ・ピアノコンペティション特級の部グランプリ。これまでに日本フィルハーモニー交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団と共演。桐朋在学中より管・弦楽器や声楽などさまざまな楽器の伴奏活動を始め、讀賣新人演奏会、演連コンサート等各地の演奏会に多数出演。第20回日墺文化協会フレッシュコンサートにて最優秀共演者賞受賞。現在、トリオ海(Meer)、NPO法人「ハマのJACK」メンバー、桐朋学園大学弦楽器科嘱託演奏員。

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