チェリスト・宮田大、バンドネオン奏者・三浦一馬。それぞれの自らの領域で比類なき存在感を示し、確固たる世界を確立しているふたりの名手が、フィリアホールの舞台で豪華共演を果たします。
歳も近いふたりに共通するのは、「伝統」と「革新」のスムーズな融合。オリジナルの名曲、「クラシック」への畏敬の念をもちながら、決して旧態依然とした演奏に安住せず、聴き手に決して奇異でない新鮮な驚きをもたらす手腕において、このふたりの能力は今なお際立った領域にあるといえます。
かつて「気鋭の若手」と表現されてきた彼らも、今や次のステージへ。様々な異なるジャンルへの越境にも果敢に挑戦、まさに今最も充実した時期といっても過言ではないかもしれません。期待のプログラムは、バッハなどのクラシックの永遠の名曲から、ロータ、ガルデル、そしてピアソラと、この編成を生かす魅力的な曲目が揃います。快活さ、優しさ、憂愁、そして激しい情熱…天才たちが生み出す化学反応に、ぜひご期待あれ!
FAX・郵送◎2023年6月13日(火)18:00必着
Web◎2023年6月11日(日)11:00~6月13日(火)18:00
※先行予約は電話申込はございません。
2023年7月9日(日)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない諸手数料等は、公演の中止・延期等における
チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
東急株式会社
チェロ◎宮田 大
バンドネオン◎三浦一馬
Miyata Dai, cello
Miura Kazuma, bandoneon
J.S.バッハ◎「インヴェンションとシンフォニア」より
ヘンデル◎歌劇「リナルド」より "涙の流れるままに"
サティ◎ジュ・トゥ・ヴ
ニーノ・ロータ◎アマルコルド
ハチャトゥリアン◎剣の舞
チャイコフスキー◎アンダンテ・カンタービレ
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ガルデル◎わが懐かしのブエノスアイレス
ガルデル◎首の差で
ピアソラ◎言葉のないミロンガ
プラサ◎メランコリコ
ピアソラ◎「タンゴの歴史」より "カフェ1930", "ナイトクラブ1960"
ピアソラ◎リベルタンゴ
スイスのジュネーヴ音楽院卒業、 ドイツのクロンベルク・アカデミー修了。2009年、ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールにおいて、日本人として初めて優勝。チェロを倉田澄子、フランス・ヘルメルソンの各氏に、室内楽を東京クヮルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、リチャード・ヤング、ガボール・タカーチ=ナジの各氏に師事する。
国内主要オーケストラのほか、パリ管、ハンガリー放送響、S.K.ドイツ放送フィル、スロヴァキア・フィルなどと共演。2019年にトーマス・ダウスゴー指揮BBCスコティッシュ響との「エルガー:チェロ協奏曲」、20年にギタリスト・大萩康司との初のデュオアルバム「Travelogue」、21年にウェールズ弦楽四重奏団、三浦一馬、山中惇史らを迎えた「Piazzolla」をリリース。
使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1698年製A. ストラディヴァリウス“Cholmondeley”。
10歳より小松亮太のもとでバンドネオンを始める。2006年、別府アルゲリッチ音楽祭にてバンドネオンの世界的権威ネストル・マルコーニと出会い、現在に至るまで師事。08年イタリアで開催された第33回国際ピアソラ・コンクールで、日本人初・史上最年少で準優勝を果たす。第25回(2014年度)出光音楽賞受賞。07年、井上道義(指揮)神奈川フィルとの共演でオーケストラ・デビュー。以後、N響、大阪フィル、東京フィル、関西フィル、京響、札響、OEKなど主要なオーケストラと共演を重ねている。2017年、自らが率いる室内オーケストラ「東京グランド・ソロイスツ」を結成。2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」大河紀行の演奏を担当。使用楽器は、恩師ネストル・マルコーニより譲り受けた銘器、1938年製Alfred Arnold。