2015年のショパン国際ピアノコンクールで第2位&クリスチャン・ツィメルマン賞(ベスト・ソナタ賞)を受賞し、一躍話題となったカナダ出身のピアニスト、シャルル・リシャール=アムラン。既に7回の来日を果たし、そのたびに毎回確実な歩みを聴かせてくれる彼が、コロナ禍を経て6年ぶりのフィリアホール公演に登場し、大きな期待が寄せられています。
今回の公演では過去2回のオール・ショパンから一歩進み、モーツァルト、ブラームス、ショパンというプログラムです。モーツァルトからは数少ない短調作品である「ロンド イ短調 K.511」、ブラームスからは2曲目の美しくも切ない「間奏曲」Op.118-2がとても有名な「6つのピアノ小品 Op.118」を取り上げます。
そして後半は最早彼のライフワークといってもよいショパンですが、今回は「演奏会用アレグロ」と「ワルツ集」の抜粋。かの有名な「小犬のワルツ」Op.64-1を含みながらも、単なる名曲集ではなさそうな、有機的な連関を想起させる並びが大変興味深いところです。今回はどのような進化を見せてくれるのか、ぜひご期待ください。
アムラン氏より動画でメッセージと演奏動画(ショート版)をいただきました!
ぜひご覧ください。
F.ショパン :ワルツOp.64-2(ショート版)
全席指定¥5,000
FAX・郵送◎2023年12月11日(月)18:00必着
Web◎2023年12月9日(土)11:00~12月11日(月)18:00
※先行予約は電話申込はございません。
2024年1月21日(日)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない諸手数料等は、公演の中止・延期等における
チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)
日本アーティスト
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
ピアノ◎シャルル・リシャール=アムラン
Charles Richard-Hamelin, Piano
モーツァルト◎ロンド イ短調 K.511
ブラームス◎6つのピアノ小品 Op.118
ショパン◎
演奏会用アレグロ イ長調 Op.46
ワルツ集より
第14番 ホ短調 Op.posth
第3番イ短調 Op.34-2
第4番 ヘ長調 Op.34-3 「華麗なるワルツ」
第12番 ヘ短調 Op.70-2
第6番 変ニ長調 Op.64-1 「小犬のワルツ」
第7番 嬰ハ短調 Op.64-2
第8番 変イ長調 Op.64-3
第5番 変イ長調 Op.42
Mozart: Rondo en la mineur, K. 511
Brahms: 6 klavierstücke, Op.118
Chopin:
Allegro de concert, Op. 46
from Waltzs
音楽の流れを自然に美しく紡ぎ上げ、繊細な感情表現で聴衆を魅了し、世界中で活躍しているカナダが誇る若きピアニスト。
2015年に行われたショパン国際ピアノ・コンクールで第2位とクリスチャン・ツィメルマン賞(ベスト・ソナタ賞)を受賞、同世代の中でも最も重要なピアニストと注目されている。
プラハの春音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭(フランス)、ショパンと彼のヨーロッパ国際音楽祭(ワルシャワ)などの様々な有名音楽祭に出演。ソリストとしても、カナダをはじめ、欧米の主要なオーケストラと協演している。
ケベック州ラナウディエル生まれ。P.サルドゥレスク、S.ライモン、B.ベルマン、A.ラブランドに師事。2011年マギル大学を卒業、2013年にはイェール大学から修士号が贈られた。2016年にモントリオール音楽院を修了。ピアニストのJ.サウルニエとともに後進の指導にあたっている。
カナダのアナレクタ・レーベルからリリースされている11枚のCDは、いずれも高い評価を得ている。ショパンのソロピアノ作品の他、ケント・ナガノ指揮モントリオール響とのショパンの2曲のピアノ協奏曲、ジョナサン・コーエン指揮レ・ヴィオロン・デュ・ロワとのモーツァルトのピアノ協奏曲(No.22 & 24, No.20 & 23)、モントリオール響のコンサートマスター、アンドリュー・ワンとのベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ集(4枚)などがある。
日本では2016年5月の日本でのリサイタル・デビューが大成功をおさめ、一躍人気ピアニストとなり、既に7度の来日を果たし、その演奏は毎回絶賛されている。