ピアノ、弦、管、室内楽どの分野においても世界最高峰のコンクールのひとつである、ARDミュンヘン国際音楽コンクール。そのピアノ・デュオ部門で日本人初の第3位入賞という快挙は、まさにこのPiano Duo Sakamotoというデュオがいかに世界レベルの実力を持っているかを、端的に証明しています。
福岡県出身、姉妹とも東京藝大大学院で学んだ後ドイツで研鑽を積み、コンクール後急激に注目を集めるこのデュオ、実は海外と地元福岡を長らく拠点にしていたこともあり、関東での単独公演はまだまだ数少なく、今回のランチタイムコンサートは貴重な機会。そんな公演で今回二人が提案してきたのは、実に素敵なオール・フレンチ・プログラム!連弾によるドビュッシー「小組曲」以外は2台ピアノ編成、デュカスとラヴェル作品はオーケストラの華麗な響きでご存じの方も多いのでは。19~20世紀のフランスはピアノ・デュオの名品が多数生まれた黄金時代、欧州の本場で学んだ新鋭の演奏で、存分にお楽しみください!
FAX・郵送◎2024年9月10日(火)18:00必着
Web◎2024年9月8日(日)11:00~9月10日(火)18:00
※先行予約は電話申込はございません。
2024年10月6日(日)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない諸手数料等は、公演の中止・延期等における
チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
Piano Duo Sakamoto
ピアノ◎坂本彩、坂本リサ
Sakamoto Aya & Sakamoto Risa, Piano
ドビュッシー◎小組曲
プーランク◎シテール島への船出
デュカス◎交響詩(交響的スケルツォ) 「魔法使いの弟子」
ラヴェル◎スペイン狂詩曲
Claude Debussy: Petite Suite
Francis Poulenc: L'embarquement pour Cythere
Paul Dukas: L'apprenti sorcier
Maurice Ravel: Rapsodie espagnole
福岡県出身。彩6歳、リサ4歳よりピアノデュオを始める。
第70回ARDミュンヘン国際音楽コンクールピアノデュオ部門において、日本人デュオとして初の第3位入賞・併せて聴衆賞・特別賞を受賞。
第32回ピティナ・ピアノコンペティションジュニア2台の部優秀賞(第1位)及び洗足学園前田賞受賞。第20回国際ピアノデュオコンクール(日本)第2位及びスタインウェイ賞受賞。第7回国際ピアノデュオコンペティション(ポーランド)にて第1位及びパデレフスキ賞受賞。副賞として、2019年3月ポーランド・グダニスクにてリサイタルを行う。第21回シューベルト国際ピアノデュオコンクール(チェコ)にて第1位を受賞するなど、国内外のコンクールにおいて入賞を重ねている。
2022年3月、日本センチュリー交響楽団 定期演奏会において、久石譲作曲「Variation 57~2台のピアノのための協奏曲~」管弦楽版を作曲者自身による指揮のもと世界初演。同年9月にハワード・グリフィス指揮、ウィーン放送交響楽団と、10月にはジョナサン・ノット指揮、東京交響楽団とモーツァルト「2台のピアノのための協奏曲 K.365」を共演。2023年5月、九州交響楽団 定期演奏会にてパスカル・ロフェ氏とプーランク「2台のピアノのための協奏曲」を共演。2024年7月、広島交響楽団 呉定期演奏会にてロマン・レシェキン氏とサン=サーンス「動物の謝肉祭」を共演。さらに日本フィルハーモニー交響楽団、バイエルン放送交響楽団ほか、数々のオーケストラや奏者と共演するなど、日本とドイツを拠点に積極的な演奏活動を行っている。
2019年NHK-FM「ありがとうFM50」生放送にて演奏。NHK「クラシック倶楽部」「ベストオブクラシック」、NHK Eテレ「囲碁フォーカス」、TNC「記者のチカラ」、フジテレビ「めざましテレビ」他、テレビや新聞などのメディアにも多数取り上げられる。
姉妹ともに東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程ピアノ科で学び、ドイツ国立ロストック音楽・演劇大学ピアノデュオ科修士課程、および同大学の国家演奏家資格課程を最優秀の成績で修了。2020年よりドイツ・Familie-Rahe財団奨学生。2021年度ブルーノ・フライ音楽賞を受賞。2023年度福岡市文化賞を受賞。ピアノデュオを田中美江、横山幸雄、加藤真一郎、伊藤恵、Olha Chipak&Oleksiy Kushnir、Hans-Peter Stenzl&Volker Stenzlの各氏に師事。
姉妹共に囲碁三段の免状を持つ。
福岡県出身。4歳よりピアノを始める。福岡女学院高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部を経て、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程ピアノ科を修了。修了時に、大学院アカンサス賞、藝大クラヴィーア賞を受賞。
第63回全日本学生音楽コンクール高校の部北九州大会第1位、全国大会第2位。第60回西日本国際音楽コンクールにおいて末永賞(グランプリ)。第11回ルーマニア国際音楽コンクールピアノ部門最高位及びNPO法人おおきな木スペース賞、その他多数受賞。2001年ポーランド室内クラクフ管弦楽団とピアノ協奏曲を共演。2005年九州サマー・フェスティバル、2013年新進演奏家育成プロジェクトオーケストラ・シリーズにて九州交響楽団と共演。カードゥッチ弦楽四重奏団、ダンテ弦楽四重奏団をはじめ、室内楽、器楽、声楽や合唱などのアンサンブルにおいても多数の共演を重ねている。
国内外のアカデミーにて、故F.W.Schnurr、P.Devoyon、D.Yoffeの各氏、他多くのマスタークラスを受講し研鑽を積んでいる。2013〜2015年ザルツブルク夏期国際音楽アカデミーに参加、アカデミーコンサートに選抜され出演。
これまでに、ピアノを巣山千恵、田中美江、徳丸聡子、草冬香、横山幸雄、三上桂子、本村久子、伊藤恵の各氏、室内楽を田崎悦子、藤井一興の各氏に師事。
福岡県出身。3歳よりピアノを始める。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、 東京藝術大学音楽学部卒業。卒業時に同声会賞を受賞。同大学院音楽研究科修士課程にて研鑽を積む。全日本学生音楽コンクール北九州大会において、第61回小学校の部第1位、第63回中学校の部第2位、第66回高校の部第1位。第7回エレーナ・リヒテル国際ピアノコンクール第1位。第61回西日本国際音楽コンクールにおいて西日本音楽協会賞受賞。第6回せんがわピアノオーディション最優秀賞受賞。せんがわ劇場にてリサイタルを開催。第22回コンセール・マロニエ21において第3位。2017年、学内にてモーニングコンサート出演者に選出され、高関健指揮、藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに出演。
国内外のアカデミーにて、D.ヨッフェ、P.ドゥヴァイヨン、K.ヘルヴィッヒの各氏、他多数のマスタークラスを受講。2012年〜2015年ザルツブルク夏期国際音楽アカデミーにて、アカデミーコンサートに出演。各地でのソリストとしての演奏の他、 室内楽や歌曲伴奏の活動も積極的に行っている。
これまでに、ピアノを巣山千恵、田中美江、徳丸聡子、草冬香、横山幸雄、伊藤恵の各氏、ピアノデュオを加藤真一郎氏、室内楽を津田裕也、三界秀美の各氏に師事。