石田泰尚©Norizumi Kitada Universal Music 中 恵菜©Junichiro Matsuo 津田裕也©Christine Fiedler 齋藤雄介©藤本史昭
Friday 30 May 2025, 14:00
神奈川フィルの名手による室内楽シリーズ 第20回
Hungarian Masterpieces of Chamber Music
大好評を博す、平日お昼の神奈川フィル首席奏者たちによる室内楽シリーズ。第20回ではハンガリーを代表する二人の作曲家、バルトークとコダーイの傑作をご紹介します。
どちらの作曲家も、伝統的・民族的なハンガリー音楽に向き合いながら、20世紀ならではの近現代の作風によって独自の作風を創り上げましたが、彼らの多くの作品の中で、室内楽作品は重要なポジションを占めています。コダーイは、この作曲家の室内楽作品の中で最も規模が大きく、同編成の中でも圧倒的な傑作と名高い、ヴァイオリンとチェロの二重奏曲を。そしてバルトークは、ご存じ「ルーマニア民俗舞曲」に加え、クラリネットを交えたジャズの風味も感じさせる「コントラスツ」、そして難曲にして20世紀の弦楽四重奏曲史の中で重要な作品である弦楽四重奏曲第4番。烈しく劇的な演奏をどうぞお楽しみに!
FAX・郵送◎2024年12月10日(火)18:00必着
Web◎2024年12月8日(日)11:00~12月10日(火)18:00
※先行予約は電話申込はございません。
2025年1月12日(日)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない諸手数料等は、公演の中止・延期等における
チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
(公財)神奈川フィルハーモニー管弦楽団
第1ヴァイオリン◎石田泰尚(神奈川フィル 首席ソロ・コンサートマスター)
第2ヴァイオリン◎直江智沙子(神奈川フィル 2ndヴァイオリン首席奏者)
ヴィオラ◎中 恵菜(ゲストヴィオラ奏者)
チェロ◎上森祥平(神奈川フィル チェロ首席奏者)
ピアノ◎津田裕也(ゲストピアニスト)
クラリネット◎齋藤雄介(神奈川フィル クラリネット首席奏者)
バルトーク(セーケイ編)◎
ルーマニア民俗舞曲 BB 68 / Sz.56(ヴァイオリンとピアノによる)
■直江Vn. 津田Pf.
コダーイ◎
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op. 7
■直江Vn. 上森Vc.
バルトーク◎
コントラスツ BB 116 / Sz.111
■石田Vn. 齋藤Cl. 津田Pf
弦楽四重奏曲 第4番 BB 95 / Sz.91
■石田1stVn. 直江2ndVn. 中Va. 上森Vc.
Béla Bartók(arr. Zoltán Székely):
Román népi táncok (Romanian Folk Dances), BB 68 / Sz.56
Zoltán Kodály:
Duo for Violin and Cello, Op. 7
Béla Bartók:
Contrasts, BB 116 / Sz.111
String Quartet No.4, BB 95 / Sz.91
★各曲の演奏者が決定いたしました。(12/22)
神奈川県出身。国立音楽大学を首席で卒業、同時に矢田部賞受賞。新星日本交響楽団コンサートマスターを経て、2001年から神奈川フィルハーモニー管弦楽団ソロ・コンサートマスター(現在は首席ソロ・コンサートマスター)、20年からは京都市交響楽団特別客演コンサートマスターも務める。その傍ら弦楽アンサンブル「石田組」、2024年に結成30周年を迎えた弦楽四重奏「YAMATO String Quartet」、「トリオリベルタ「」三浦一馬キンテート「」Trio Japan「」ドス・デル・フィドル」などさまざまなユニットで独特の輝きを見せる。2025年4月より横浜みなとみらいホール「プロデューサーin レジデンス」第3代プロデューサーに就任。使用楽器は1690 年製 G.Tononi、 1726 年製 M.Goffriller。
桐朋女子高等学校を経て桐朋学園大学を卒業。在学中より小澤征爾音楽塾、宮崎国際音楽祭、水戸室内管弦楽団、東京のオペラの森、JT室内楽シリーズ、サイトウ・キネン・フェスティバル松本、トリトン晴れた海のオーケストラなどの音楽祭、室内オーケストラに参加。また、広響、京響、新日本フィル、山響、札響などの各オケで度々ゲスト首席奏者を務めている。これまでに故荒谷正雄、市川映子、徳永二男の各氏に師事。公益財団法人ロームミュージックファンデーションの奨学金を得てベルリンに留学、シュテファン・ピカール氏に師事。
現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団第2ヴァイオリン首席奏者。
Quartet Amabileのヴィオラ奏者。第65回ARD ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門 第3位に入賞、2019年YCA国際オーディション優勝、その他多数優勝。
今井信子、マルタ・アルゲリッチ、ダン・タイソンの各氏と共演。テレビ朝日「題名のない音楽会」NHK-FM「リサイタル・パッシオ」、B→C、ヴィオラスペース、東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭、霧島国際音楽祭、その他多数出演。
使用楽器は宗次コレクションより特別に貸与されたMontagnana。
日本音楽コンクール第1位、併せて松下賞受賞。ベルリン芸術大学を国家演奏家資格を取得し卒業。帰国後ソロ・室内楽・オーケストラ・教育活動等あらゆる分野で活躍。バッハ無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を毎年開催、2017年よりブリテン無伴奏組曲全曲、2024年よりブラームス3大ソナタをバッハ全曲と共に演奏し各方面から絶賛を受ける。NHK・BS・FM他出演多数。小林研一郎、下野竜也等各氏の指揮のもと国内主要オーケストラと共演。京都市芸術大学准教授、相愛大学大学非常勤講師。京都府文化賞奨励賞受賞。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団特別契約首席奏者。齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。
東京藝術大学および同大学院修士課程で学び、安宅賞、クロイツァー賞などを受賞。 並行して2007年よりベルリン芸術大学で学び、11年同校を最優秀の成績で卒業。07年第3回仙台国際音楽コンクールにて優勝、および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。11年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。ソリストとしてベルリン響や日本国内各オーケストラと共演。室内楽活動にも活発に取り組み、白井圭(vn)・門脇大樹(vc)とのピアノ三重奏団「トリオ・アコード」のほか、様々な演奏者から厚い信頼を得ている。これまでにパスカル・ドヴァイヨン、ガブリエル・タッキーノ、ゴールドベルク山根美代子、角野裕、渋谷るり子の各氏に師事。現在、東京藝術大学准教授。
東京藝術大学器楽科を同声会賞を得て卒業、同大学院音楽研究科(修士課程)修了。第18回日本管打楽器コンクール入賞。
これまでに秋山かえで、三界秀実、村井祐児、四戸世紀の各氏に師事。また草津音楽祭、アフィニス音楽祭などに参加し、W=マイヤー、L=コムズの薫陶を受ける。現在、神奈川フィルハーモニー管弦楽団首席クラリネット奏者。尚美ミュージックカレッジ専門学校非常勤講師。シンコー・ミュージックエンタテインメント社より、2冊の教則本をリリース。