神奈川フィルハーモニー管弦楽団の精鋭メンバーが多彩なクラシックの名曲をご紹介するシリーズ。第21回は第20回とセットの「中東欧」がテーマ。西スラヴ文化を代表する国・チェコが生んだ三大作曲家:ドヴォルザーク、スメタナ、そしてヤナーチェクの作品を披露します。
どの作曲家も著名な室内楽曲を残していることで知られていますが、今回は「管楽器だけ」と「弦楽器だけ」の作品に焦点を当てます。スメタナの「我が生涯より」は、「我が祖国」と並んで有名な、名の通り半自叙伝的な内容を持つ弦楽四重奏曲。最初に登場する劇的なヴィオラ・ソロにはぜひご注目を!ヤナーチェクからは木管アンサンブルのための貴重な名曲として知られる「青春」。そしてドヴォルザークからは、弦楽と管楽それぞれ1曲ずつ書かれた傑作セレナーデから管楽セレナーデをご紹介。こちらは気鋭の指揮者・横山奏がリード、独自の音楽語法と風合いを持つチェコ作品の魅力を、存分にお楽しみください。
FAX・郵送◎2024年12月10日(火)18:00必着
Web◎2024年12月8日(日)11:00~12月10日(火)18:00
※先行予約は電話申込はございません。
2025年1月12日(日)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない諸手数料等は、公演の中止・延期等における
チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)
(公財)神奈川フィルハーモニー管弦楽団
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
指揮◎横山 奏
管弦楽◎神奈川フィルハーモニー管弦楽団メンバー
YOKOYAMA Kanade, Conductor
Members of Kanagawa Philharmonic Orchestra
スメタナ◎弦楽四重奏曲 第1番 ホ短調「我が生涯より」
ヤナーチェク◎木管六重奏曲「青春」
ドヴォルザーク◎管楽セレナーデ ニ短調 Op.44 / B.77
Bedrich Smetana: String Quartet No.1 in E Minor, "Z mého života(From my Life)"
Leoš Janácek: Woodwind Sextet,"Mládí"
Antonín Dvorák: Serenade in D Minor, Op.44, B.77
1984年札幌生まれ。北海道教育大学札幌校、桐朋学園大学、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。ダグラス・ボストック、尾高忠明、高関健、中村隆夫、黒岩英臣の各氏に指揮法を師事。2018年「第18回東京国際指揮者コンクール」第2位&聴衆賞を受賞。国内の数多くのオーケストラと共演している。
趣味は登山。NHK-FM「石丸謙二郎の山カフェ」にシーズンゲストとして最多登場し、登山とクラシック音楽などのエピソードを紹介し人気を博している。
1970年神奈川県を本拠地とする唯一のプロ・オーケストラとして発足。地域に密着した音楽文化の創造をミッションとして、神奈川県全域をはじめ、全国各地で幅広い活動を続けている。1978年に一般財団法人、2014年には公益財団法人として認定されている。横浜を中心とした定期演奏会や特別演奏会、県内各地を回る巡回公演などの主催公演を開催。音楽教育にも積極的で、小中学校での音楽鑑賞教室を全国各地で開催し、広い世代に音楽の魅力を伝え、また医療機関や特別支援学校への出張演奏も行っている。2020年には創団50周年を迎え、現在指揮者陣には、音楽監督に沼尻竜典、名誉指揮者に現田茂夫、特別客演指揮者に小泉和裕を擁し、実力、人気ともに益々注目されているオーケストラである。