2013年日本音楽コンクール優勝をはじめ、多数の国内外コンクールで次々に上位入賞を果たし注目を浴びたピアニスト、石井楓子。そこからともすれば若くして華やかな活動に没入するピアニストも多い中、彼女はその後渡欧し、ドイツ・ケルンそしてスイス・バーゼルで8年間、実直な研鑽を積んできました。その結実となる2019年ブラームス国際コンクール優勝、そして22年のグリーグ国際ピアノコンクール優勝という偉業を達成した彼女は、いよいよ2024年から拠点を日本に
移し、本格的な演奏活動に取り組みます。
今回のフィリアホール初登場リサイタルで披露されるのは、彼女が愛着を持ち集中的に取り組んできたレパートリーの一端たる、グリーグ、ショパン、ブラームスの名品たち。安定したテクニック、今まさに円熟しつつある奥行きある表現…香り高いロマン派の響きを、ランチタイムに存分にお楽しみいただけるコンサートです。
FAX・郵送◎2025年3月11日(火)18:00必着
Web◎2025年3月9日(日)11:00~3月11日(火)18:00
※先行予約は電話申込はございません。
2025年4月12日(土)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない一部諸手数料等は、公演の中止・延期等における
チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
ピアノ◎石井楓子
Fuko Ishii, Piano
ショパン◎華麗なる変奏曲 Op.12
グリーグ◎「抒情小曲集」より
蝶々 Op.43-1
孤独なさすらい人 Op.54-2
ノルウェー農民行進曲 Op.54-2
郷愁 Op.57-6
トロルドハウゲンの婚礼の日 Op.65-6
ブラームス◎2つのラプソディ Op.79
他
Fryderyk Chopin: Variations brillantes, Op.12
Edvard Grieg: from“Lyriske stykker" -
"Sommerfugl", Op.43-1
"Ensom vandrer", Op.43-2
"Gangar", Op.54-2
"Hjemve", Op.57-6
"Byllupsdag pa Troldhaugen", Op.65-6
Johannes Brahms: 2 Rhapsodies, Op.79
etc...
神奈川県出身。2019年第2回ブラームス国際ピアノコンクール(デトモルト)第1位を皮切りにヨーロッパでの活動を開始。2022年第17回グリーグ国際ピアノコンクール(ベルゲン)優勝。バーゼル交響楽団、ベルゲン交響楽団、デトモルト州立劇場管弦楽団、アルゴフィア・フィル、クリスティアンサン・フィル、クラクフ・フィルなどのソリストをつとめ、バーゼルのシュタットカジノ、ウィーン楽友協会ブラームスホール、ノルウェーのグリーグホール、バルセロナのパラオ・デ・ラ・ムジカなどでコンサートを行う。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学卒業。その後ケルン音楽大学、またバーゼル音楽院で学び修士課程・演奏家課程を最高点で卒業。8年をヨーロッパで過ごし、室内楽、歌曲伴奏、ハンマークラヴィアも学ぶ。2020年デトモルト音楽大学にてブラームス&ハイドン作品のCDを制作。ベートーヴェン、ブラームス、グリーグの作品を軸に演奏活動を行っている。これまでにピアノを江崎光世、加藤伸佳、村上弦一郎、クラウディオ・マルティネス=メーナーの各氏、室内楽を東京カルテット、三上桂子、藤原浜雄、堤剛、Anthony Spiri、Günter Pichlerの各氏、ハンマークラヴィアをEduardo Torbeanelli氏、歌曲伴奏をChristoph Pregardien氏の各氏に師事。
近年は「横浜市招待国際ピアノ演奏会」に出演したほか、2024年は日本に完全帰国し、6月21日にトッパンホールにて帰国記念コンサートを行った。
2024年ノルウェーのロフォーテン国際室内楽フェスティバル、ベルゲン音楽祭などに出演。2024年より桐朋学園大学、女子高等学校音楽科(男女共学)、および大学院非常勤講師。