昨年初登場にしてハードなプログラムの無伴奏リサイタルで名演を残し、聴衆に強烈な印象を与えた気鋭のヴァイオリニスト・周防亮介。コロナ禍直前に登場し、木嶋真優とのデュオで素晴らしいピアノを披露したイリヤ・ラシュコフスキー。この二人の出逢いがフィリアホールで実現!
このデュオ、実は周防氏が以前より熱望していたもの。二人は今年、都内でオール・ベートーヴェン・プログラムに挑戦し、驚くべき繊細さとエネルギッシュな躍動感を感じさせる演奏で大好評を博しました。今回それに次ぐ共演で彼らが披露するのは、イリヤ氏のルーツであり周防氏も強く共感するスラブの響きを存分に堪能できる名品(ピアノソロも!)、そしてロマン派を代表するシューマンとブラームスの重厚な作品。
ロマンに充ち満ちた、充実の音世界にぜひご期待ください!
FAX・郵送◎2025年3月11日(火)18:00必着
Web◎2025年3月9日(日)11:00~3月11日(火)18:00
※先行予約は電話申込はございません。
2025年4月12日(土)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない一部諸手数料等は、公演の中止・延期等における
チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
東急株式会社
ヴァイオリン◎周防亮介
ピアノ◎イリヤ・ラシュコフスキー
Ryosuke Suho, Violin
Ilya Rashkovskiy, Piano
ブラームス◎「4つの小品」Op.119より 第1番:間奏曲 ●ピアノ・ソロ
ブラームス◎「F.A.E.ソナタ」より スケルツォ
シューマン◎ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ短調 Op.121
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グリンカ/バラキレフ◎ひばり ●ピアノ・ソロ
チャイコフスキー◎懐かしい土地の思い出 Op.42
プロコフィエフ◎ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.94bis
Johannes Brahms: Intermezzo Op.119-1 (Piano solo)
Johannes Brahms: Scherzo from Sonata F.A.E.
Robert Schumann: Violin Sonata No.2 in D minor, Op.121
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Mikhail Glinka / Mily Balakirev: the Lark (Piano solo)
Pyotr Tchaikovsky: Memory of a Dear Place, Op.42
Sergey Prokofiev: Violin Sonata No.2 in D Major, Op.94bis
2016年ヴィエニャフスキ国際コンクール入賞をはじめ、日本音楽コンクールやオイストラフ国際コンクールなど、国内外のコンクールで優勝や入賞の実績を持つ。12歳で京都市交響楽団との共演を皮切りに、パリ管弦楽団やNHK交響楽団など数多くの国内外オーケストラと共演。15歳で初リサイタルをおこない、清水和音や上田晴子など第一線で活躍するピアニストと共演を重ねる。2024年4月にはサントリーホール大ホールにて「周防亮介の協奏曲“パガニーニ・ブルッフ・シベリウス”」と称して一夜で3曲の協奏曲を演奏するなど、その挑戦は止まらない。CDはオクタヴィア・レコードより『パガニーニ:24のカプリース』『歌う旅路』など5枚のアルバムをリリース。東京音楽大学特別特待奨学生として学び、在籍中にロームミュージックファンデーションの奨学生にも選ばれる。東京音楽大学を修了後、江副記念リクルート財団奨学生として、メニューイン国際音楽アカデミーに留学。ヴェンゲーロフ氏、カピュソン氏のもと研鑽を積んだ。
使用楽器は宗次コレクションより貸与されている1678年製ニコロ・アマティ。
ロシア出身。ハノーファー音楽演劇大学でウラジミール・クライネフに、パリのエコール・ノルマル音楽院でマリアン・リビツキに師事。1998年クライネフ国際コンクール優勝、2001年ロン=ティボー国際音楽コンクール第2位、07年エリザベート王妃国際音楽コンクール第4位、11年ルービンシュタイン国際ピアノコンクール第3位、同年第8回浜松国際ピアノコンクール優勝など多くのコンクールで優勝・入賞を重ねる。マリインスキー劇場管、ウクライナ国立フィル、都響、東響、新日本フィル、神奈川フィル、名古屋フィル、大阪フィル、関西フィル、京響等のオーケストラと、また、ゲルギエフ、レオシュ・スワロフスキー、井上道義、尾高忠明らと共演。またボロディン弦楽四重奏団、ダニエル・ロザコヴィッチ、諏訪内晶子、小川典子、庄司紗矢香、須川展也などと共演。「チャイコフスキー:四季、ピアノ・ソナタ」、「ショパン:練習曲集全曲」、「ムソルグスキー:展覧会の絵」、2015年東京で敢行されたスクリャービンのピアノ・ソナタ全曲演奏会のライブ等録音多数。2024年に浜松国際ピアノコンクールの審査員を務める。