19歳でのショパン国際ピアノコンクール最年少入賞から2026年でデビュー35周年。横山幸雄は、14時間に及ぶショパン全独奏曲演奏や、2日間でのベートーヴェン・全ピアノソナタ完遂といった、前人未到の峻険な嶺を越え続けてきました。近年は指揮や弾き振りを通じ、音楽の「骨格」をより強固に描き出す深化の境地にあります。その横山が全幅の信頼を寄せ、次代を担う理知的な名手として迎えるのが、ロン・ティボー国際コンクールで第3位、最優秀リサイタル賞と最優秀新曲賞を射止めた實川風です。
本公演は、二人が互いの知性と美学をぶつけ合う、極めて密度の高い対話の場となります。幕開けは、作曲家としての顔も持つ横山が自ら編んだ『祝祭序曲』。そしてショパンの深淵を描き出すそれぞれのソロを経て、物語は現代へと繋がります。實川による2台ピアノのための新曲初演は、創作と演奏を越境する二人の感性が共鳴する、本公演最大の白眉といえるでしょう。
後半、横山の卓越した構築力が光る『オマージュ・ア・ラフマニノフ』を経て、最後はラフマニノフの壮麗な組曲へ。
バッハの真髄を追求し続ける實川の静謐な情熱と、数々の金字塔を打ち立ててきた横山の盤石たるピアニズム。二人の才能が対等に溶け合い、2台のピアノが壮大なオーケストラへと昇華する瞬間は、聴く者の心に「音楽の継承と刷新」という深い感動を刻むでしょう。
S¥5,000 A¥4,000
2公演セット券¥10,500
(2026.10.31「神尾真由子&萩原麻未」公演)
◎メンバーズ先行予約の詳細は、フィリアホールWebサイト、またメンバーズの皆様にお送リしているダイレクトメールをご覧ください。
◎申込状況に応じて購入制限が生じることがありますので、何卒ご了承ください。
FAX・郵送◎2026年6月8日(月)18:00必着
Web◎2026年6月6日(土)11:00~6月8日(月)18:00
※先行予約は電話申込はございません。
2026年7月5日(日)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■未就学児の入場はお断りいたします。
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フィリアホールチケットセンター
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フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
東急株式会社
ピアノ◎横山幸雄
ピアノ◎實川風
YOKOYAMA Yukio - Piano
JITSUKAWA Kaoru - Piano
横山幸雄◎祝祭序曲(2台4手)
ショパン◎バラード 第1番 ト短調 Op.23 【横山ソロ】
ショパン◎ノクターン 第8番 変ニ長調 Op.27-2 【實川ソロ】
ショパン◎幻想曲 ヘ短調 Op.49 【實川ソロ】
實川 風◎2台のピアノのための新曲(初演)
横山幸雄◎オマージュ・ア・ラフマニノフ ~ヴォカリーズ~ 【横山ソロ】
ラフマニノフ◎組曲 第2番 Op.17(2台4手)
Yukio Yokoyama: Festive Overture (for 2 pianos, 4 hands)
Frédéric Chopin: Ballade No. 1 in G minor, Op. 23 (Solo: Yokoyama)
Frédéric Chopin: Nocturne No. 8 in D-flat major, Op. 27 No. 2 (Solo: Jitsukawa)
Frédéric Chopin: Fantaisie in F minor, Op. 49 (Solo: Jitsukawa)
Kaoru Jitsukawa: New Work for 2 Pianos (World Premiere)
Yukio Yokoyama: Hommage à Rachmaninoff ? Vocalise (Solo: Yokoyama)
Sergei Rachmaninoff: Suite No. 2, Op. 17 (for 2 pianos, 4 hands)
第12回ショパン国際ピアノコンクールにおいて歴代の日本人として最年少で入賞。19歳での入賞の記録はいまだに破られておらず、鮮烈なデビュー以降、日本を代表するピアニストとして国内外で活躍。2026年、デビュー35周年を迎えた。近年の代表的な活動としては、2010年ショパン生誕200年を記念して行われた14時間に及ぶショパンピアノ独奏曲全曲演奏会「入魂のショパン」は全編世界配信され、ギネス世界記録に認定された。また、ベートーヴェン生誕250年にあたる2020年には、2日間でピアノ・ソナタ全32曲を演奏するという偉業を達成。比類なき成果を積み重ねてきた、その卓越した完遂力において、比肩する存在は世界にも類を見ない。横山幸雄のライフワークともいえるシリーズ「入魂のショパン」ベートーヴェン・プラス」は、楽曲の時代背景や作曲家の人生をたどりながら作品を味わう構成で、毎年多くの聴衆を魅了し、全国各地で高く評価されている。また教育者としても多大な功績を残しており、数々の国際コンクール入賞者を育て上げているほか、故・中村紘子女史の遺志を継ぎ、日本パデレフスキ協会会長を務めるなど、音楽文化の継承と発展にも力を注いでいる。演奏家、教育者として以外に作曲家としての一面も持ち、近年は指揮者としての活動も始め、フレンド・オブ・ACO(愛知室内オーケストラ)にも任命されている。各地のオーケストラと指揮および弾き振りによる公演を重ね、演奏家・作曲家として培ってきた緻密な構築力と豊かな音楽性を指揮活動にも発揮している。自身のプライベートサロン「ビアンカーラサロン」で、毎月サロンコンサートやライヴ配信リサイタル「マイハートピアノライヴ」など様々な企画を展開。コンサートホールとは異なる、よりアットホームな空間で行う多彩な活動を通して音楽の魅力を伝えている。
2025年、最新CD「ラヴェル:ピアノ・ソロ作品全集(2枚組)】を発売。
幼少期より主要な国内コンクールでの優勝・入賞を続け、2015年ロン・ティボー国際コンクール第 3 位(フランス・1 位なし)、最優秀リサイタル賞、最優秀新曲賞。2016 年カラーリョ国際ピアノコンクールにて第1位を受賞した。本格的な演奏活動を開始し、別府アルゲリッチ音楽祭・仙台クラシックフェスティバル・上海音楽祭・ソウル国際音楽祭・ノアン・ショパンナイト(フランス)・アルソノーレ(オーストリア)などの国際音楽祭に客演する。NHKFM「リサイタルノヴァ」、NHK Eテレ「クラシック音楽館」、テレビ朝日「題名の無い音楽会」などメディアへの出演も多い。多彩な音色を引き出しバロック作品から現代作品まで幅広くレパートリーとするピアニストとして、近年はバッハとベートーヴェンを演奏活動の中心に据えており、2023年にはアルバム「Kaoru Jitsukawa plays BACH」をキングレコードよりリリースした。また、チェンバロ演奏にも取り組み、バッハ作品の研究を日々続けている。
弦楽器奏者との共演を数多く積んでおり、弦楽器のための作編曲も手掛けるなど、幅広い音楽活動を展開している。オーケストラとの共演も数多く、東京交響楽団、東京フィル、日本フィル、新日本フィル、東京シティ・フィル、神奈川フィル、大阪交響楽団、日本センチュリー交響楽団、名古屋フィル、千葉交響楽団、群馬交響楽団といった国内主要オーケストラのほか、パリ室内管弦楽団(フランス)、キャンベラ管弦楽団(オーストラリア)、クラクフ国立管弦楽団(ポーランド)などの海外オーケストラとも共演している。
東京藝術大学を首席で卒業し、同大学大学院(修士課程)修了、グラーツ芸術大学ポストグラデュエートを修了。2024年4月より、東京藝術大学器楽科ピアノ専任講師に任命され、後進の育成にも力を注いでいる。