小林沙羅©NIPPON COLUMBIA 福間洸太朗©Masaaki Hiraga
Saturday 16 March 2024, 14:00
土曜マチネシリーズ 第7回
Kobayashi Sara & Fukuma Kotaro "Einladung zum Deutsche Lieder" Vol.1
名手二人がたどる、ドイツ歌曲の大いなる歴史。
オペラの最前線で大活躍する一方、歌曲にもライフワークとして取り組んでいる小林沙羅。名曲とともに、現代作品を含むこれまで陽の当たらなかったレパートリー開拓にも積極的に取り組む福間洸太朗。この名手二人による、フィリアホール初の、ドイツ・リートを体系的に紹介する3年・全3回の新シリーズが始まります!
ともに欧州で研鑽を積んだ二人とも、豊かなリートの魅力を紹介するに相応しい実力の持ち主。以前から共演経験はありつつ、ドイツ歌曲のみをこれだけ集中的に取り上げるのは初であり、彼らにとってもひとつの挑戦。様々な選択肢の中でどの道を選ぶのか、期待がふくらむところです。
そんな中小林沙羅が初回に選んだテーマは「グスタフ・マーラーとリヒャルト・シュトラウス(アルマ・マーラー、ヴォルフ、ワーグナー)」! 初回にしてクライマックスというべき、ドイツ歌曲の歴史の中でも最も複雑な諸相を見せる、19世紀末~20世紀初頭の作品群が最初の主題に選ばれました。
ここからはじまる「うた」の旅、二人はどのように歩んでいくのでしょうか…乞うご期待!
FAX・郵送◎2023年9月11日(月)18:00必着
Web◎2023年9月9日(土)11:00~9月11日(月)18:00
※先行予約は電話申込はございません。
2023年10月21日(土)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない諸手数料等は、公演の中止・延期等における
チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
東急株式会社
ソプラノ◎小林沙羅
ピアノ◎福間洸太朗
Kobayashi Sara, soprano
Fukuma Kotaro, piano
グスタフ・マーラー◎
歌曲集『若き日の歌』より
春の朝
思い出
歌曲集『子どもの不思議な角笛』より
ラインの伝説
トランペットが美しく鳴り響くところ
アルマ・マーラー◎
歌曲集『5つの歌曲』より
私の父の庭に
リヒャルト・シュトラウス◎
万霊節
解放
セレナーデ
ツェツィーリエ
フーゴ・ヴォルフ◎
『メーリケ歌曲集』より
彼だ
『ゲーテ歌曲集』より
ミニヨン~知っていますか?あの国を
リヒャルト・ワーグナー◎
『ヴェーゼンドンク歌曲集』
天使
止まれ、静まれ!
温室にて
苦しみ
夢
Gustav Mahler:
from “Lieder und Gesänge aus der Jugendzeit”-
Frühlingsmorgen
Erinnerung
from “Des Knaben Wunderhorn”-
Rheinlegendchen
Wo die schönen Trompeten blasen
Alma Maria Mahler-Werfel:
from “5 Lieder”-
In meines Vaters Garten
Richard Strauss:
Allerseelen Op.10-8
Befreit, Op.39-4
Ständchen, Op.17-2
Cäcilie, Op.27-2
Hugo Wolf:
from “Gedichte von Eduard Mörike”-
Er ist‘s
from “Goethe Lieder" -
Mignon - Kennst du das Land?
Richard Wagner:
Wesendonck Lieder
Der Engel
Stehe still!
Im Treibhaus
Schmerzen
Träume
★全演奏予定曲を公開しました。(3/8)
東京藝術大学及び同大学院修了。2010~15年ウィーンとローマにて研鑚を積む。2012年ブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』で欧州デビュー。多くの新作オペラ初演を務める他、2015年及び2020年野田秀樹演出『フィガロの結婚』、2017年藤原歌劇団『カルメン』、2019年全国共同制作オペラ『ドン・ジョヴァンニ』、同2021年『夕鶴』、姫路市文化コンベンションセンター『千姫』、2023年井上道義『降福からの道』、7月兵庫県立芸術文化センター『ドン・ジョヴァンニ』など話題作に続々出演。
リサイタルも各地で行い2019年2月にはロンドンのウィグモア・ホールにてソロリサイタルを開催。英、独、仏、伊、日、5カ国の作品を歌唱、現地評で絶賛される。
また、マーラー交響曲第4番、フォーレ「レクイエム」ほかソリストとして多くのオーケストラと共演。
2019年サードアルバム「日本の詩(うた)」をリリース。2017年第27回出光音楽賞、2019年第20回ホテルオークラ賞受賞。日本声楽アカデミー会員。藤原歌劇団団員。大阪芸術大学准教授。
20歳でクリーヴランド国際コンクール日本人初の優勝およびショパン賞受賞。
パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学にて学ぶ。これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、サントリーホールなどでのリサイタルの他、クリーヴランド管、イスラエル・フィル、NHK交響楽団など著名オーケストラと多数共演。
CDは「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」(ナクソス)などをはじめ多数録音しており、2023年4月21日にはNAXOS JAPANより19枚目のCD「幻想を求めて~スクリャービン&ラフマニノフ」をリリースした。また、ラジオのパーソナリティや自身のYouTubeチャンネルでは、演奏動画、解説動画、ライブ配信などで幅広い世代から注目されている。
多彩なレパートリーと表現力、コンセプチュアルなプログラム、また5か国語を操り国内外で活躍中。テレビ朝日系「徹子の部屋」や「題名のない音楽会」、NHK-TV「クラシック
音楽館」などにも出演。第39回日本ショパン協会賞受賞。