2023年度から始まったレクチャー&コンサート・シリーズ「横濱音楽物語」。第2回の今年、焦点を当てるテーマは「ピアノ!」2回にわたる講座の1回目では、西洋楽器の普及拠点となった地・横浜で、ピアノ(洋琴)の取引と製造が盛んに行われた当時の歴史と状況についてレクチャー&トークでご紹介します。
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「横浜」と「西洋」、音楽・文化・アートが交差する
コンサート&レクチャー・シリーズ
"横濱音楽物語(ヨコハマ・オンガク・モノガタリ)"
(全6回予定)
安政6年(1859)、東海道からも外れた寒村に港がつくられたとき、
世界に向けて大きな扉が開かれた…。
ここ「横浜」から、ありとあらゆる西洋文明が、まさに怒濤のように
日本にもたらされたのです。
街を行き交う異人たちのきらびやかなドレスや洒落た小物。
横浜浮世絵と呼ばれた色鮮やかな錦絵に描かれた情景や、
外国人居留地の劇場から聞こえてくるのは、えもいわれぬ甘美な旋律。
日本のクラシック音楽の歴史は、まさに、
ここ「横浜」からはじまったのです。
明治から百五十年。
いま、日本における西洋は何かを、音楽からみつめなおす
「横濱音楽物語」が、フィリアホールではじまります。
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第1回◎ 再現!黎明期のクラシック演奏会 in 横浜 @2023.7.29(土)
第2回◎ 日本ピアノ誕生物語 in 横浜 @2024年6月~コンサート&講座開催
第3回◎ ヨコハマ「うた」物語
第4回◎ 横浜現代作曲家探訪
第5回◎ 横浜オーケストラ物語
第6回◎ 横浜・青葉台・フィリアホール~田園都市と音楽文化
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※各回の詳細は決定次第発表いたします。
聴講無料(要事前申込)★定員に達したため締切
◎聴講ご希望の方は、必ずフィリアホールチケットセンターお電話または窓口で事前申込を行ってください。
◎お席は自由席です。
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
2024年4月29日(月)11:00~ 定員に達し次第受付終了
※電話・窓口でのみ受付
★定員に達したため締切しました。
定員◎40名(未就学児入場不可)
フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
浦久俊彦事務所(一般財団法人欧州日本藝術財団)
講師◎浦久俊彦(文筆家・文化芸術プロデューサー)
司会◎芥川純一(フィリアホール館長)
※ピアノ演奏はございませんのでご了承ください。
「ピアノの歴史」に焦点を当てたテーマに基づき、2回にわたる講座の1回目では、西洋楽器の普及拠点となった地・横浜で、ピアノ(洋琴)の取引と製造が盛んに行われた当時の歴史と状況についてレクチャー&トークでご紹介します。
文筆家、文化芸術プロデューサー。パリを拠点に文化芸術プロデューサーとして活躍。帰国後、三井住友海上しらかわホールのエグゼクティブ・ディレクターを経て、現在、浦久俊彦事務所代表。一般財団法人欧州日本藝術財団代表理事、代官山未来音楽塾塾頭、三島市文化アドバイザーなど、その活動は多岐にわたる。2021年3月、サラマンカホール音楽監督として企画した『ぎふ未来音楽展2020』が、サントリー芸術財団第20回佐治敬三賞を受賞した。
著書に『138億年の音楽史』(講談社)、『フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか』『悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト』『ベートーヴェンと日本人』(以上、新潮社)、『オーケストラに未来はあるか(指揮者・山田和樹との共著)』(アルテスパブリッシング)など。最新刊は『リベラルアーツ~「遊び」を極めて賢者になる』(集英社インターナショナル)。