仲道郁代&ウェールズ弦楽四重奏団が「ピアノ五重奏」に焦点を当て大作曲家の作品をご紹介する5回シリーズ、折り返しの第3回でご紹介するのはシューマン作品です。
シューマンのピアノ五重奏曲といえば、歴代の同編成作品の中でも最も愛される傑作として知られ、シューマン作品の歴史中でも「室内楽の年」と呼ばれる多数の傑作群が生まれた1842年に生み出された重要な作品です。フィリアホールで過去シューマン作品をシリーズで集中的に紹介した仲道ですが、その際には紹介しなかったこの五重奏曲を、ウェールズQとの精緻なアンサンブルで聴けるのはまたとない機会!そこに組み合わされるのは、あの「子供の情景」と、五重奏曲と同年に作曲されながら演奏頻度が未だ高いとは言えない弦楽四重奏曲第3番。「音の言葉」と付されたサブタイトルとあわせて、どのような音世界が繰り広げられるのか、ぜひご期待ください。
FAX・郵送◎2025年9月8日(月)18:00必着
Web◎2025年9月6日(土)11:00~9月8日(月)18:00
※先行予約は電話申込はございません。
2025年10月4日(土)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない一部諸手数料等は、公演の中止・延期等における
チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
東急株式会社
ピアノ◎仲道郁代
NAKAMICHI Ikuyo, piano
ウェールズ弦楽四重奏団
1stヴァイオリン◎﨑谷直人
2ndヴァイオリン◎三原久遠
ヴィオラ◎横溝耕一
チェロ◎富岡廉太郎
Verus String Quartet:
SAKIYA Naoto, 1st Violin
MIHARA Hisao, 2nd Violin
YOKOMIZO Koichi, Viola
TOMIOKA Rentaro, Cello
シューマン
子供の情景 Op.15 ★ピアノ・ソロ
弦楽四重奏曲 第3番 イ長調 Op.41-3
ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44
Robert Schumnann:
Kinderszenen Op.15
Streichquartett Nr.3 A-Dur Op.41-3
Klavierquintett Es-Dur Op.44
日本音楽コンクール第1位、ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、エリザベート王妃国際音楽コンクール第5位入賞。ピッツバーグ響、バイエルン放送響、フィルハーモニア管、ドイツ・カンマーフィル、ハンガリー国立フィル等、海外のオーケストラと共演多数。CD はレコード・アカデミー賞受賞CDを含む「仲道郁代ベートーヴェン集成?ピアノ・ソナタ&協奏曲全集」「ドビュッシーの見たもの」「ザ・ラスト・モーツァルト」他。著書に『ピアニストはおもしろい』(春秋社)等。ベートーヴェン没後200周年の2027年に向けて「仲道郁代The Road to 2027 リサイタル・シリーズ」を展開中。
一般社団法人音楽がヒラク未来代表理事、一般財団法人地域創造理事、桐朋学園大学教授、大阪音楽大学特任教授。令和3年度文化庁長官表彰、ならびに文化庁芸術祭「大賞」を受賞。
第1ヴァイオリン◎﨑谷直人 Sakiya Naoto, 1st violin
第2ヴァイオリン◎三原久遠 Mihara Hisao, 2nd violin
ヴィオラ◎横溝耕一 Yokomizo Koichi, viola
チェロ◎富岡廉太郎 Tomioka Rentaro, cello
桐朋学園の学生により2006年に結成。08年、ARDミュンヘン国際音楽コンクールにて第3位。09年、王子ホールにて正式なデビュー公演を行う。京都・青山音楽賞を受賞。11年、バーゼル・オーケストラ協会(BOG)コンクールにて“エクゼコー”賞を受賞、第7回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位に入賞。12年、バーゼル音楽院を修了し、13年より日本を拠点に活動。14年からはレジデント・アーティストとしてHakuju Hallで全3回のシリーズを担当。16年には神奈川フィルとの共演でコンチェルト・デビューを果たし、17年は名古屋フィル定期演奏会にソリストとして出演した。
これまでにボザール・トリオの創設者メナヘム・プレスラーをはじめ、小林道夫、リチャード・ストルツマン、ポール・メイエ、アレクサンダー・ロマノフスキー等と共演。