小林沙羅©NIPPON COLUMBIA
福間洸太朗©KoutarouWashizaki
Saturday 07 March 2026, 14:00
土曜マチネシリーズ 第23回
KOBAYASHI Sara & FUKUMA Kotaro "Einladung zum Deutsche Lieder" Vol.3
歌を巡る旅の果てにある古典と革新、変化と普遍。
小林沙羅&福間洸太朗の息の合ったデュオが3回にわたって異なる切り口でドイツ・リートの魅力をご紹介してきたこのシリーズも、いよいよ最終回を迎えます。
最終回で取り上げられる作曲家は、時代が大きく二つに分かれます。片方はモーツァルトとベートーヴェン。オペラを別として、歌曲・リート作品は器楽曲に比べて注目されることが少ないこの古典派の大作曲家二人をどのような切り口で紹介するのか? 期待が高まります。そして一方では対照的に、ツェムリンスキー、そしてシェーンベルク・ベルク・ウェーベルンの「新ウィーン楽派」と、20世紀末ウィーンを代表する作曲家たちの今なお鮮烈な作品。同じ土地に根差しながら、時代によって異なる姿を見せる名曲たちをもって、このリートの旅は、どんなフィナーレを迎えるでしょうか…。
FAX・郵送◎2025年9月8日(月)18:00必着
Web◎2025年9月6日(土)11:00~9月8日(月)18:00
※先行予約は電話申込はございません。
2025年10月4日(土)11:00~
※発売初日は電話・Webでのみ受付
■曲目・出演者・料金・発売日等やむを得ず変更させていただく場合があります。
■未就学児の入場はお断りいたします。
■青葉台東急スクエアの駐車券のサービスはございません。
■車椅子席をご希望の方は、チケット申込の際お知らせください。
■チケット定価に含まれない一部諸手数料等は、公演の中止・延期等における
チケット料金の払戻しの対象にはなりません。何卒ご了承ください。
フィリアホールチケットセンター
☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
東急株式会社
ソプラノ◎小林沙羅
ピアノ◎福間洸太朗
KOBAYASHI Sara, soprano
FUKUMA Kotaro, piano
モーツァルト◎
すみれ / ラウラに寄せる夕べの想い
ベートーヴェン◎
アデライーデ / 太鼓は響く! /
喜びあふれ悲しみあふれ / うずらの鳴き声
ツェムリンスキー◎
至福の時
シェーンベルク◎
期待
ガラテーア
「架空庭園の書」より 第1曲
ベルク◎
ナイチンゲール
私の両目を閉ざしてください(1907年版および1925年版)
ウェーベルン◎
「四つの歌曲」Op.12
他
※曲目・曲順は変更が生じる場合がございます。
東京藝術大学及び同大学院修了。2010?15年ウィーンとローマにて研鑚を積む。2012年ブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』で欧州デビュー。多くの新作オペラ初演を務める他、2015年及び2020年野田秀樹演出『フィガロの結婚』、2017年藤原歌劇団『カルメン』、2019年全国共同制作オペラ『ドン・ジョヴァンニ』、同2021年『夕鶴』、姫路市文化コンベンションセンター『千姫』、2023年井上道義『降福からの道』、7月兵庫県立芸術文化センター『ドン・ジョヴァンニ』など話題作に続々出演。リサイタルも各地で行い2019年2月にはロンドンのウィグモアホールにてソロリサイタルを開催。英、独、仏、伊、日、5カ国の作品を歌唱、現地評で絶賛される。また、マーラー「交響曲第4番」、フォーレ「レクイエム」ほかソリストとして多くのオーケストラと共演。2019年サードアルバム「日本の詩(うた)」をリリース。2017年第27回出光音楽賞、2019年第20回ホテルオークラ賞受賞。日本声楽アカデミー会員。藤原歌劇団団員。大阪芸術大学准教授。
20歳でクリーヴランド国際コンクール日本人初の優勝およびショパン賞受賞。パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学にて学ぶ。これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、サントリーホールなどでのリサイタルの他、クリーヴランド管、イスラエル・フィル、NHK交響楽団など著名オーケストラと多数共演。CDは多数録音しており、2023年にリリースした「幻想を求めて ? スクリャービン&ラフマニノフ」(ナクソス)は欧州のInternational Classical Music Awardsにノミネートされた。2024年9月、通算20作目のCD「ショパンの想い出」(ナクソス)が日欧同時発売。また、ラジオのパーソナリティや自身のYouTubeチャンネルでは、演奏動画、解説動画、ライブ配信などで幅広い世代から注目されている。多彩なレパートリーと表現力、コンセプチュアルなプログラム、また5か国語を操り国内外で活躍中。テレビ朝日系「徹子の部屋」や「題名のない音楽会」、NHK-TV「クラシック音楽館」などにも出演。第39回日本ショパン協会賞、2024年スペインのアルベニス・メダルを受賞。2024年、日本デビュー20周年を迎え、全国10ヵ所での記念リサイタルツアーを行い、各地で好評を博し、高い評価を得た。